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ディーゼルトラックも走行不能に!バッテリー上がりの主な症状や発生原因・予防法とは?

ディーゼルトラックも走行不能に!バッテリー上がりの主な症状や発生原因・予防法とは?

トラックに搭載されるエンジンはガソリンや軽油などの液体燃料を燃焼させながら稼働しますが、トラックを走行させるためには燃料だけではなく電力も必要となります。トラックへの電力供給は搭載するバッテリーで行いますが、バッテリー上がりはトラックに生じるトラブルのなかでも比較的発生しやすい代表的なトラブルとして挙げられます。走行不能リスクが潜むバッテリー上がりを取り上げ、バッテリー上がりで生じる主な症状や発生原因、バッテリー上がりの予防策などを紹介します。

電気の供給がストップする!バッテリー上がりとは?

電気の供給がストップする!バッテリー上がりとは?

トラックの安全で快適な走行を実現するためには、トラックに安定した電力を供給する必要があり、トラックの電力供給を担う大型の充電池であるバッテリーから電力供給が行われることでトラックは走行できます。

トラックに発生するトラブルの代表的なものとして挙げられるバッテリー上がりは、バッテリーが安定した電力供給を行えなくなった状態を指し、さまざまな不具合の発生原因となると共に最終的には走行不能となるリスクも潜む厄介なトラブルだと言えます。

トラックの安定稼働には電気の消費と供給のバランスが重要

トラックにとって燃料と共に欠かすことができないのが電力で、トラックの稼働に必要となる電力消費量とバッテリーから供給される電力量のバランスが取れていることが、トラックが正常稼働できる条件だと言えます。

バッテリー上がりが生じるとトラックを正常に稼働させるための電力が供給されなくなり、消費と供給のバランスが崩れることが不具合の発生原因となります。

バッテリーは電気のストックヤードで発電は行わない

既にふれたようにバッテリーは大型充電池ですので、バッテリー自体が発電を行うものではありません。トラックには発電を行うためのオルタネーターと呼ばれるパーツが搭載されており、オルタネーターで発電された電力がバッテリーに充電されバッテリーから各電装部品への電力供給が行われます。

バッテリー上がりでトラックに生じる症状とは?

バッテリー上がりでトラックに生じる症状とは?
バッテリー上がりで電力供給能力が低下すると、バッテリーがトラックの正常稼働に必要となる電力消費量を賄えなくなり不具合が発生します。バッテリー上がりの症状として最も知られるのがエンジンを始動させるセルモーターが作動しなくなる症状ではないでしょうか。

他にもヘッドライトが暗くなったりエアコンの利きが悪くなるなど、多くの電装部品が正常な作動を行えなくなるなどの症状がバッテリー上がりで発生します。

理論的に電力不要のディーゼルエンジンにも電力が必要

点火プラグによって燃焼室内の燃料点火を行うガソリンエンジンはエンジン稼働に電力が必要であることは広く知られていますが、同時に多くのトラックに搭載されるディーゼルエンジンが点火プラグを使用しない自然点火で稼働することも知られています。

確かにディーゼルエンジンは理論上エンジン稼働に電力を必要としない内燃機関ですが、現在広く使用されるディーゼルエンジンは燃料噴霧ポンプをはじめとするさまざまな電装部品で制御されるため稼働には電力が不可欠となっています。

バッテリーが上がるとトラックは走行不能となる

ディーゼルエンジン搭載トラックの燃料ポンプは電動式のものが搭載されています。また排ガス規制対策のために現在のトラックのエンジンは、電装部品で実にさまざまな燃焼調整を制御しながら稼働しています。

バッテリー上がりで電力供給が正常に行われなくなると、これらの電装部品が動作不良を起こしエンジンが正常な稼働を行わなくなり最終的には燃料供給が停止して走行不能状態に陥ります。バッテリー上がりの状態でエンジンを停止するとセルモーターを作動することができなくなりエンジンが始動不能となるのも走行不能状態の1つだと言えるでしょう。

バッテリー上がりのメカニズムや主な原因とは?

バッテリー上がりのメカニズムや主な原因とは?
バッテリー上がりは、トラックの正常稼働に欠かせない安定した電力供給が停止しトラックに不具合が生じる深刻なトラブルだと言えます。バッテリー上がりの発生メカニズムや主な発生原因をしっかり掴むことがバッテリー上がり回避に有効と考えられますので、バッテリー上がりのメカニズムと主な発生原因を確認します。

バッテリー上がりを引き起こす状況

適正使用を行っていれば発生リスクは高くないはずのバッテリー上がりですが、既にふれたとおりバッテリー上がりはトラックの電力消費量とバッテリーの電力供給量のバランスが崩れることで発生しますので、バッテリー上がりの発生に繋がる状況を紹介します。

トラックの電力消費量とバッテリーの電力供給量のバランスは次に挙げる使用環境や条件で崩れるケースが多く、バッテリー上がりが発生しやすくなります。

  • セルモーターの過剰使用
  • エアコンやオーディオ等の過剰使用
  • 低速走行による発電量不足
  • 未使用などで生じる自然放電と充電不足
  • バッテリーの容量不足
  • バッテリーの経年劣化

バッテリー上がりを引き起こす原因

前項で紹介した6つの使用環境や条件がバッテリー上がりを発生させる状況ですが、これらは過放電・充電不足・経年劣化の3つに大別でき、バッテリー上がりの主な発生原因だと言えます。

バッテリー容量不足は過放電に陥りますし、過放電が続くと充電不足の傾向が強くなります。バッテリーは大型の充電池であるため過放電を繰り返すことで劣化し、経年劣化が進んだバッテリーは容量が減少しまた過放電に繋がるという悪循環に陥ります。

バッテリー上がりの応急処置方法や対処法、予防法とは?

