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ユニック車に必要な免許や資格とは?取得の流れと費用についても解説!

(引用:写真AC)

「ユニック車の運転にはどのような資格が必要なんだろう?」
「資格取得の費用はどのくらいかかるのかな?」このような疑問をお持ちではないでしょうか。
ユニック車の資格を保有していれば、できる仕事の幅が広がり転職で有利になったり、収入アップのきっかけになるなどのメリットがあります。

この記事では、これらを実現するために必要な、資格の取得方法や費用について解説しています。表を使いながら分かりやすく説明したので、参考にしてみてください。

ユニック車とはトラッククレーンのこと


(引用:古河ユニック株式会社公式サイト『中型トラック架装用ユニッククレーンURG370AWシリーズ

ユニック車とは、簡単に言うとクレーンが装備されたトラックのことです。正確には『両積載形トラッククレーン』という名称で分類されています。
(※記事内では分かりやすいように『ユニック車』で表記を統一)

トラックに取り付けられたクレーンで重荷を積み、そのまま荷台に載せて運搬できるのが特徴です。

ユニック車に形が似ており、分類が紛らわしい車両には、主に『トラッククレーン』と『レッカー形トラッククレーン』があります。

トラッククレーンとユニック車の大きな違いは、路上を走行するときの、運転席とクレーンの操縦席が別に設けられているところです。
ユニック車は運転席からクレーンの操縦ができる場合が多く、最近では安全性に考慮し、リモコンやラジコンで操作できるものもあります。

レッカー形トラッククレーンとの大きな違いは使用用途です。ユニック車が貨物の積卸を目的としているのに対し、レッカー形トラッククレーンは交通事故車や故障車などのけん引用として使われます。

『ユニック』は古河ユニック株式会社の登録商標

一般的に浸透しているユニック車という名前ですが、本来は『古河ユニック株式会社』の登録商標です。

古河ユニック株式会社は国内のユニック車シェア50%以上を占めています。圧倒的なシェア率の高さから、同社以外の製品においてもこの名前で呼ばれるようになったようです。

『カーゴクレーン』や『積載型クレーン』などと言われることもありますが、すべて車両積載形トラッククレーンを指しています。混乱しないように覚えておきましょう。

ユニック車ができる作業は建設現場・引越し・災害廃棄物撤去

ユニック車が実際に使用されている場面は、建設現場や引越し作業、災害廃棄物の撤去などがあります。

建設現場は重機や重い建設資材を運搬するイメージが強いかもしれませんが、最近では引越し作業に使われることも増えていますよ。また、東日本大震災などの災害時には、がれきの撤去時にも活躍しました。

ユニック車の運転に必要な資格や免許


(引用:古河ユニック株式会社公式サイト『中型トラック架装用ユニッククレーンURG370AWシリーズ

ユニック車の運転には、性質の違う最大3種類の免許を取得、または講習・特別教育などを受講しなければなりません。これらの定める条件を満たせば、ユニック車運転の資格が得られます。

『移動式クレーンの操縦』公道の走行』『玉掛け』の3つにそれぞれ異なる資格が必要なので、自分の業務に必要なものを選択しましょう。また、それぞれの業務範囲ごとにレベル別の資格が設定されています。

すべての資格を一覧にしたものがこちらです。

<移動式クレーンの操縦に関する資格3つ>
・移動式クレーン運転士免許
・小型移動式クレーン運転技能講習
・移動式クレーン運転の業務特別教育

<公道を走行するための免許2つ>
・大型自動車免許
・中型自動車免許

<玉掛け業務に関する資格2つ>
・玉掛け技能講習
・玉掛け業務の特別教育

ユニック車に必要な免許・資格の選び方

ユニック車の資格は細かく分かれています。
どの資格を取得するか決めるときの参考にしてみてください。

1. 移動式クレーンの操縦に関する資格を選ぶ

まず、ユニック車の資格取得を検討している人なら、移動式クレーンの免許を保持していない場合がほとんどだと思います。
もし以下の表に記した資格を持っているなら、追加で取得する必要はありません。
移動式クレーンの操縦は、つり上げ重荷の重量によって資格が異なります。以下の表を参考に、自分に必要な資格を選びましょう。

<移動式クレーンの操縦に関する資格>

つり上げ重荷の条件 必要な資格
つり上げ重荷5t以上 移動式クレーン運転士免許
つり上げ重荷5t未満 小型移動式クレーン運転技能講習
※上記の資格を持っているなら追加取得不要

2. ユニック車で公道を運転するための資格を選ぶ

次に、ユニック車を公道で運転する場合に必要な資格について説明します。
ユニック車を公道で走らせるには、積載量・車両総重量によって大型自動車運転免許または中型自動車運転免許が必要です。

トラック運転手の方など、すでにこれらの免許を持っている場合は必要ありません。

これらの免許はユニック車以外の大型トラックや、中型トラックの運転時にも使えます。スキルアップを考えているなら、取得しておいた方が良いでしょう。

<ユニック車を公道で運転するための運転免許>

積載量/車両総重量 必要な資格
6.5t以上/11t以上 大型自動車運転免許
6.5t未満/11t未満 中型自動車運転免許
※上記の資格を持っているなら追加取得不要

※公道を運転しないなら取得不要

3. 玉掛け業務に関する資格を選ぶ

最後に、玉掛け業務に関する資格を選びます。玉掛けとは、クレーンでフックを掛けたり外したりする業務のことです。移動式クレーンの操縦に関する資格とともに保持しておくと活躍の場が広がりますよ。

