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鮮度を保ち積み荷を運ぶ!冷凍・冷蔵車の特徴や種類を大紹介!

鮮度を保ち積み荷を運ぶ!冷凍・冷蔵車の特徴や種類を大紹介!

冷凍・冷蔵車は、食料品や薬品、化粧品など生産地から消費地まで低温で鮮度を保ちながら運送する必要のある積み荷は年々増加傾向にあり、ネット通販の利用拡大により宅配便での各家庭への生鮮食料品配達も急増しています。

鮮度を保ちながら積み荷を運ぶため荷室が冷凍や冷蔵に対応できる種類の車両が必要となりますが、残念ながら一般的な平ボディやドライバンのトラックでは冷凍・冷蔵に対応することができず、冷凍・冷蔵車に対する中古トラック市場でのニーズは年々高まる傾向にあります。

コンビニの配送や宅配便の集配業務に活用されている冷凍・冷蔵車両は、既に身近な存在の車両となっていますが、種類や冷凍・冷蔵の仕組みは意外と知られていないようですので紹介します。

登場から約60年日本の物流の常識を変えた冷凍・冷蔵車

登場から約60年日本の物流の常識を変えた冷凍・冷蔵車

現代ではすっかり身近な存在となった冷凍・冷蔵車両ですが、国内で開発・実用化されたのは今から約60年前の1958年です。在日米軍基地への食料品移送のためにアメリカ軍の求めによって開発が行われました。

研究開発に関わったのは福岡運送と矢野特殊自動車で、約2年の研究開発期間を経て国内初の冷凍車の実用化に成功しました。従来の外気温や熱のこもる荷室内の温度で搬送する常温輸送から、積み荷に適した温度で搬送する定温輸送へ大きく舵を切ったのが約60年前であることには驚きを禁じえませんが、その後定温輸送は技術革新を繰り返し冷凍輸送だけでなく冷蔵輸送など定温輸送の幅が大きく広がり現在に至ります。

現在は冷凍食品や生鮮食料品以外にも薬品や化粧品、植物・精密機械などの搬送に定温輸送が用いられ、積み荷の種類に合わせた冷凍・冷蔵車両が広く活用されています。

冷凍・冷蔵車の違いは温度管理能力で分類される

冷凍・冷蔵車両は荷室の温度管理能力によって冷凍車・冷蔵車・保冷車に分類され、さらに冷凍車は低温冷凍車・中温冷凍車に細分化されます。

最も低い温度での輸送を実現する低温冷凍車

定温輸送を行う車両の中で最も高い温度管理能力を実装しているのが低温冷凍車で、業務用冷凍庫に匹敵する氷点下30~40度という非常に高い冷却能力が搭載されています。

生鮮食料品輸送などに活用される中温冷凍車

低温冷凍車の次に高い温度管理能力を実装しているのが中温冷凍車で、搭載されている冷凍能力で約氷点下5度までの冷却が可能な冷却装置が搭載されています。

冷凍車の温度設定を高めに設定した冷蔵車

冷凍車には低温冷凍車と中温冷凍車が存在し、中温冷凍車は荷室温度をマイナス5度以下にすることはできませんが、低温冷凍車は設定温度を高めれば中温冷凍車として使用できます。低温車・中温車共に設定温度を高めに設定することで氷点下まで冷やさない冷蔵車としても使用できます。

宅配業務や要冷食品の配達に活用される保冷車

冷凍・冷蔵車両に搭載されている冷却機能は搭載されていないものの、大型のクーラーボックスのように荷室に断熱材を架装した車両は保冷車と呼ばれ、強制冷却はできないものの定温輸送車両として用いられます。

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鮮度を保った搬送を実現する冷凍・冷蔵車のメカニズムとは?

鮮度を保った搬送を実現する冷凍・冷蔵車のメカニズム

荷室内を強制冷却することで冷凍・冷蔵状態での定温輸送を実現するのが冷凍・冷蔵車両ですが、冷却メカニズムは原理的には一般的なカーエアコンと変わりがないと考えて良いでしょう。

ただし低温冷凍車はマイナス30~40度、中温冷凍車でも約マイナス5度まで冷却する必要があるため通常のカーエアコンより遥かに冷却能力が高い冷却装置が求められ実装されています。

冷凍・冷蔵車に搭載される冷凍機の冷却システムは3種類

冷却メカニズムの原理が一般的なカーエアコンと同じ種類だといっても、冷凍・冷蔵車両の冷却機能には非常に高い冷却能力が求められます。氷点下以下の冷却能力を発揮する冷凍・冷蔵車両の冷却装置には次に挙げる3つの種類の冷却システムが存在します。

機械式冷凍・冷蔵システム

冷凍・冷蔵車両に搭載される冷却システムの中では最も一般的なシステムが、カーエアコンと同じようにエンジン出力などでコンプレッサーを稼働させ、荷室を冷却する機械式冷凍・冷蔵方式です。

