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国内物流の主力!大型トラック人気モデルのスペックや車両選定のポイントとは?

国内物流の主力!大型トラック人気モデルのスペックや車両選定のポイントとは?
国内物流の大部分を担うトラック輸送のなかでも大量輸送を実現する大型トラックは中心的存在であり、国内物流は大型トラックによって支えられていると言っても過言ではありません。
陸上輸送の主戦力である大型トラックの製造・販売は国内トラックメーカー各社が手掛けており、大型トラックにはトラックメーカーの持つ技術力が惜しげもなく投入されていると言えますので国産大型トラックのスペックや車両選定のポイントなどを紹介します。

大量輸送を実現し国内物流を力強く支える大型トラック

大量輸送を実現し国内物流を力強く支える大型トラック
全日本トラック協会の発表では2018年度に国内で輸送された約48億トンの貨物のなかで、トラックによって輸送された貨物量は約44億トンにも上りトンベースでの国内物流の90%近くがトラック輸送によって賄われています。

小型・中型・大型の車両区分が存在するトラックですが、物流の輸送業務のフィールドでは大量輸送を実現する大型トラックが主戦力として活躍しており、大型トラックによって国内物流が支えられていると捉えても問題ないと言えるでしょう。

大型トラックはトラックメーカーの最新技術が投入されている

新車の車両価格が2,000~2,500万円程度に設定されているものが多い大型トラックは、超高級車に分類される車両ではないでしょうか。超高級車である大型トラックには、各トラックメーカーが持つ燃費性能・安全性能・環境性能などの最新技術が投入されるため、大型トラックはトラックメーカーを代表するフラッグシップモデルに位置付けられています。

国内物流を支えるために大量の貨物を積載し長距離輸送を行うことが多い大型トラックは、年間走行距離が小型・中型クラスのトラックよりも遥かに大きい傾向にあります。しかし、大型トラックの使用限度までの耐用年数が各車両区分より長いのも大型トラックが最新技術で頑丈に作られていることが影響していると言えるでしょう。

大型トラックには単車とトラクターの2タイプが存在する

トラックメーカー各社のフラッグシップモデルとして最新技術が投入される大型トラックですが、ひと口に大型トラックと言っても同一シャーシ上にキャビンと荷台や荷室が搭載される単車トラックとトレーラー牽引に用いられるトラクターが存在します。

正面から見ると同じモデルに見えますが、側面から見ると荷台や荷室部分が付いているものが単車トラックで、セミトレーラーと連結するために車両後部に荷台や荷室を搭載していないものがトラクターです。

トラクターヘッドの特徴や中古トラック市場での人気メーカー、中古車両購入時のチェックポイントを紹介!

国内で大型トラックを製造・販売するトラックメーカーは?

国内で大型トラックを製造・販売するトラックメーカーは?
国内ではいすゞ自動車日野自動車三菱ふそうUDトラックスの4社が商用自動車専門メーカーとしてトラックの製造・販売を行っており、国内4大トラックメーカーと呼ばれる各社が大型トラックの製造・販売を行っています。

乗用車を製造販売する自動車メーカーで販売されているトラックも存在しますが、これらのトラックはトラックメーカーからOEM供給されているものが多く車両区分も小型クラスのトラックが中心で、普通自動車メーカーが大型トラックを取り扱うことはありません。

国内トラックメーカーが製造・販売する大型トラックシリーズとは?

大型トラックは、トラックメーカーが総力を挙げて研究開発を行い製造・販売するフラッグシップモデルに位置付けられるため、自社工場で小型クラスや中型クラスのトラックを製造していないUDトラックスも大型トラックは自社生産を行っています。

国内トラックメーカー4社が製造・販売する大型トラックを紹介します。

キングオブトラック!大型トラックのメーカーやトラックを徹底比較!

