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中古トラクターヘッド購入時のチェックポイントと気になる購入後の維持費とは?

中古トラクターヘッド購入時のチェックポイントと気になる購入後の維持費とは?

コンテナを積載したものや巨大な荷室を搭載したものまで、幹線道路や高速道路上では様々なタイプのトレーラーを目にする機会があります。大きく長い荷台に目が行きがちですが、トレーラー運行の要であるのは駆動機関をもつトラクターヘッドです。

被牽引車両のトレーラー自体は自走機能を持たないため、運行には牽引車両であるトラクターヘッドが不可欠ですが、トラクターヘッドは車両価格が高額なため購入コストを抑えるのには中古トラック販売店の活用が欠かせません。

中古トラック販売店でトラクターヘッドを購入する際にチェックすべきポイントと、気になる購入後の維持費用について紹介します。

様々な車両区分が存在するトラクターヘッド

様々な車両区分が存在するトラクターヘッド

トラクターヘッドとトレーラーは英語で牽引を意味するTractor(トラクター)と被牽引を意味するTrailer(トレーラー)から来ており、全ての牽引車がトラクターヘッドとなります。道路交通法ではトラクターヘッドは小型特殊免許以上の免許区分で運転することができ、小型特殊免許は普通免許にも付帯しています。

これは農耕用小型トラクターヘッドの使用に対応するためで、運転する農耕用トラクターヘッドが最高速度15km/h以上・高さ2m以上・幅1.7m以上・長さ4.7m以上である場合は大型特殊免許が必要となります。

軽自動車や普通自動車で被牽引車を牽引すればこれらがトラクターヘッドとなりますし、小型・中型・大型のトラックで被牽引車を牽引すれば、それぞれがトラクターヘッドとなります。

つまりトラクターヘッドの対象には全ての車両区分が該当することになりますが、ここでは運送業務に用いられるトラクターヘッドを取り上げて紹介します。

運送業務に用いられるトレーラーやトラクターヘッドとは?

運送業務に活用されるトレーラーは連結時に最大18m以内となるセミトレーラーですが、一般的には連結時最長16.5mタイプのセミトレーラーが用いられています。また国内では珍しいタイプですがフルトレーラーは規制緩和され2019年から連結時最大25mの連結が可能となり巨大化が進んでいます。

セミトレーラーの最大積載量は1軸約16トン・2軸約20トン・3軸約22トンですが、鋼材や材木などのバラ積みにはバラ積み緩和が適用され、車軸数を増やせば車両総重量36トンまで許可され最大25~28トンまで積載が可能となります。

また単体の積み荷の場合は走行ルートが限定されますが、単体物許可をとれば軸重10トンの規制がなくなり最大積載重量の上限がなくなります。

しかし、トラクターヘッドの最大牽引能力(第5車輪荷重)を超えたものは許可されませんので注意して下さい。また運送業務に用いられるトレーラーは大型のものが多く、市販されるトラクターヘッドは大型のみだと言えます。

トラクターヘッドの年間維持費用はどのくらいかかるのか?

トラクターヘッドの年間維持費用はどのくらいかかるのか?

トラクターヘッドの購入を検討する際に気になるのは「どの位の維持費が必要となるのか?」ではないでしょうか?トレーラーを連結して牽引するトラクターヘッドは、一般的なトラックよりも構造が複雑であり、連結部に大きな負荷がかかるのでメンテナンスコストが高くなりそうなイメージがあるようです。

また、自動車諸税や保険料などの固定費以外にも高速料金や燃料代などもどの位必要となるのかの目安が欲しいものですので、次項から順番にトラクターヘッドの年間維持費用に関わる金額を紹介します。

車両区分によってトラクターヘッドの維持費用は大きく異なる

毎年の車検時に発生する車検費用

トラクターヘッドの車検の際には法定料金と車検整備費用が発生します。法定費用は自動車重量税・自賠責保険・車検検査料としての印紙代です。また車検前に行う車検整備の点検整備費用も車検費用として考えておくべきでしょう。

車検整備費用は依頼する整備工場によって異なりますし、トレーラーヘッド後輪の車軸によっても異なります。車検整備費用は後輪1軸で80,000円から、2軸で95,000円からが基本料金のおおよその目安であるものの、車検整備を業者に依頼すると基本料金で収まることは稀だと言えるでしょう。