<玉掛け業務に関する資格>

つり上げ重荷の条件 必要な資格
つり上げ重荷1t以上 玉掛け技能講習
つり上げ重荷1t未満 玉掛け業務の特別教育
※上記の資格を持っているなら追加取得不要

※玉掛け業務をしないなら取得不要

ユニック車の運転に必要な資格や免許・費用について

ここからは、それぞれの資格の内容と費用について解説します。上記の選び方を参考にして、自分に必要だと追う項目だけ読んでみてください。

また、講習が受けられる場所や費用について、より詳細に知りたい場合は『一般社団法人日本クレーン協会』のサイトを参考になります。

移動式クレーン運転士免許の内容

移動式クレーンの操縦資格は、つり上げ重荷の重さによって3つの資格に分かれています。そのなかで最も重量が大きい5t以上の操縦ができる資格が『移動式クレーン運転士免許』です。内容は学科試験と実技試験で構成されています。

また自動車学校での実技教習は6日間ほどのところが多く、集中して通えば1ヵ月以内に免許が取得できるでしょう。

移動式クレーン運転士免許取得にかかる費用

免除資格がなく、教習所に通う場合は13万円〜16万円程度の費用がかかります。
学科試験の費用は6,800円で、実技試験は11,100円の手数料が必要です。

●移動式クレーン運転士免許

内容 学科試験・実技試験
日数 約6日間
費用 ・教習所に通う場合:約13〜16万円

・学科試験手数料:6,800円

・実技試験手数料:11,100円

小型移動式クレーン運転技能講習の内容

つり上げ重荷が5t未満の移動式クレーンを操縦したい場合は、小型移動式クレーン運転技能講習を受けなければなりません。

指定された関連資格の有無によりコースが分かれており、講習期間は2〜3日間の場合が多いです。

なお、つり上げ重荷1t未満の移動式クレーンを操縦する資格として『移動式クレーンの運転の業務特別教育』の受講があります。しかし資格の実用性の面から、多くの人が小型移動式クレーン運転技能講習を受けており、現在この特別教育が受けられる機関はありません。

小型移動式クレーン運転技能講習にかかる費用

費用は3万円程度で講習が受けられます。
民間企業がおこなう講習や、日本クレーン協会が主催している講習などがあり、それぞれ免除項目によって講習内容と費用が異なります。

●小型移動式クレーン運転技能講習

内容 講習の受講
日数 2〜3日間
費用 約3万円

大型自動車免許と中型自動車免許の内容

ユニック車の使用が私有地内に限られる場合は上記の資格だけでも使用可能ですが、運搬業務などで公道を走る場合は『大型自動車免許』か 『中型自動車免許』が必要です。

運転するユニック車の総重量が11t以上かつ積載量が6.5t以上なら大型、11t未満6.5t未満なら中型免許が必要です。

すでにトラック運転手などの仕事をしており、これらの資格を持っている場合は再度取得する必要はありません。

大型自動車免許と中型自動車免許取得にかかる費用

自動車学校に通ってこれらの免許を取得するには、10万〜20万円程度の費用が必要です。合宿型スクールを利用したり、自動車学校に通わず取得する場合はより費用が安くなる場合もあります。

●大型自動車免許と中型自動車免許

内容 自動車運転免許の取得
日数 2週間程度
日数 ・教習所に通う場合:約10〜20万円

玉掛け技能講習と玉掛け業務の特別教育の内容

荷物をクレーンのフックにかける玉掛けの業務には、クレーン操縦とは別の資格が必要です。重荷の重さに応じて2種類あり、つり上げ重荷1t以上なら『玉掛け技能講習』、1t未満なら『玉掛け業務の特別教育』を受講しましょう。

玉掛け技能講習・特別教育にかかる費用

技能講習は、小型移動式クレーン運転技能講習修了者の場合21,000円ほどで受講できます。学科と実技に分かれており、3日間ほどの講習です。

特別教育も同様に3日間ほどの講習で、費用は15,000円程度で受講できます。

●玉掛け技能講習と玉掛け業務の特別教育

内容 講習の受講
日数 約3日間
日数 ・技能講習:約21,000円

・特別教育:約15,000円

ユニック車の免許や資格を取得するメリットとは


(引用:写真AC)

ユニック車の免許や資格を取得すれば、スキルアップの実現により転職が有利になったり、収入アップのきっかけにもなります。また、働き方が変わることでライフワークバランスが取りやすくなることもあり、これらのメリットから資格取得を目指す人が多いようです。

スキルアップで転職が有利になる

さまざまな資格にも言えることですが、資格が1つ増えるとその分働く場所の選択肢が広がります。

例えば、大型免許を活かして貨物ドライバーをしていた人が建設現場でも働けるようになるなど、資格取得で仕事の幅が広がるでしょう。

収入アップのきっかけになる

ユニック車の免許を活かした仕事の年収相場は、300万〜400万円程度だと言われています。現在の月給が15万〜20万円程度の場合、資格を取得すれば収入アップの可能性がありますよ。

ちなみに、職種は建設現場の重機の運搬や長距離ドライバーなどさまざまです。

(参考:インディード『給与検索』

ライフワークバランスが取りやすくなる

ユニック車の資格を活かす仕事は、朝が早く夕方は17時には仕事が終わることがしばしばあります。貨物運送系の仕事とは異なり、夜勤がない職場があることも特徴です。

仕事が早く終わるので、家族との時間や趣味の時間が取りやすくなるでしょう。

まとめ

ユニック車の免許・資格の種類や取得方法について解説しました。

ユニック車の資格は『クレーンの操縦』公道の運転』玉掛け』の3種類に分かれています。またそれぞれに作業範囲別の資格が段階的に設けられているので、自分に必要な資格を選んで取得しましょう。

ユニック車を運転できれば転職先の幅が広がったり、収入がアップする可能性があるなどのメリットがあります。ユニック車の資格を取得して、理想の働き方を実現しましょう。

(参考サイト:一般社団法人日本クレーン協会

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