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ダンプ購入は中古がおすすめ!ダンプの種類や特徴、おすすめの車種を紹介


工事現場や建設現場で活用されるダンプ。ダンプの購入を検討しているけれど、コストをなるべく削減したいと考えている方も多くいるのではないでしょうか。コストを抑えてダンプを購入するなら中古ダンプがおすすめです。
本記事では、ダンプの種類や大きさ別の特徴を解説し、大型、中型、小型ダンプのそれぞれのおすすめ中古車両を紹介します。

2種類のダンプ


ダンプカーには大きく分けて2種類あります。それぞれ説明していきます。

土砂ダンプ

土砂ダンプは荷台に土や砂、砕石など重量のあるものを運搬するのに特化しているダンプです。
土木や建築現場でよく使用されるタイプで石材や産業廃棄物なども運ぶことがあります。

土砂禁ダンプ

土砂禁ダンプは空きペットボトルや発泡スチロールなど、かさばるが軽いものを運ぶのに特化したダンプです。荷台のアオリと呼ばれる側板部分が高いのが特徴。リサイクル会社や農園などでよく使用されています。

ダンプトラック荷台の種類

(引用元:トラック流通センター)
ダンプは荷台の構造や機能によって5種類に分けられます。

リアダンプ

リアダンプは最も一般的な荷台のタイプで、国内のダンプのほとんどはこのタイプです。荷台を高く持ち上げて積んだ荷物を後方に排出するのが特徴です。
おもに土木の現場や産業廃棄物処理場で使用されています。

サイドダンプ

サイドダンプは左右から排出が可能なタイプのダンプです。道路幅が狭い工事現場などで使用されています。サイドダンプは車体の左右に荷物を降ろすときに方向転換が不要なので、効率よく作業ができます。
また、車体の高さを変えないで荷下ろしができるため、高さの制限がある場所でも安心して作業可能です。

三転ダンプ

三転ダンプは、リアダンプとサイドダンプの機能を兼ね備えたタイプです。交通量の多い道路や狭い工事現場など、高さや広さの制限があるときに重宝します。
汎用性が高いダンプですが、構造が複雑でメンテナンスが大変であることから中古でも価格が高い傾向にあります。
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重ダンプ

重ダンプは、別名「超大型ダンプカー」「マンモスダンプカー」「オフロードダンプトラック」などともいわれているダンプです。最大積載量11トンを超えるダンプのことで、15〜300トンの超大型の車両もあります。
重ダンプは、国内では公道を走ることは法的に制限されています。おもに鉱山の採掘現場やダム現場などで使用されます。公道を走らないため車検は不要ですが、車体やタイヤなどが大きく価格が高いことも特徴です。

ローダーダンプ

ローダーダンプはハイブリッドな機能の荷台をもつダンプです。荷台を持ち上げるだけでなく荷台を後方にスライドさせる機能をもつため、別名スライドダンプとも呼ばれています。

荷台をスライドさせたあとに傾斜をつけて土砂の排出ができるので砂埃が防げたり、高さ制限がある現場でも使用できたりと重宝します。また、車両運搬に使われるのも特徴です。荷台に小型建機をのせ現場に向かい、小型建機で土砂をダンプに積むと業務の効率化が図れます。

また、ダンプアップといって持ち上げる機能で荷下ろしをするローダーダンプもあります。使い勝手がよく、ものを大量に積めるダンプですが、過積載には注意が必要です。

【サイズ別】ダンプの特徴

ダンプのサイズ別に特徴を解説します。

大型ダンプ

(引用元:トラック流通センター)
最大積載量が6.5トン以上のダンプは大型に属します。サイズは全長12メートル以下、全幅2.5メートル以下、全高3.8メートル以下、車両総重量11トン以上です。
一般的な積載量の目安は8〜11トン程度ですが、実際には10トン前後のダンプが多くあるため、「10トンダンプ」とも呼ばれます。大量の土砂輸送が必要な現場や建設現場でよく使用されます。

中型ダンプ

(引用元:トラック流通センター)
中型ダンプは最大積載量が4トン以上、最大積載量6.5トン未満のダンプです。サイズは全長12メートル以下、全幅2.5メートル以下、全高3.8メートル以下、車両総重量11トン未満になります。「4トンダンプ」と呼ばれることもありますが、3〜5トンが一般的な積載量です。

小型ダンプ

(引用元:トラック流通センター)
小型ダンプは最大積載量が2〜3トンのものを指します。サイズは全長4.7メートル以下、全幅1.7メートル以下、全高2.0メートル以下、車両総重量5トン未満です。「2トンダンプ」、「3トンダンプ」と呼ばれることもあります。最近では、農作業の現場で活躍する軽トラックのような軽ダンプも活躍しています。

