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人気の中古タンク車のベース車両メーカーとモデル、中古車両購入時のチェックポイントを紹介!

人気の中古タンク車のベース車両メーカーとモデル、中古車両購入時のチェックポイントを大紹介!

飲料水や液体の食材、消防法で定められる液体燃料、化学薬品や高圧で液化させたガスなどタンク車に積載する積み荷は形のない液状のものばかりでタンク車は一般的なトラックとは全く異なる特徴を持つ貨物自動車です。

特殊車両だけに車両価格が高額となり新車購入のハードルは高めですが、中古トラック市場への流入もあるので、中古タンク車でタンク車の導入を行うケースも珍しくありません。中古タンク車購入に役立つタンク車の特徴や人気ベース車両メーカーとモデル、中古車両購入時のチェックポイントなどを紹介します。

荷台部分に積載するのは液体だけではない!タンク車とは?

荷台部分に積載するのは液体だけではない!タンク車とは?
タンク車で運ぶものと言えば液体状のものをイメージします。確かに飲料水や液状の食材、液体燃料や化学薬品など液体状のものをタンク車に積載するケースが一般的ですが、既にふれたとおり高圧で液状にしたガスなど通常は液体ではない積み荷もタンク車に積載されています。

タンク車に積載される積み荷は

タンク車の積み荷は「液体状のもの」というイメージを漠然と持つ方が多いと思いますが、実はタンク車は積み荷の特性によってタンク構造が異なり、積み荷に合わせた構造のタンク車が存在することからタンク車の積み荷は形のない液体・気体・粉体など多岐に及びます

気体と言っても高圧で液化させたものをタンク車に積載するため、積載時には液状になっていますが標準大気圧では気化してしまうので気体を積載していると言っても良いでしょう。またタンク車は小麦粉などの食材やセメントなど粉体の運送にも用いられているのでタンク車の積載物は液体・気体・粉体だと考えられます。

積み荷によってタンク部分に用いられる素材が異なる

タンク車のタンク部分は鋼板製で作られたものやアルミ合金、ステンレス素材などさまざまな素材で作られています。タンクの素材は積み荷の特性に合わせたもので、ガソリンスタンドなどで目にする燃料ローリーは鋼板製、飲料水や液状の食材運送を行うのはステンレス製、化学薬品の運送にはステンレスやFRP場合によってはチタン製など化学変化に強い素材が用いられています。

タンク車はトラックメーカーではなく架装メーカーで作られる

タンク車はトラックメーカーではなく架装メーカーで作られる

荷台部分にタンクを搭載したタンク車はトラックメーカーが製造販売する物ではなく、タンク部分を製造するタンクメーカーや架装メーカーが製造し販売を行っています。国内でタンク車の製造を行うメーカーは10社以上存在しますが、主要メーカーとして次の6社が挙げられます。

  • 日本車両製造
  • 昭和飛行機工業
  • 新明和工業
  • 極東開発工業
  • 富士車輛
  • 矢野特殊自動車

燃料タンク車は車検以外にも消防法の検査が必要となる

最も目にする機会が多い代表的なタンク車としてガソリンや軽油、灯油などの輸送を行う燃料タンク車が挙げられますが、燃料タンク車に積載する液体燃料は消防法で定められる危険物で、燃料タンク車は消防法で移動タンク貯蔵所として扱われる危険物施設に該当します。

このため燃料タンク車は通常の車検以外に消防法の規制を受け、タンク本体は水張検査と呼ばれる消防検査に合格する必要があります。水張検査に合格することで危険物を貯蔵・運送を行うことができるようになり、合格したタンク車には検査を行った消防署から水張検査済証の書類と銘板が発行されます。

意外と複雑なタンク車の構造とは?

意外と複雑なタンク車の構造とは?
タンク車は漠然とイメージすることができても多くの方が「タンク車はどのような形をしているか?」と問われると具体的な形を説明することが難しいのではないでしょうか?タンク車は横置き円筒形のタンクをトラックの荷台部分に搭載していますが、既に紹介したとおり積載物によってタンクの素材や構造が異なります。

タンク車のタンク形状が円筒形の理由は?

タンク車のタンク形状が横置きの円筒形であるのは、曲線を使用した構造の方が直線的な構造よりも積み荷の荷重を分散させることができることが理由として挙げられます。しかし標準大気圧で積荷を取扱う飲料水や液体などの非危険物の運送を行うタンク車や危険物である燃料類、化学薬品の運送を行うタンク車のタンクは上下が扁平な楕円形であるものが多い傾向にあります

これに対して高圧で気体を液化させて運送する高圧ガスタンク車は気体にかけた圧力がまんべんなくタンクに分散するように真円のタンクが横置きで搭載されています。タンクの形状から標準大気圧で扱われる積み荷か高圧で扱われる積み荷かを判断することができます。

燃料タンク車はタンクの板厚にも規定がある

危険物施設として消防法の規制を受ける燃料タンク車はタンクの板厚に関しても3.2mm以上の鋼板製である必要があると消防法で定められています。

移動タンク貯蔵所(政令第15条第1項)
2.2.1タンクの材質及び板厚
移動タンクの材質及び板厚は、政令第15条第1項第2号に定める厚さ3.2mm以上の鋼板の基準材料をJISG3101に規定される一般構造用圧延鋼材のうちのss400(以下「ss400」という。)とし、板厚3.2mm以上の鋼板製タンクで消防の水張検査に合格したもののみが燃料タンク車に搭載されるタンクとして使用されます。

中古タンク車購入時のチェックポイントとは?