車検整備費用は交換する油脂類や消耗パーツの多さで変動しますので、整備前に整備工場に見積りを依頼し金額を確認してから点検整備を依頼して下さい。

トラクターヘッドの自動車諸税

トラクターヘッドは貨物自動車として扱われますので自動車税・自動車重量税・自賠責保険などの自動車諸税や保険料が発生します。各税金と保険料の金額は以下のとおりです。

自動車税(最大乗車定員3人以下)

車両総重量 登録13年以下 登録13年経過
自家用 事業用 自家用 事業用
1t以下 8,000 6,500 8,800 7,100
2t以下 11,500 9,000 12,600 9,900
3t以下 16,000 12,000 17,600 13,200
4t以下 20,500 15,000 22,500 16,500
5t以下 30,000 18,500 28,000 20,300
6t以下 35,000 22,000 33,000 24,200
7t以下 40,500 25,500 38,500 28,000
8t以下 46,800 29,500 44,500 32,400
9t以下 53,100 34,200 51,400 37,500
10t以下 59,400 38,900 58,300 42,600
以降 ※1 ※2 ※3 ※4

※1:1t毎に6,300円加算
※2:1t毎に4,700円加算
※3:1t毎に6,900円加算
※4:1t毎に5,100円加算

自動車重量税(エコカー減税適用無し、1年分)

車両総重量 登録13年以下 登録13年経過 登録18年経過
自家用 事業用 自家用 事業用 自家用 事業用
1t以下 3,300 2,600 4,100 2,700 4,400 2,800
2t以下 6,600 5,200 8,200 5,400 8,800 5,600
3t以下 12,300 7,800 17,100 8,100 18,900 8,400
4t以下 16,400 10,400 22,800 10,800 25,200 11,200
5t以下 20,500 13,000 28,500 13,500 31,500 14,000
6t以下 24,600 15,600 34,200 16,200 37,800 16,800
7t以下 28,700 18,200 39,900 18,900 44,100 19,600
8t以下 32,800 20,800 45,600 21,600 50,400 22,400
9t以下 36,900 23,400 51,300 24,300 56,700 25,200
10t以下 41,000 26,000 57,000 27,000 63,000 28,000

以下、車両総重量が1t増加するごとに自家用は1年6,300円、事業用は1年2,800円が加算されます。

自賠責(離島を除く本土価格)

車両総重量 12ヶ月 13ヶ月 24ヶ月 25ヶ月
自家用 事業用 自家用 事業用 自家用 事業用 自家用 事業用
2t以下 24,040 34,650 25,630 37,110 43,090 34,100 44,640 66,500
2t超 35,730 49,900 28,270 53,600 66,220 94,300 68,720 97,930

 

高速料金も高額なトラクターヘッド

高速料金も高額なトラクターヘッド

トラクターヘッドで大型トレーラーを牽引した状態で高速道路を走行する場合の高速料金は大型車か特大車のどちらかが適用されます。牽引するトレーラーの後輪が1軸の場合は大型車で、2軸以上の場合は特大車として扱われます。

大型車は特大車よりも高速料金が40%安く設定されており、東京~大阪間の往復の場合は特大車が片道約30,000円、大型車は約18,000円となります。往復すれば特大車は60,000円ですが大型車は36,000円で済むため24,000円の差額が発生します。

セミトレーラーの場合は空車時や積載量が10トン未満の場合自動的に車軸を持ち上げる、リフトアクスル機能を搭載したトレーラーが存在するので往路実車、復路空車で東京~大阪間を往復した場合は高速料金は48,000となり12,000円のコスト削減が行えます。

トラクターヘッドの維持費の中で小さくは無い燃料費

走れば走るほど増加するのが燃料費ですので、トレーラーヘッドの維持費の中でも燃料費が占めるウェイトは決して小さくありません。各車両区分の平均的な燃費だと言われている数値がありますのでトラクターヘッドとの比較をしてみて下さい。

車両区分 平均燃費(空車時) 平均燃費(積載時) 燃費悪化率
小型トラック 6.75km/L 4.3km/L 36%
中型トラック 5.0km/L 3.7km/L 26%
大型トラック 5.25km/L 3.7km/L 26%
トレーラー 1.65km/L 1.0km/L 39%

※積載時燃費は最大積載量積載時の数値

空車時と積載時の燃費悪化率は39%ですが、一般的なトラックに比べるとトラクターヘッドの燃費の悪さが際立つと言っても過言ではないでしょう。東京~名神吹田ICは514.5kmと言われていますが、往路実車・復路空車で往復すると高速区間だけでも836.5Lの燃料消費があります。

