車検整備付きとは?他の中古車との違い|メリット・デメリットを徹底解説
「車検整備付き」とは、中古車の本体価格に車検に必要な整備費用が含まれている状態を指します。
本記事では、車検整備付きの車両が他の中古車とどういった違いがあるのか、車検整備付きのメリットやデメリットを詳しく解説していきます。
目次
車検整備付きとは?
「車検整備付き」とは、中古車の車両本体価格に、車検に必要な整備費用が含まれている販売形態です。契約が成立すると販売店が車検に必要な整備をおこない、納車時には車検が2年間有効な状態で引き渡されます。
そのため、購入後に追加の整備費用は発生しません。ただし、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代などの法定費用は、車両本体価格とは別に必要となります。
車検整備付きの中古車購入の際に必要な費用
「車検整備付き」の中古車を購入する際には、整備代とは別に法定費用が必ず必要になります。代表的なものとしては、自賠責保険料、自動車重量税、車検時に必要な印紙代が挙げられます。
これらは車種や重量によって金額が決まるため、販売店による差はありません。
想定される金額は、下記のとおりです。
自賠責保険料 | ||
保険期間 | 自家用普通自動車 | 軽自動車 |
12ヶ月 | 11,500円 | 11,440円 |
13ヶ月 | 12,010円 | 11,950円 |
24ヶ月 | 17,650円 | 17,540円 |
25ヶ月 | 18,160円 | 18,040円 |
(引用元:自動車損害賠償責任保険基準料率表_2023年1月18日届出)
自動車重量税 | |||||
車両重量 | 自家用普通自動車(13年以内) | 車両総重量 | トラック | ||
エコカー | エコカー外 | エコカー | エコカー外 | ||
0.5t以下 | 5,000円 | 8,200円 | 1t以下 | 2,500円 | 3,300円 |
~1t | 10,000円 | 16,400円 | ~2t | 5,000円 | 6,600円 |
~1.5t | 15,000円 | 24,600円 | ~2.5t | 7,500円 | 9,900円 |
~2t | 20,000円 | 32,800円 | ~3t | 7,500円 | 12,300円 |
~2.5t | 25,000円 | 41,000円 | ~4t | 10,000円 | 16,400円 |
~3t | 30,000円 | 49,200円 | ~5t | 12,500円 | 20,500円 |
~6t | 15,000円 | 24,600円 | |||
~7t | 17,500円 | 28,700円 | |||
~8t | 20,000円 | 32,800円 |
(引用元:自動車:自動車重量税額について – 国土交通省)
印紙代(検査手数料) | ||
車両サイズ | 指定工場 | 認証工場 |
軽自動車 | 1,800円(OSS:1,600円) | 2,200円 |
小型自動車 | ||
小型自動車以外の自動車 | 2,300円 | |
トラック | 1,600円(OSS:1,400円) | 2,200円 |
※OSS=検査登録手続きを、オンラインで申請できるシステム
(引用元:令和5年1月1日以降の自動車検査手続きに関する手数料一覧 – 国土交通省)
上記のほかに、リサイクル料や登録手続きにかかる費用、納車費用などが加算される場合もあります。「車検整備付き」であっても、見積もり確認の際は車両価格だけでなく、法定費用や各種諸費用を含めた総額で検討することが大切です。
「車検整備付き」の中古車を選ぶメリット
「車検整備付き」の中古車を選ぶメリットには、下記の5つが挙げられます。
1.車検整備に関する追加料金がない 2.公道を走れるようになるまでの費用が明確 3.次の車検までの期間が2年残っている 4.購入後の車検業者を探す手間が省ける 5.しっかりと整備された状態で車が納品される |
それぞれのメリットについて解説します。
【メリット1】車検整備に関する追加料金がない
車検整備付き中古車を選ぶメリットは、車検整備にかかる追加費用が発生しない点です。通常、車検が残っていない車や車検期間が短い車を購入した場合、ブレーキやタイヤの点検、エンジンオイルやフィルター交換といった整備を追加でおこなう必要があり、その分の費用が上乗せされます。
