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用途に適したトラックを選ぼう!~架装の種類とそれぞれのメリット・デメリット~

用途に適したトラックを選ぼう!~架装の種類とそれぞれのメリット・デメリット~

「トラック」と一口に言っても、様々な種類があります。

トラックの種類は主に「車両に積載されている装備=架装」によって決まります。架装の特徴を理解したうえで適切な架装を選ばなければ、せっかく中古トラックを買ってもあとから使えないという事態になりかねません。

ここでは全21種に分けて、トラックの架装とそれぞれのメリットやデメリットなどを解説します。

平ボディは汎用性が武器

平ボディはフラット型の荷台を積載したトラックです。

積荷の寸法や積み下ろしの方法などの面で、全トラック中最も制約が少ないという高い汎用性が強みとなっています。

ただし荷台に屋根がついていないため、雨風にさらされても問題ない積荷しか運ぶことができません。

また積荷の積載・固定を緻密にしておかなければ、走行中に破損したり、落下したりする危険性もあります。

なお、荷台の後部に「テールゲートリフター」と呼ばれる装置があれば、荷物を楽に荷台に積み下ろしができるようになります。

バンボディは荷物を確実に守れる

トラックにおけるバンボディは荷物を守れる

バンボディはアルミ製の箱型架装を積載したトラックです。雨風からの保護はもちろん、平ボディのように落下の心配がないので荷積みが比較的簡単な点もメリットです。

また架装部分に店名や社名などのロゴを描いた場合の広告効果も、平ボディよりも高くなります。

ただし、バンボディには温度管理の機能が備わっておらず、内側の板はベニヤ板が主流なため、積荷によっては様々な工夫が必要となります。汎用性が高い反面、特筆する機能がない点はデメリットと言えるでしょう。

保冷車は荷室に断熱構造を備えている

保冷車は断熱構造を備えた箱型架装を積載したトラックです。

場合によっては外気温よりも荷室内の気温が高くなってしまうバンボディの欠点を補われているため、青果物や精密機械などを運搬することができます。

ただしあくまで「保冷」にすぎないため、時間が経てば荷室の温度は上昇し、積荷にも影響が生じます。したがって要冷蔵品・要冷凍品の運搬はできません。

冷凍車・冷蔵車は荷物を「新鮮に」運べる

冷凍車・冷蔵車は荷物を「新鮮に」運べる

冷凍車は冷凍装置を備えた箱型架装を積載したトラックで、荷室温度を?18℃から?30℃に維持できます。

一方冷蔵車は荷室温度を0℃から+5℃の間で維持できる冷蔵装置を積載しています。

冷凍車は冷凍食品や精肉、冷凍魚介類やアイスクリームなどの運搬に、冷蔵車は鮮魚や生肉、野菜などの運搬に利用されます。

冷凍車・冷蔵車で注意すべきは、冷却装置のメンテナンスです。冷却装置が故障してしまえば、積荷はもちろん会社全体の大きな損失に発展しかねません。

そのため冷凍車・冷蔵車を運用する場合は、こまめな点検と自社メンテナンス、あるいは業者のメンテナンスが必要不可欠です。

ウィングボディは荷物の積み下ろしがしやすい

ウィングボディは荷室の側面が羽のように跳ね上がり、横から積荷の積み降ろしができる箱型架装を積載したトラックです。

通常のバンボディの場合扉は後部にあります。するとフォークリフトは荷室の入り口までしか積荷を運べないため、スペースを有効活用できません。しかしウィングボディなら側面からフォークリフトで積み下ろしができるため、より効率的に作業ができます。

デメリットは通常のバンボディと比べ、最大積載重量が少なくなる点です。これは荷室の側面を開閉するためのモーターや油圧装置などを備えているからです。

またウィングボディの天井部は開閉によって疲弊しやすく、長く使うにつれて雨漏りをする可能性があります。そのため点検・メンテナンスが必要不可欠です。

幌ウィングは荷台を軽量化できる

幌ウィングは荷台を軽量化できる

幌ウィングは荷台を幌で覆った荷室を持つトラックです。

基本的な特徴は通常のウィングボディと同じですが、アルミの板で作られることの多いウィングボディに比べ、幌ウィングは軽量性に優れています。したがって最大積載量もより大きくなります。

また通常のウィングボディに比べて安価に購入できる点もメリットです。しかし雨風・降雪に弱いなど、強度の点では幌ウィングが劣るため、取り扱いやメンテナンスには注意が必要です。なお多少の破損なら、補修テープなどを使えば自前で修理することもできます。