現在稼働中の冷凍・冷蔵車両の90%以上が機械式冷凍方式を採用していると言っても過言ではないほど、高い普及率を誇る冷却システムです。

液体窒素式冷凍・冷蔵システム

非常に冷却効果の高いことで知られる液体窒素を利用し、氷点下40度近くまで荷室の冷却が行えるのが液体窒素式冷凍・冷蔵方式です。高額な液体窒素を使用するため車両維持コストがかかりますが、傷みやすい鮮魚や精肉の運送に利用されるケースがあります。

畜令式冷凍・冷蔵システム

凍らせた冷却版を荷室に入れて冷却する原始的な冷却システムが、蓄熱式冷凍・冷蔵方式です。機械的な強制冷却が行えませんが、エンジンを停止しても冷却機能が損なわれることがない環境に優しく経済的な冷却システムだと言えます。

冷凍・冷蔵車の冷却システムの動力源は2種類

細かな温度調節が行えることで最もポピュラーな冷却システムとなっている機械式冷凍・冷蔵システムは冷媒を循環させることで荷室の冷却を行います。冷媒の循環を行うのがコンプレッサーですがコンプレッサーには動力源が必要なため、機械式冷凍・冷蔵システムを搭載する車両は冷却システムの動力源として次に挙げる2種類のどちらかを採用しています。

直結エンジン方式

一般的なカーエアコンはエンジン出力を動力源として稼働しますが、機械式冷凍冷蔵システムもエンジン出力を利用してコンプレッサーを稼働させる種類があり、直結エンジン方式と呼ばれています。

エンジン稼働中はコンプレッサーも稼働しますが、エンジンを停止するとカーエアコン同様冷却システムのコンプレッサーも停止するのが弱点だといます。

サブエンジン方式

機械式冷凍・冷蔵システムのコンプレッサーを専用エンジンの動力で稼働させる種類がサブエンジン方式です。車両本体とは別のエンジンが動力源となるため車両のエンジンを停止しても冷却システムのコンプレッサーは稼働します。

冷凍・冷蔵車も車両区分で活躍する業種が異なる

冷凍・冷蔵車両に対するニーズの高まりと共に、小型・中型・大型の各車両区分に冷凍・冷蔵車両が存在します。小型車両はコンビニへの配送業務や宅配便の集配業務など主に近距離輸送に用いられるケースが多く見られます。

中型車両は小型車両同様の近距離業務にも用いられる一方で、中距離の運送業務にも活用されています。大型車両は長距離輸送や大量の生鮮食料品、薬品や化粧品、植物・精密機械などの定温輸送に利用されるケースが多く、運送業務で広く活用されています。

冷凍・冷蔵車の運転に必要となる免許は?

冷凍・冷蔵車の運転に必要となる免許

幹線道路や高速道路で目にする冷凍・冷蔵車は一見大型のドライバンやアルミバンのようにも見えますが、よく観察すると冷却機能を搭載した冷蔵・冷凍車であることが判ります。また小型・中型クラスの冷凍・冷蔵車両も、コンビニの配送や宅配便の集配作業に広く用いられているため身近な存在の車両だと言えるでしょう。

冷凍・冷蔵・保冷などの機能を搭載した車両ではあるものの、これらの車両は一般的な貨物自動車として扱われるため運転に必要となるのは各車両区分の運転に必要な自動車運転免許です。

一般的な小型トラックの運転は普通免許で可能なものも存在しますが、断熱材や冷却装置を架装する冷凍・冷蔵車両の運転は車体総重量が重くなるケースもあるので、準中型免許の保有が望ましいと言えます。

同様に中型の冷凍・冷蔵車両の運転には準中型免許以上の免許区分が求められますし、大型の冷凍・冷蔵車両の運転には大型免許が必要となります。

冷凍・冷蔵車の運転に特別な免許は必要ない

氷点下30~40度もの超低温を実現する冷凍・冷蔵車や断熱材を架装し定温輸送を実現する保冷車の運転には特別な資格や免許は必要ありません。既に紹介したとおり冷却機能や保冷機能を搭載する車両の車両区分を運転できる免許があれば、冷凍・冷蔵車両の運転は可能です。

ただし、冷却機能や断熱材を架装していることから冷凍・冷蔵車両は一般的な平ボディやドライバンよりも車両総重量が大きくなるケースがあるので、保有する免許区分で運転可能な車両であることを事前に確認してからハンドルを握る必要があります。

まとめ

冷却機能の搭載で物流の常識を変えた冷凍・冷蔵車両の実用化から約60年が経過し、冷凍・冷蔵車両は現代生活にとって欠かすことができない存在となりました。定温輸送に対するニーズの高まりに応えるように定温輸送対応車両は各車両区分に設定されています。

冷凍・冷蔵車は一般的な貨物自動車として扱われ、小型・中型・大型の車両区分に分類されます。各車両区分の運転には対応できる免許保有が求まられますが、特別な資格や免許は必要ありません。

定温輸送を実現する冷凍・冷蔵車の特徴や種類をまとめると次の5つのポイントに集約することができます。

定温輸送が行える車両は冷凍車・冷蔵車・保冷車の3種類。

冷凍車は低温冷凍車・中温冷凍車両に分類される。

冷蔵車は冷凍車の設定温度を高めに設定したもの。

保冷車は冷却機能の装備がない。

冷却システムは機械式・液体窒素式・蓄熱式の3種類。

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