いすゞの大型トラックシリーズ・ギガ

単車トラックは1994年、トラクターは1995年に発表され、現行モデルは単車トラックが2015年、トラクターは2016年に発表された二代目となるのがいすゞの大型トラックシリーズ「ギガ」です。

日野の大型トラックシリーズ・プロフィア

単車トラック・トラクター共に1992年に発表された日野の大型トラックシリーズ「プロフィア」ですが、単車トラックが2017年、トラクターが2018年に発表された三代目が現行モデルとなります。

三菱ふそうの大型トラックシリーズ・スーパーグレート

単車トラック・トラクター共に1996年に発表された三菱ふそうの大型トラックシリーズ「スーパーグレート」ですが、単車トラック・トラクター共に2017年に発表された二代目が現行モデルとなります。

UDトラックスの大型トラックシリーズ・クオン

UDトラックスの大型トラックシリーズ「UDクオン」の初代モデルは、単車トラックは2004年、トラクターは2005年に発表されましたが、現行モデルは単車トラック・トラクター共に2017年に発表された二代目となります。

大量輸送を実現する大型トラックには大きな積載能力が求められる

大量輸送を実現する大型トラックには大きな積載能力が求められる
大型トラックが国内物流の主役に君臨する大きな理由として、大型トラックが実現する大量輸送が挙げられます。大型トラックは巨大な荷台や荷室によって生み出される、大きな積載能力で国内物流を力強く支えています。

国産大型トラック各モデルの積載能力のスペック比較

大型トラックの車両区分は最大積載量6.5トン以上・車両総重量11トン以上の車両が該当し、車両サイズは全長12m以内・全幅2.5m以内・全高3.8m以内です。大量輸送を実現するために大型トラックは制限値をフル活用できるように製造されており、車両容積は約110立米以上に達するのが一般的です。

各トラックメーカーの大型トラックシリーズに求められる大きな積載能力を比較するために各モデルの単車トラックの荷台面積を紹介します。

何mまで大丈夫?小型・中型・大型トラックの車両区分別の積載可能な荷物の高さとは?

いすゞ・ギガの積載の積載スペック

いすゞの大型トラックシリーズ・ギガには全長5,100mm(5.1m)・全幅2,490mm(2.49m)の荷台が搭載され、約12.7平米の荷台面積で最大94,000kg(9.4トン)の貨物を積載することが可能です。

日野・プロフィアの積載スペック

日野の大型トラックシリーズ・プロフィアには全長9,670mm(9.67m)・全幅2,490mm(2.49m)の荷台が搭載され、約24平米の荷台面積で最大11,000kg(11トン)の貨物を積載することが可能です。

三菱ふそう・スーパーグレートの積載スペック

三菱ふそうの大型トラックシリーズ・スーパーグレートのスーパーフルキャブには全長9,600mm(9.6m)・全幅2,340mm(2.34m)の荷台が搭載され、約22.5平米の荷台面積で最大9,000kg(9トン)の貨物を積載することが可能です。

UDトラックス・クオンの積載スペック

UDトラックスの大型トラックシリーズ・クオンには全長9,500mm(9.5m)・全幅2,490mm(2.49m)の荷台が搭載され、約23.7平米の荷台面積で最大9,100kg(9.1トン)の貨物を積載することが可能です。

大型トラックには高い走行性能も求められる

大型トラックには高い走行性能も求められる
大量の貨物を積載する大型トラックは長距離輸送のフィールドで活躍するケースが多く、安定した国内物流実現のために高い走行性能も求められます。近年は環境問題対策としてダウンサイジングエンジンを搭載するトラックも存在しますので、国産トラックメーカー各社のフラッグシップモデルである大型トラックシリーズの走行性能を確認します。

国産大型トラック各モデルの走行性能のスペック比較

国内トラックメーカー各社のフラッグシップモデルとして製造・販売される大型トラックには各社の技術力の結晶である最高峰のエンジンやミッションシステムが搭載されていますので、現行モデルのエンジンのスペックを紹介します。

いすゞ・ギガのエンジンスペック

いすゞの大型トラック・ギガの現行モデルへの搭載エンジンは、次に挙げる8つのモデルが用意されています。

いすゞ・ギガ 排気量㏄ 出力KW(PS) トルクN/m(KG/m)
6UZ1-TCS 9,839 279(380) 1,814(185)
6UZ1-TCH 9,839 294(400) 1,814(185)
6NX1-TCS 7,790 250(340) 1,422(145)
6WG1-TCS 15,681 382(520) 2,256(230)
6WG1-TCC/TCC1 15,681 338(460) 2,256(230)
6WG1-TCN1 15,681 309(420) 2,256(230)
6WG1-TCN2 15,681 309(420) 1,863(190)