中古タンク車購入時のチェックポイントとは?

荷台部分にタンクを搭載するタンク車の車両価格は決して安いものではなく、新車の製作にはトラックメーカーと架装メーカーが関わるため納車までに時間がかかる傾向にあります。いわば受注生産のオーダーメイドに近い形で製造されるタンク車ですが、中古トラック市場への流入もあるため中古トラック販売店で中古タンク車を購入することで効率的にタンク車の導入が行えます。

しかし中古車両である以上購入の際には、車両のチェックをしっかり行う必要があります。中古タンク車のチェックポイントは次のとおりです。

ベース車両のチェックポイント

特殊車両であるタンク車ですが、タンクを搭載するベース車両は一般的なトラックに使用されるもので、トラックメーカーが製造しているモデルが使用されています。ベース車両の基本的なチェックポイントは通常の中古トラック購入時に行うものと同じですが、特にタンク車のベース車両は最大制裁量や運転資格に影響する車両区分の確認を行うべきでしょう。

また燃料を運送するタンク車の燃費が悪いのは悪い冗談のようなものでから、高年式の低燃費車両を選びたいものです。

タンク部分のチェックポイント

タンク車の主要機能はなんといっても荷台部分に搭載されたタンク部分です。タンク本体のコンディションは、外装はもちろん可能であればタンク内部も確認しておきたい重要なポイントです。

また荷積み・荷下ろしに使用する配管のジョイント部分や各バルブ類、安全停止装置の起動確認も行います。安全機能のローリーアースは実際にアース線をひき出して断線がないことを確認すべきですし、業務に使用するホース類が付いているのであればコンディションの確認もしておきましょう

燃料タンク車の譲渡には消防法の手続きが必要!

燃料タンク車が移動タンク貯槽所という危険物施設に該当し、タンク部分に変更を加える際には「危険物取扱所変更届」手続きで許可を受け変更を行い、変更中に中間検査を受けながら変更を行います。変更が終われば「完成検査申請」で検査を受け完成検査済証が発行されるまで設備の使用が許可されません。

当然、危険物施設を譲渡する際は譲渡申請が必要となりますので、燃料タンク車を購入する際には通常のトラック付属書類以外にタンク部分に関わる消防手続き用書類が必要となります。

これらの手続きを行わずに危険物施設であるタンク車を使用すると消防法違反として刑事処分の対象となるので、中古タンク車購入の際には付属する消防関係書類をしっかりと確認し車両の名義変更後に消防手続きを行う必要があります。

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中古タンク車市場で人気のメーカーとベース車両モデルは?

中古タンク車市場で人気のメーカーとベース車両モデルは?
タンク車はタンクメーカーや架装メーカーが製作する特殊車両ですが、ベースには一般的なトラックメーカーが製造するトラックが使用されています。中古タンク車市場への流入数が多いトラックメーカーと人気モデルを紹介します。

日野:レンジャー

日本を代表する商用自動車専門メーカーの日野自動車が50年以上製造販売続ける中型トラックシリーズがレンジャーです。世界で最も過酷なレースと言われるダカールラリーへの参戦で耐久性の高さは世界的に証明されている人気モデルです。

一般的なトラックとしてはもちろん、非常に多くの特殊車両のベース車両として採用されるタフなトラックが日野レンジャーだと言えます。

三菱:キャンター

2003年にトラック・バス部門が三菱自動車から商用自動車専門メーカーとして独立したのが三菱ふそうです。三菱ふそうとしての歴史は始まったばかりですが、1917年設立の三菱合資会社にルーツを持ち技術力には定評のある会社です。

キャンターは1963年の発売以降7度のフルモデルチェンジを受けながら生産され続け、三菱製トラックを代表する小型トラックだと言えるモデルで非常に多くの特殊車両のベース車両として用いられています。

いすゞ:エルフ

古くからディーゼルのいすゞと呼ばれてきたいすゞ自動車は2002年国内の普通自動車市場から撤退し、商用自動車専用メーカーに生まれ変わりました。いすゞのトラックとして1959年の発売から約60年間ディーゼルのいすゞのイメージを守り続けるのが、小型トラックシリーズのエルフです。

高性能なエルフのファンは多くさまざまな特殊車両のベース車両としても広く採用されるエルフは、タンク車のベース車両としても人気の高いモデルだと言えます。

まとめ

特殊車両であるタンク車は新車購入よりも中古トラック販売店での購入が効果的であると言えますが、燃料タンク車は道路運送車両法に基づく車検や名義変更以外にも消防法で定める消防手続きが関係します。

中古燃料タンク車購入の際には次の3つの書類の確認が重要ですので注意して下さい。

道路運送車両法に基づくベース車両の車検証や関係書類

消防法に基づく移動タンク貯蔵所設置に関わる消防手続き書類

名義変更で生じる危険物施設譲渡手続きにの必要書類一式

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