リンボーバンは荷台の高さが調節可能

リンボーバンは車高が調節できる箱型架装を積載したトラックです。高さ制限のあるガード下や地下駐車場に対応可能ですし、高さのある大型家具などの積荷も天井を高くすれば立ったまま作業ができます。

ただし荷台を調整するための装置があるため、通常のバンボディと比べると最大積載量が小さくなってしまうというデメリットがあります。

軽トラックの魅力は「圧倒的安さ」

軽トラックの魅力は「圧倒的安さ」

軽トラックは軽自動車の規格を満たしたトラックです。

メリットは何と言っても「安さ」です。車体価格はもちろん、燃費も良く、各種税金も通常のトラックに比べて非常に安くなっています。また地方では軽トラックをベースとしたパッカー車が走っていることもありますが、こうした汎用性の高さも魅力の一つです。

ただしあくまで軽自動車なので、最大積載重量や馬力などは通常のトラックに比べて劣ります。

ダブルキャブは「人がたくさん乗れるトラック」

ダブルキャブは座席シートを2列以上にして、人を4人以上載せられるようにしたトラックです。

メリットは通常のトラックに比べてより多くの人員を一度に運べるうえ、後部には積荷を積載できるという点です。

デメリットはシートが増えたぶんだけ荷台が狭くなっているため、通常のトラックよりも積載容量が小さいという点です。ただしこの問題は、荷台部分がもともと長い車体にダブルキャブを載せれば解消できます。

トレーラーならもっとたくさん運べる

トレーラーならもっとたくさん運べる
トレーラーは10トンクラスの大型トラックよりも多くの荷物を一度に運搬できるトラックです。

トレーラーは運転席やエンジンがある「トラクタ」と、トラクタにけん引される荷室部分である「トレーラー(被牽引車)」から構成されています。

トレーラーには全体の長さが16.5m以下の「セミトレーラー」と、トレーラーを連結して走る全長18m以下の「フルトレーラ」のほか、特殊な積荷を運ぶ「特種トレーラー」があります。

なお、車両重量750kgを超えるトレーラーを運転するためにはけん引き免許が必須となります。

タンクローリーは液体や気体も運べる

タンクローリーは液体や気体も運べる

タンクローリーは架装部分に油槽=タンクを積載したトラックです。油槽を使えば石油やガスなどの運搬が可能になります。油槽内は何室かに分かれているため、荷室ごとに別の液体を運ぶこともできます。

タンクローリーを運転するためには大型免許が必要で、車両重量が750kg以上の場合は別途「けん引き免許」も取得していなくてはなりません。さらにガソリンなどなら「危険物取扱者4種」、毒物なら「毒物劇物取扱責任者」など、運ぶものによっては別の資格を取得する必要もあります。

車両運搬車なら手軽に車両を移動させられる

車両運搬車は車両を積み込むための架装を備えたトラックです。積載台数が1台の車両運搬車を「ローダー(もしくはトランポ)」、2台から5台は「単車」、最大6台までは「トレーラー」と呼ばれます。

車両運搬車を使えば、比較的手軽に公道で自走できない、あるいは走行させたくない車両を移動させることが可能です。

ただしローダー以上を運転するためには大型免許が必要で、トレーラーを運転するためにはけん引免許も必要となります。

バルク車は粉粒体が運べる

バルク車は正式名称を「粉粒体運搬車」といい、粉や粉状の物質(粉粒体)を運搬するための架装を備えたトラックです。荷台部分がタンクになっており、内部はタンクローリーと同様に複数の荷室に分かれています。そのためセメント、焼却灰、石灰、グラニュー糖、小麦など、様々な種類の積荷を一度に運搬できます。

食料品専用のバルク車もあり、衛生管理を容易にするための消毒殺菌装置などの機能を備えています。

重機運搬車は工事現場で大活躍

重機運搬車は工事現場で大活躍

重機運搬車は工事現場で使うパワーシャベルなどの重機を運ぶための架装を備えたトラックです。

重機は各々の機能に特化しているため、公道を自走するのに向いていません。重機運搬車を使えばこの欠点を補うことができるのです。

重金運搬車には車体を後傾させて重機を積み込む「セルフローダー」と、荷台だけを後傾させて重機を積み込む「ヒップリフター」のほか、荷台をフラットなままスライドさせて重機を積み込む「セーフティローダー」があります。

積載時の安全性が一番高いのはセーフティローダーですが、そのぶん仕組みが複雑化しているため架装の重量が大きくなってしまい、最大積載量が小さくなるというデメリットもあります。

ミキサー車は生コンクリートが運べる

ミキサー車は架装部分に「ミキシングドラム」という装置を備えたトラックです。ミキシングドラムは絶えず回転することで生コンクリートの変質を防ぐことができます。そのため土木建築現場において、ミキサー車は必要不可欠な存在です。