しかし、車検整備付きであれば、こうした整備費用はすでに本体価格に含まれているため、購入後に余計な出費が発生しません。実際に支払うのは自賠責保険料や重量税などの法定費用のみで、総額が明確になるのも大きなメリットです。
【メリット2】公道を走れるようになるまでの費用が明確
車検整備付きの中古車は、車検整備費用が本体価格に含まれているため、購入後に別途整備費用が発生する心配が少ない点がメリットです。
車検が付いていない中古車を購入する場合、車検整備にかかる費用は依頼する業者によって異なります。実際の整備金額は車両の状態を確認してみないとわからないため、費用面で予想がつきにくく、不安を感じることもあるでしょう。
また、車検業者によって異なる整備費用に悩まされることもないため、スムーズに購入が可能です。
【メリット3】次の車検までの期間が2年残っている
車検整備付きの中古車は、納車時に次の車検までの期間が2年残っています。そのため、購入後の車検の心配を当面の間する必要がない点も、非常に大きなメリットです。
次の車検までの期間が長いということは、それだけ長く安心して車に乗れるだけでなく、車検にかかる総額費用を抑えたい方にとってもコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
【メリット4】購入後の車検業者を探す手間が省ける
車検整備付きの中古車は、販売店が車検に必要な整備をおこなうため、購入後に自身で車検業者を探す手間が省けます。
以前から付き合いのある整備工場があれば問題ありませんが、そうでなければ、どの業者に依頼するかを検討したり、複数の業者から見積もりを取って比較したりするのに時間と労力がかかります。そうした手間や時間を省けることも、大きなメリットといえるでしょう。
【メリット5】しっかりと整備された状態で車が納品される
車検整備付きの中古車は、納車時にしっかりと整備された状態で引き渡されるため、安心して乗り始めることが可能です。
車検付きの中古車の場合、必要最低限の整備だけで納車されることもあります。しかし、車検整備付きであれば、車検に通るための点検・整備だけでなく、より安心して運転できるよう細部までチェックがおこなわれます。そのため、購入後にすぐに大きな修理が必要になるリスクも軽減できます。
「車検整備付き」の中古車を選ぶデメリット
次に、「車検整備付き」の中古車を選ぶデメリットを紹介します。
デメリットは下記の3つが挙げられます。
1.車検がついていない中古車に比べて価格が高くなりやすい 2.車検整備が完了するまで納車が遅れる 3.総額がいくらになるかわかりづらい |
それぞれのデメリットについて解説します。
【デメリット1】車検がついていない中古車に比べて価格が高くなりやすい
車検整備付きの中古車は、車検が付いていない中古車と比較して購入価格が高くなる傾向があります。これは、車両本体価格に車検費用や整備費用があらかじめ含まれているためです。
しかし、車検業者を自分で探して依頼する手間や、追加で費用が発生する可能性がないことを考慮すれば、納得できる価格設定と言えるでしょう。
最終的には、どちらの購入方法がよりメリットがあるかを検討し、最適な選択をすることが重要です。
【デメリット2】車検整備が完了するまで納車が遅れる
車検整備付きの中古車は、販売店が車検を完了させてから納車されるため、納車までに時間がかかることがあります。一般的に、契約から納車まで2週間から3週間が目安ですが、車検整備の状況によってはさらに長引く可能性も考えられます。
特に、部品の取り寄せが必要な場合や、販売店の繁忙期、ローン審査に時間がかかる場合などは、納車が遅れる傾向がありますので注意が必要です。早めに車が必要な場合は、車検が残っている中古車を選ぶと、比較的早く納車されるでしょう。
【デメリット3】総額がいくらになるかわかりづらい
車検整備付きの中古車は、総額が明確に思えますが、実際には予想外の費用が発生し、最終的な総額が分かりにくくなる場合があります。
車両本体価格に車検整備の費用が含まれているものの、納車前の点検で予期せぬ部品交換や追加作業が必要と判断された場合、追加費用が発生することがあります。これにより、当初提示された購入費用よりも高額になる可能性があり、購入者にとって費用の透明性が低いと感じられる要因となります。