2019年4月末現在の軽油平均販売価格は約128円ですので、高速区間の燃料代だけでも107,072円が必要となります。トレーラーは他のトラックに比べると綿密な運航計画をたてる必要がある車両だと言えるでしょう。

新車の車両価格が決して安いものではないトラクターヘッド

トラクターヘッドとトレーラーは大型トラックの中でも大きな存在感を放つ組み合わせですが、トレーラーを牽引するトラクターヘッドは一般的な大型トラックよりも馬力が必要となり耐久性も求められるため、車両価格も高価な傾向にあります。

国内トラックメーカーのトラクターヘッドは約1,700万円からが目安となり、世界的に人気の高いボルボ社製のトラクターヘッドは希望小売価格が2,100万円を超えています。新車のトラクターヘッドは確かに魅力的ですが、諸経費込みで少なくとも2,000万円からの出費は経済的負担が小さいと言えるものではありません。

トラクターヘッド購入は中古トラック販売店の利用がお得!

トラクターヘッド購入は中古トラック販売店の利用がお得!

大量の荷物を積載したトレーラーを牽引できる上に解結すればトレーラーごと積み荷を引き渡せるため、トラクターヘッドを活用すれば飛躍的に運送効率を向上することができるのは大きな魅力です。

しかし、既にふれたとおりトラクターヘッドの車両価格は決して安いものではないため、中古トラック販売店を利用してトラクターヘッドを購入するのが購入コストを抑えるのに非常に効果的だと言えます。

物流業界で取扱われる荷物の量は年を追うごとに増加傾向にあり、トレーラーに対するニーズは高まる一方です。国内のトラクターヘッド登録台数も増加しているため中古トラック市場に流入する台数も増え、以前より中古トラック販売店で取扱われるトラクターヘッドも増加しました。

大型店舗であれば複数のトラクターヘッドを実際に比較しながら検討できる点も、車両価格面のメリット以外の中古トラック販売店のメリットだと言えます。

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トラクターヘッドを中古で購入する際のチェックポイントは?

トラクターヘッドは一般的なトラックとは構造が大きく異なるため、購入の際のチェックポイントも異なりますが、特にトラクターヘッドとトレーラーの連結を行うカプラーとキングピンの確認は必ず行いましょう。

またトラクターヘッドとトレーラーのブレーキを繋ぐブレーキラインや保安部品を連動させる配線コネクターのコンディションも確認しておくべきだと言えますし、購入後すぐに交換すると大きな出費となるタイヤの摩耗も要チェック項目だと言えます。

トラクターヘッドの最大積載量は第5車輪荷重を確認すること!

購入前のトラクターヘッドのカプラー・キングピン・ブレーキライン・配線コネクターの確認と共にチェックしておくべきなのが、牽引できるトレーラーの最大積載量です。

最大積載量は車検証内に「最大積載量 ○○kg(△△kg)」と記載されています。セミトラクターは荷台がないためトラクターヘッドに最大積載量に記載される積み荷を積載することができませので、○○kgは牽引できる最大重量、△△kgはトレーラーに貨物を積んだ状態で連結部(第五輪)にかかる重量を表します。

第5車輪荷重内の積載量でしかトレーラーを牽引できませんので、トラクターヘッド購入前に必ず第5車輪荷重は確認しておきましょう。

まとめ

ひと口にトラクターヘッドと言っても様々なタイプが存在するため、「トラクターヘッドの維持費はいくら!」と表すのは難しいものですが、運送業務に用いられるトレーラーは大型のものが中心ですから自ずと大型トラクターヘッドへのニーズが高くなります。

自動車諸税や自賠責保険料などは圧縮しようがありませんので、紹介した金額は固定費として発生することを理解して下さい。しかし車検整備費用や高速料金、燃料代は日頃のメンテナンスや牽引するトレーラーに搭載される機能、運転方法などで圧縮可能です。

トラクターヘッドの維持費は次のポイントを押さえれば少しでも抑えることができます。

ポイント1こまめな日常メンテが車検整備費用を圧縮する!

ポイント2リフトアクスル機能付きトレーラーは高速料金節約のポイント!

ポイント3トレーラーは燃費が悪い!丁寧な運転が燃料代節約に繋がる!

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