ただし、ミキシングドラムが回転させる油圧機構には作動油が必要ですし、駆動部には絶えず高荷重がかかります。そのためミキサー車には定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

パッカー車はゴミを圧縮しながら積みこめる

パッカー車はゴミを圧縮しながら積みこめる

パッカー車はゴミ収集車、塵芥収集車と呼ばれ、架装部分に効率よくゴミを収集するための装置を備えたトラックです。

装置には荷室の奥へゴミを強力なパワーで圧縮する「プレス式」、プレートによって荷室に押し込んでいく「巻き込み式」、円形のドラムを回転させてゴミを積み込む「ロータリー式」があります。プレス式、巻き込み式、ロータリー式の順番で積載能力が低下しますが、ロータリー式には「連続してゴミを投入しやすい」「汚水が飛び散りにくい」というメリットがあります。

なお、パッカー車を使ってゴミ収集業を行う場合、パッカー車の定期点検・整備は義務となっているので、注意が必要です。

コンテナ車は「コンテナ専用トラック」

コンテナ車は「貨物輸送用の金属製の荷箱=コンテナ」を直接積載できる装置を備えたコンテナ専用トラックです。コンテナの中身を取り出して積み替える手間が省けるため、作業を効率化できます。

ただしコンテナは金属でできているため、空でも相当な重量があります。これを運ぶだけでも相当な燃料費がかかります。またほとんどのコンテナ車の燃料タンクは300L以上の大容量です。燃料の重量だけでも燃費に大きく影響するため、運搬の際は必要最低限の燃料で走行するよう注意も必要です。

散水車は道路やトンネル掃除に大活躍

散水車は道路やトンネル掃除に大活躍

散水車は架装部分に水を入れるための大きなタンクと、それを散水するための装置を備えたトラックです。主に道路やトンネルの清掃などに活躍します。

散水装置には用途に応じて使い分けられるように、車体の下から放水するタイプとホースを使って放水できるタイプがあります。

またタンク容量が3,000Lまでなら普通免許で運転できる点も、運用の点ではメリットと言えるでしょう(旧運転免許なら4,000Lまで)。

ウォークスルーは宅配便にもってこい

ウォークスルーは運転席から荷室までを、歩いて通り抜けられる(ウォークスルー)にしたトラックです。

車から降りて荷室に入る手間が省けるほか、荷室の天井は立ったまま作業ができる高さが確保されているため、積荷の仕分けも効率化できます。乗り降りと荷物の仕分けが頻繁になる宅配業務などには最適なトラックと言えるでしょう。

ダンプ車は土砂を簡単に下ろせる

ダンプ車は土砂を簡単に下ろせる

ダンプ車は、荷台を後ろに傾けられるトラックです。

土砂や産業廃棄物などを平ボディに積んでしまうと、これを下ろすときは人力に頼る必要があります。これでは時間も労力も無駄になってしまいます。そこでダンプ車を使えば、荷台を傾けるだけで積荷を下ろすことができるため、作業効率が向上します。

一方、油圧機構を作動させるための作動油が必要ですし、荷台の容積が最大積載量÷1.6を超えるものは土砂運搬に使えないなど、運用には注意も必要です。

なおダンプ車には後ろと左右に積荷を下ろせる「三転ダンプ」、ウッドチップ運搬専用の「チップダンプ」、土砂運搬に使えないぶん深い荷台を持つ「深ダンプ」の3種類があります。

超重量車なら橋桁も運べる

超重量車(もしくは超寸法車)は、通常の特殊車両よりも大幅に重量・寸法の面で大きいトラックです。

橋桁などの非常に重く、大きいものを運ぶためのもので、それを支えるための大量のタイヤが特徴です。

走行するためには個別審査が必須で、警察などの関係機関との協議や現地立会いなどが必要になる場合もあります。また許可申請を自分で行わない場合は、行政書士などに依頼する必要もあります。

まとめ

目的に合わせて中古トラックを選ぼう

外見は同じようでも、トラックは架装によって用途が全く違う場合があります。また特定の積荷を運ぶには、積荷に応じたトラックを運用しなければならない場合もあります。目的にぴったりの中古トラックを選ぶためには、事前に自分がどのような用途でトラックを使うのかをはっきりさせておかなくてはなりません。

もし「こういう目的でトラックが欲しいが、どんなトラックを選べばいいかわからない」という場合は、専門知識を持ったお店のスタッフに質問すれば、わかりやすく説明してくれるはずです。中古トラック選びで失敗しないためにも、わからないことは迷わず質問するようにしましょう。

ベテランスタッフが用途に合ったトラックをご提案します。

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