車検整備付きの中古車を購入する際は、事前に整備内容の詳細や追加費用の可能性について内容を細かく確認し、総額について納得したうえで購入を進めることが大切です。
「車検整備付き」と「車検付き」と「他の中古車」との違い
中古車には「車検整備付き」のほか、「車検付き」や「車検整備別」、「予備車検付き」、「車検整備なし」、「車検なし」、「新車未登録」など、車検に関するさまざまな表示があります。
それぞれの意味合いについて解説します。
「車検付き」中古車との違い
「車検付き」の中古車とは、車検の有効期間が残っている状態の車を指します。具体的に「’25/11」や「2025(R05)年11月」といった有効期限が明記されている場合や、「車検あり」と記載されている場合です。
「車検付き」中古車は、名義変更後すぐに運転できるため、納車までの期間が短いことが特徴です。しかし、車検の満了日が近い場合は、比較的早い時期に次の車検手続きと費用が必要になります。そのため、購入時には車検の残り期間をしっかりと確認することが重要です。
「車検整備別」中古車との違い
「車検整備別」の中古車は、車検に必要な整備がおこなわれるものの、その整備費用は別途で支払う必要があります。そのため、車検の整備を探す手間は省ける反面、総支払額の計算が複雑になる傾向があります。
さらに、自動車重量税や自賠責保険料、検査手数料などの法定費用も本体価格には含まれていないため、別途支払いが必要です。
「予備車検付き」中古車との違い
「予備車検付き」の中古車は、購入者がまだ決まっていない車に対して予備検査を実施し、ナンバープレートが発行されていない状態を指します。予備検査に合格すると、自動車予備検査証が発行され、購入後3ヵ月以内に名義変更と税金の手続きを済ませることで、公道を走行できます。
通常の「車検なし」中古車とは異なり、購入後に完全な車検を受ける手間が省ける点がメリットです。ただし、予備検査には法定点検が含まれていないため、安全を確保するためには、購入後に別途費用をかけて定期点検や整備を受けることをおすすめします。
「車検整備なし」「車検なし」中古車との違い
「車検整備なし」や「車検なし」の中古車は、車検の有効期限が切れているため、購入後すぐに公道を走行できない車です。そのため、購入後に必ず車検を受ける必要があります。
方法としては、仮ナンバーを取得して自分で運輸支局へ持ち込む、または業者に引き取り・納車を依頼して車検を代行してもらうといった選択肢があります。
「車検整備なし」や「車検なし」の中古車は、は車検付きの中古車に比べて販売価格が低いのが魅力ですが、実際には整備費用や手数料が別途かかるため、総額が分かりづらい点がデメリットです。
特に車に詳しくない方にとっては、車検費用が業者によって大きく変動するため、予算計画が立てにくい場合があります。
「新車未登録」中古車との違い
「新車未登録」中古車とは、「登録済未使用車」を指し、工場で製造されディーラーや販売店に入荷されたものの、まだ一般ユーザーが使用していない車です。登録手続きとナンバー発行は済んでいますが、公道走行はほとんどありません。通常の新車が最新モデルなのに対し、未使用車は年式が古い場合が多いのが特徴です。
また、購入時点で車検が付いており、自家用車の場合は新車登録から3年間の有効期間があるため、しばらく車検に出す必要はなく、車検整備付き中古車より1年長く残る点がお得です。ただし、登録から購入までの経過で有効期間は短くなり、新車に近い分、価格も高めになる傾向があります。
中古車を購入する際のポイント
中古車選びのポイントは車検以外にも多くあります。ここでは、中古車を購入する際に、特に重要なポイントを紹介していきます。
【ポイント1】年式や走行距離の確認
中古車の年式や走行距離を確認することは、車の状態を把握する上で非常に重要です。例えば、年式が新しくても走行距離が多い車は、部品の消耗が進んでいる可能性があります。
一方で、年式が古くても走行距離が少ない車は、長期間放置されていた可能性も考えられます。
どちらも車の寿命や将来的なメンテナンス費用に影響を与えるため、バランスを見て判断することが大切です。
【ポイント2】点検整備記録簿の確認
中古車を購入する際、車両の状態を把握するために「点検整備記録簿」を確認することが重要です。「点検整備記録簿」には、車の過去の整備や修理履歴が詳細に記録されており、消耗品の交換などが適切におこなわれているかを確認できます。