バッテリー上がりの応急処置方法や対処法、予防法とは?
走行中にバッテリー上がりが発生しエンジンが停止した場合は、残念ながら応急処置では対処できないと考えられるので、バッテリー交換を行い直近の整備工場に持ち込み電気系統の点検整備を行う必要があります。

しかしバッテリー上がりの代表的症状であるセルモーターが回らない場合は、応急処置方法としてジャンプスタートでエンジンを始動させリカバリーできる可能性が残されています。

バッテリー上がりはジャンプスタートでリカバリーできる!

ジャンプスタートは他のトラックのバッテリーターミナルから電気を分けてもらい、自車のバッテリーで稼働させられないセルモーターを稼働させエンジン始動を行う方法です。他の電装部品と比べると電力消費量が大きいセルスターターを他のトラックのバッテリーを利用して稼働させエンジンで発電される電力でエンジン稼働の継続を行います。

トラックの電圧は24ボルトのため12ボルトの乗用車ではスタートできませんので、24ボルトの電圧の他のトラックから電力供給を行います。またジャンプスタートに使用するブースターケーブルは24ボルト用のものを使用する必要があります。

ジャンプスタートの手順

バッテリー上がりが発生したトラックのジャンプスタートは次の手順で行いますが、ジャンプスタートに使用する救助車のエンジンは稼働させておき、自車のセルモーター稼働時には救助車のアクセルを踏みエンジン回転数を上げておくことをおすすめします。

  1. 赤いケーブルを救助車バッテリーのプラス端子(バッテリー連結を行っていない)に繋ぐ
  2. 赤いケーブルを自車のプラス端子に繋ぐ
  3. 黒いケーブルを救助車のマイナス端子に繋ぐ
  4. 黒いケーブルを自車のマイナス端子に繋ぐ
  5. 自車のセルモーターを作動させエンジンを稼働させる
  6. エンジン稼働を確認後取り付けと反対の手順でケーブルを外す

バッテリー上がりの修理や予防方法とは?

バッテリー上がりはバッテリーの劣化によるものが大半であると言えますので、バッテリー液の量や比重確認などでコンディションを点検し必要に応じた対処を行うことで改善するケースも存在しますが改善が見込めない場合はバッテリー交換を行います。

バッテリー上がりの予防法はバッテリーコンディションの管理に尽きると言っても過言ではなく、バッテリー液の量の確認を行うだけでもバッテリー上がりのリスクが大幅に減少します。

しかしバッテリーの交換を行ってもバッテリー上がりが発生する場合は、バッテリーに電力供給を行い充電するオルタネーターに問題があることが考えられます。

供給量不足の場合の修理費用は高額となる

通常使用ではオルタネーターの発電量がトラックの電力消費量を下回ることはありませんが、電力消費量の大きな電装部品を追加した場合やオルタネーターの経年劣化で発電量が減少している場合はオルタネーターを交換する必要があるため修理費用が高額となります。

オルタネーターの付属部品に原因がある場合は15,000~20,000円程度の費用で修理ができますが、オルタネーターの交換が必要な場合は80,000~150,000円程度の費用が発生します。

バッテリー上がりが頻発する場合はオルタネータートラブルが疑わしい

バッテリー上がりが頻発する場合はオルタネータートラブルが疑わしい
バッテリー上がりはバッテリー交換で解消できるのが一般的ですが、走行距離が伸びているトラックの場合はバッテリー上がりの原因がバッテリー自体ではなく、バッテリーに電量供給を行うオルタネーターにあることが珍しくありません。

バッテリーは大型の充電池であるため電力供給を受けなければ自身に蓄電した電力を放電した時点でバッテリー上がりが生じます。バッテリーを交換してもバッテリー上がりが改善されない場合はオルタネーターの故障が原因であると推測できます。

オルタネーターが経年劣化したトラックは乗り換えの検討時期?

オルタネーターが原因でバッテリー上がりが発生している場合、修理費用の経済的負担は小さくありませんが、オルタネーターの一般的な使用限度は10万km以上と言われており比較的丈夫なパーツだと言えます。

オルタネーターが故障するということはトラックの経年劣化が進んでいるとも考えられ、オルタネーター交換後にもさまざまな不具合の発生が予想できるといえるでしょう。オルタネーターの故障はトラックの経年劣化の目安の1つであると判断するべきだと言えます。

トラック乗り換えには中古トラック販売店の利用がおすすめ!

経年劣化の進んだトラックは各部の不具合が頻発するケースが多く、修理費用の経済的負担はもちろん計画的な運行スケジュールの実現が困難になる可能も潜んでいることから乗り換えの検討をおすすめします。

トラックの乗り換えにはコストや乗り換えスケジュールの調整などの問題が生じますが、完成車を取り扱う中古トラック販売店であれば予算に合わせた中古トラックを最短即日の短納期で購入することも可能です。

バッテリー上がりが頻発する場合は中古トラック販売店を利用した効率的なトラックの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

最終的にエンジンが停止し走行不能状態に陥るリスクを持つバッテリー上がりは、できることなら避けて通りたいトラブルです。バッテリー上がりを回避するためにはバッテリーのコンディション管理が重要となりますが、バッテリー上がりが発生した場合は次の3つの対策で対応してください。

セルモーター使用不能はジャンプスタートでリカバリーする

上がったバッテリーは点検・メンテナンスし必要なら交換する

バッテリー上がりが頻発する場合はトラックの乗り換えも検討する

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