大型中古ダンプのおすすめ車種

次に大型中古ダンプの、おすすめの車種を紹介します。

いすゞ「ギガ」

いすゞ「ギガ」はプリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)や全車速ミリ波車間クルーズなどの最新の安全装置が搭載されています。また、長距離運転の疲労を軽減するためのシートや操作性の高い空間が作られているのが特徴です。エンジン性能が高く、メンテナンスに役立つ自己診断機能が装備されているため長く乗れます。

日野「プロフィア」

日野「プロフィア」のダンプは馬力があり、低振動で耐久性の高さが特徴です。安全機能では、プリクラッシュセーフティシステムといわれる、衝突被害軽減ブレーキが作動する機能を搭載しています。

エンジンタイプは3種類から選べ、軽快さを重視したものからパワーを重視したものまで、業務に合わせて選択可能です。
荷台の形状は「強化・角底1方開」「強化・ロング角底1方開」の2タイプが用意されています。

三菱ふそう「スーパーグレート」

三菱ふそう「スーパーグレート」は、力強い走りと低燃費に特徴のある車種です。多段階のミッションシステムをもつため、低燃費が実現しており、長距離走行に向いています。
乗用車と近い感覚で運転ができることからダンプを運転する経験が浅い方にもおすすめです。2種類のエンジンタイプから選べます。

日産UDトラックス「クオン」

日産UDトラックス「クオン」はエンジン性能の高さが特徴的な車種です。全輪ディスクブレーキを標準装備しており、制動力の高さにも期待できます。環境性能と燃費性能の両方とも優れている車種といえます。

中型中古ダンプのおすすめ車種

次に中型中古ダンプの、おすすめの車種を紹介します。

いすゞ「フォワード」

いすゞ「フォワード」は低燃費とクリーンディーゼル性能をあわせもつ車種になります。高性能でありながら、低価格なのもうれしいポイントです。フォワードのダンプは「強化ダンプ」と「セフレーローダ・ダンプ」の2種類から選べます。

日野「レンジャー」

日野のレンジャーはパワーがありながらも、低振動な走行で耐久性が高い点に特徴があります。安定走行がしやすく、長距離運転にも向いているのがポイントです。特に「A05Cエンジン」は低燃費と馬力の強さを兼ね備えています。
荷台のタイプは「3方開ダンプ」や「水平ゲート付1方開ダンプ」などのラインナップから選べます。

三菱ふそう「ファイター」

三菱ふそう「ファイター」は低燃料が特徴的な中型トラックの車種です。エンジンは4気筒と6気筒の2タイプから選べます。デッキパネルには6mmの頑丈な鋼板を採用しているのが特徴で、どんな現場にも対応可能です。
荷台は一方開、三方開、連動リヤゲートなどさまざまなタイプから選べます。

日産UDトラックス「コンドル」

日産UDトラックス「コンドル」は環境性能と燃費性能が優れている車種です。業務に合わせてAMT(機械式オートマチックトランスミッション)か6速MTから選べます。
内装のこだわりや安全装置の高さも特徴です。安全装置にはプリクラッシュブレーキや車線逸脱警報などのシステムを搭載しています。ドライバーの疲労を軽減する業務環境の快適さを重視する方におすすめです。

小型中古ダンプのおすすめ車種

最後に小型中古ダンプの、おすすめの車種を紹介します。

いすゞ「エルフ」

いすゞ「エルフ」は最新のエンジンを搭載しており、低燃費で静粛性が高いのが特徴で、住宅街でも早朝や夜間にも走行できます。操作性や乗り心地にこだわった快適な空間作りがされているのも魅力です。また、車両やドライバーのスマホと連携することで車体にトラブルがあった際はすぐに駆け付けてもらえるサービスがあり、安心です。

日野「デュトロ」

日野「デュトロ」は走行時の振動が抑えられており、乗り心地が快適です。メンテナンスが充実しており、24時間連絡可能な出張サービスが特徴です。
低燃費を実現し、「スマートで走りやすく仕事ができる車」がコンセプトになります。安全機能も充実しており、低速衝突被害軽減機能や前進誤発進抑制機能などを搭載しています。

三菱ふそう「キャンター」

三菱ふそう「キャンター」は物流に向いている小型トラックになります。
低速時も力強い走りを実現させるのが特徴です。また衝突被害軽減ブレーキ機能、トータルセーフティ性能などの安全装置も備わっています。

まとめ

作業効率アップの際に重宝するダンプ。新車で購入する場合、大型だと1,000〜1,500万円ほどかかるためコストを抑えるには中古ダンプの購入がおすすめです。ダンプには荷台や大きさによって特徴が大きく異なるため、スタッフと相談しながら業務内容に合わせた適切な中古ダンプを選びましょう。

  • 荷台の機能や構造によって種類が分けられる
  • 小型、大型、中型に分けられ、それぞれに人気の車種がある
  • コストを抑えてダンプを購入したい場合は、中古トラック販売店での購入がおすすめ

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