もし点検整備記録簿がない中古車の場合、実際の車両の状態が不透明であるため、購入を避けることを推奨します。
【ポイント3】諸費用の確認
中古車を購入する際には、本体価格以外に「諸費用」もかかります。この諸費用には、名義変更手続きにかかる費用や登録手数料、納車準備費用などが含まれており、本体価格が安く見えても諸費用が高額になるケースもあります。見積書や契約書を十分に確認し、自分でおこなうことで登録手数料を省くなど、節約できる項目がないか検討することが大切です。
【ポイント4】修復歴車や水没車かどうかの確認
中古車の中には、「修復歴車」や「水没車」のように、外見からは判断しにくい車があります。
また、走行に支障をきたす可能性のある「重大瑕疵」を抱える車が安価で販売されていることがあるため注意が必要です。これらの車は、後に予期せぬトラブルを引き起こすリスクがあるため、購入後の安全性を考えると避けるべきです。
しかし、一般の方が修復歴や水没の有無を見分けるのは困難なため、著しく価格が低い中古車に遭遇した際は、販売店のスタッフに直接詳細を確認することが重要です。信頼できる販売店であれば、これらの情報を隠さずに開示し、購入者が安心して車を選べるようサポートしてくれます。
【ポイント5】アフターサポートや保証内容の確認
中古車購入後の安心感を高めるためには、販売店が提供するアフターサポートや保証内容の確認が非常に重要です。保証期間や保証対象となる部品、故障時の対応方法などを事前に確認することで、購入後にトラブルが発生した場合の不安を軽減できます。
特に、エンジンやトランスミッションなど、高額な修理費用が発生する可能性のある主要部品が保証対象となっているかを確認することが肝心です。
また、販売店が独自に提供する点検や整備サービス、ロードサービスの有無も確認ポイントです。保証が充実している車両は、初期費用が高くなる場合がありますが、長期的な安心感を考えると費用対効果が高いといえます。
「車検整備付き」中古車に関するよくある質問
車検整備付き中古車に関連する、よくある質問をまとめました。
車検費用は受ける場所によって異なる?
車検費用は、依頼する場所によって大きく異なります。
主な選択肢としては、ディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、車検専門店、ユーザー車検があり、それぞれ費用とサービスの内容が異なります。
それぞれの費用や特徴は、下記になります。
車検の方法 | 費用目安 | 特徴・注意点 |
ディーラー | 10万~15万円 | メーカー純正部品を使用、整備の質が高いが費用は高め |
整備工場 | 7万~12万円 | 地域密着型で比較的安価、点検内容や費用は工場ごとに変動 |
車検専門店・ガソリンスタンド | 5万~10万円 | 低価格でスピーディー、整備内容は最低限となる場合がある |
ユーザー車検 | 5万~7万円 | 法定費用のみで最も安価、自分で手続きや整備をおこなう知識と手間が必要 |
車検整備付き中古車はお得?
車検整備付き中古車がお得かどうかは、購入する方のニーズによって変わります。納車後すぐに2年間車検の心配をしたくない方や、車検に関する手続きや業者選びの手間を省きたい方にとっては、お得な選択肢と言えます。また、車の整備に詳しくない方でも、販売店がしっかり整備した状態で納車されるため安心です。
一方、購入費用をできるだけ抑えたい場合は、車検整備付きの中古車は割高になる傾向があります。その場合は、車検なしの中古車を購入して自分で車検手続きをしたり、格安の車検業者に依頼したりする方法も検討すると良いでしょう。
法定整備と車検の違いはなに?
車検と法定整備は、それぞれ異なる目的と役割を持っています。
車検は、国が定める安全基準に車両が適合しているかを確認する公的な検査です。そのため、有効期限が切れた状態で公道を走行すると法律違反となります。
一方、法定整備は、車の性能を維持し、故障を未然に防ぐための点検と部品交換を指します。法定整備を怠っても直接的な罰則はありませんが、車の不調や事故のリスクを高める可能性があります。
これら二つの定期的な実施は、車の安全性確保と長寿命化に不可欠です。
車検費用の内訳は?