日野・プロフィアのエンジンスペック

日野プロフィアの現行モデルへの搭載エンジンは、次に挙げる2つのモデルが用意されています。

日野・プロフィア 排気量㏄ 出力KW(PS) 最大トルクN/m(KG/m)
E13C 12,913 302~331(410~450) 1,961~2,157(20~220)
A09C 8,866 221~265(300~360) 1,177~1,569(120~160)

三菱ふそう・スーパーグレートのエンジンスペック

三菱ふそうスーパーグレートの現行モデルへの搭載エンジンは、次に挙げる6R20(:排気量10,700cc)と6S10(:排気量7,700cc)の2つのモデルで6タイプが用意されています。

三菱ふそう・スーパーグレート 排気量㏄ 出力KW(PS) トルクN/m(KG/m)
6R20 (T1) 10,700 265(360) 2,000(204)
6R20 (T2) 10,700 290(394) 2,000(204)
6R20 (T3) 10,700 315(428) 2,100(214)
6R20 (T4) 10,700 338(460) 2,200(224)
6S10 (T1) 7,700 260(354) 1,400(142)
6S10 (T2) 7,700 280(381) 1,400(142)

UDトラックス・クオンのエンジンスペック

UDトラックスクオンの現行モデルへの搭載エンジンは、次に挙げるGH8(:排気量7,697cc)とGH11(排気量10,836cc)、GH13(排気量12,777cc)の3つのモデルで7タイプが用意されています。

UDトラックス・クオン 排気量㏄ 出力KW(PS) 最大トルクN/m(KG/m)
GH8TA 7,697 263(357) 1,428(145.6)
GH11TA 10,836 257(350) 1,442(147)
GH11TB 10,836 279(380) 1,716(175)
GH11TC 10,836 302(410) 1,814(185)
GH11E 10,836 309(420) 2,000(204)
GH13TD 12,777 331(450) 2,157(220)
GH13TE 12,777 353(480) 2,157(220)

大型トラック導入には車両価格や納期などの問題が立ちはだかる

大型トラック導入には車両価格や納期などの問題が立ちはだかる
高いスペックを武器に大量輸送の実現で国内物流の中心的存在に位置付けられる大型トラックですが、既に紹介したとおり車両価格が高額な超高級車であることや新車の注文から納車まで時間がかかるなど導入時には問題が生じるもの事実です。

そこでおすすめしたいのが中古トラック販売店を利用した大型トラックの導入です。完成車両が取り扱われる中古トラック販売店であれば、スペックの高い大型トラックを新車より低価格で短期間で導入することが可能です。

中古トラックなら大型トラック導入時の価格や納期の問題を解決できる

中古トラック市場には大量の大型トラックが流入していることから、大型トラック導入時の障壁となる車両価格や納車までの期間などの問題を解決することが可能です。国内輸送を支える大型トラックですから、運航スケジュールに穴をあけるわけにはいきませんので、現在使用している大型トラックにトラブルが生じ乗り換えが必要になった際などは中古トラック販売店が強い味方になると言えるでしょう。

大量輸送を実現する大型トラック購入は中古トラック販売店がおすすめ

高いスペックを搭載しトラックメーカーを代表する車種であるフラッグシップモデルに君臨する大型トラックですが、導入時の車両価格や納車期間に頭を痛める方も少なくないのではないでしょうか。

そんな方は是非一度中古トラック販売店に足を運び、中古トラック販売店で取り扱われる大型トラックをご覧ください。驚くほどコンディションの良い中古大型トラックが数多く取り扱われていますよ!

まとめ

トラックメーカーの技術の粋を結集して製造される大型トラックは非常に高いスペックを搭載していますが、車両価格が超高級車と言っても過言ではないのも事実です。新車よりも効率的に大型トラックの導入を行える中古トラック販売店で大型トラックを購入する際は次の3つに注意して車両確認を行って下さい。

  • 単車?トラクター?どちらのボディタイプを購入するかは重要
  • 積載量の大きさが大型トラックの命!荷台面積の確認は必要
  • 走行性能や燃費性能に影響する搭載エンジンの確認も必須

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