車検にかかる費用は、「法定費用」「整備費用」「部品交換費用」の3つに分けられます。法定費用は、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代など、法律で支払いが義務付けられている費用です。整備費用は、車検に必要な点検作業の基本料金や技術者の作業費が含まれます。部品交換費用は、ブレーキパッドやオイル、フィルターなどの消耗品や劣化部品の交換にかかる費用です。
これらの整備内容や交換部品は車両の状態によって異なるため、購入時や車検依頼前には、整備の範囲や必要な部品を確認しておくことが大切です。事前に把握しておくことで、納得した上で車検を受けられ、安心して車を使用できます。
公道を走るまでに一番手間が少ない買い方は?
公道を走行するまでに最も手間が少ない買い方は「車検あり」の中古車を選ぶことです。車検ありの中古車は、購入時にすでに車検が残っているため、名義変更をすればすぐに公道を走行できます。
一方、「車検整備付き」の中古車は、販売店が車検手続きや整備をおこなってくれるため、購入者が手間をかける必要はありません。しかし、公道を走るまでに、時間がかかることがあります。
「車検整備なし」や「車検なし」の中古車は、購入後に自身で車検を通す必要があるため、最も手間がかかる買い方です。車検場所の選定、必要書類の準備、車両の移動など、多くの手続きが発生します。
納車までの期間はどれくらいかかる?
納車までの期間は、車の状態によって大きく異なります。
車検が残っている中古車であれば5日以内に納車されるケースもあります。しかし、車検が切れている場合は、新たに車検を通す必要があるため、2~3週間程度かかることが一般的です。
車検整備付きの中古車の場合でも、点検や整備に通常1週間から10日程度の期間を要します。販売店によっても納車までの期間は異なるため、購入前に正確な納車日を確認することが重要です。
法定整備付との違いとの違いは?
中古車には「法定整備付」と表示されることもあり、「車検整備付」と混同されやすいですが、基本的な整備内容はほぼ同等です。
大きな違いとしては、「車検整備付」は車検の新規取得や更新手続きまでセットになっている点で、手続きや費用の面で購入者にとってわかりやすく、安心できるメリットがあります。
どちらも12か月点検や24か月点検に基づき、消耗部品の交換や調整など必要な整備がおこなわれます。
ただし、整備の範囲や内容は販売店によって異なる場合があるため、購入前に確認することが大切です。
車検整備付きの中古車はどんな人に向いている?
車検整備付きの中古車は、整備や手続きの手間を省きたい方に特におすすめです。自分で車検に通すのが面倒、購入費用の総額を事前に明確にしたい、納車後すぐに安心して運転したいといった方に向いています。
また、時間がなく整備や手続きを業者に任せたい方や、車に詳しくない方でも、専門家が点検や消耗品交換をおこなっているため安心です。
さらに、購入時に車検整備費用が含まれているため、予期せぬ出費を避けつつ総額を把握できる点も魅力です。
一方で、自分で車検を通すことに抵抗がなく、できるだけ安く購入したい方には向かない場合があります。購入を検討する際は、自分の希望やライフスタイルに合っているかを確認することが大切です。
まとめ
「車検整備付き」の中古車は、購入時に車検費用や整備費用が含まれているため、納車後すぐに安心して運転できるのが大きな魅力です。追加費用や業者選びの手間が省け、次の車検までの期間も確保されるため、時間や手間を節約したい方に向いています。一方で、価格がやや高くなる点や納車までに時間がかかる場合もあります。購入前には整備内容や総額を確認し、自身のニーズに合った車を選ぶことが重要です。
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- 「車検整備付き」とは、中古車の車両本体価格に、車検に必要な整備費用が含まれている販売形態
- 「車検整備付き」は、車検整備にかかる追加費用が発生しないため総額が明確
- 車検整備付きの中古車は、納車時にしっかりと整備された状態で引き渡されるため、安心して乗り始めることが可能
- 車検整備付きの中古車は、車検が付いていない中古車と比較して購入価格が高くなるデメリットも