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輸送業務効率化に欠かせない運行管理!トラック運行管理業務を掘り下げながら大紹介!

輸送業務効率化に欠かせない運行管理!トラック運行管理業務を掘り下げながら大紹介!トラックの輸送効率は国内の物流効率を意味すると言えますが、闇雲にトラックを運行させても輸送効率向上は期待できないため計画的な運行計画が重要となります。
事業用車両には乗客移動に従事する旅客車両と荷物を積載し運送を行う貨物車両が存在し、必要となる資格も旅客運行管理と貨物運行管理では異なります。ここでは主に貨物自動車の運行管理を行うトラックの運行管理者について紹介します。

適切な運行計画で安全なトラックの運行を実現するトラック運行管理者とは?

適切な運行計画で安全なトラックの運行を実現するトラック運行管理者とは?
効果的運行計画を立て運行管理を行いながら計画通りのトラック輸送を実践することで効率的なトラック輸送が実現されますが、トラックの運行管理は誰でも行えるものではなく運行管理者がトラック運送管理を行う必要があります。

トラック運行管理業務を行う運行管理者はトラック輸送業務に従事する事業所に選任義務があり事業規模で選任人数が異なり、1人のトラック運行管理者が管理できるトラックの台数なども決まっていますので紹介します。

事業規模でトラック運行管理者の選任人数が異なる

トラック運送業務で事業登録を行う際には運行管理者を選任する必要があることは貨物自動車運送事業法関係法令の貨物自動車運送事業輸送安全規則で定められています。

貨物自動車運送事業輸送安全規則 第十八条

 一般貨物自動車運送事業者等は、事業用自動車(被けん引自動車を除く。以下この項において同じ。)の運行を管理する営業所ごとに、当該営業所が運行を管理する事業用自動車の数を三十で除して得た数(その数に一未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとする。)に一を加算して得た数以上の運行管理者を選任しなければならない。(以下省略)

また選任する運行管理者の人数は次に挙げるように事業規模によって異なります。

・1人以上:保有車両29台までの事業所
・2人以上:保有車両30~59台までの事業所
・保有車両60台以上の事業所は29台に付き1人の選任を行う

トラック運行管理者1名が管理できるのは29台のトラックまで

運行管理を行い計画的なトラック運行を実現するトラック運行管理者は事業規模で選任人数が異なることは既に紹介しましたが、選任人数が異なるのは既述のとおり1人の運行管理者が管理できるトラックの台数が29台までに限定されていることに起因します。

貨物自動車運送事業法で定められるトラック運行管理者の運行管理業務とは?

貨物自動車運送事業法で定められるトラック運行管理者の運行管理業務とは?
法的に選任が義務付けられている運行管理者ですが、「選任された運行管理者が具体的にどのようなトラック運行管理業務を行うのか?」が気になる方が少なくないのではないかと思われますので、運行管理者のトラック運行管理業務を紹介します。

貨物自動車運送事業法で定められる主な運行管理業務は8項目

事業規模によって選任される人数が異なるものの選任された運行管理者は運行車両管理・運行スケジュール管理・運行ルート管理・安全管理・労務管理の5つの管理を行いながらトラック運行管理業務を遂行します。

具体的には5つの管理業務は次に挙げる8項目の実施で遂行されます。

乗務指示:ドライバーに乗務指示を行います
過労運転防止:適切な運行計画を立て過労運転を防止します
過積載防止:トラック運行の監督・指導を行い過積載を防止します
積載方法の監督・指導:積み荷の積載方法を監督・指示し荷崩れなどを防止します
点呼:法的に定められる点呼で酒気帯び・過労運転を防止します
乗務記録作成:運行記録計(タコグラフ)のデータを利用し運行記録を作成します
事故記録作成:保有車両が関係する事故の自己記録を作成・管理を行います
運行指示書作成:ドライバーに携行させる運行指示書の作成を行います

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8項目以外にも運行管理業務は存在する

運行管理者のトラック運行管理業務は既述の8項目が主な業務内容となりますが、実際には、トラック運行管理業務以外にも顧客(荷主)への営業活動や折衝なども運行管理者が行うケースが多く、一見楽そうに見えるトラック運行管理業務の実情はかなり過酷であると言えます。

トラック運行管理者に求められる資格や免許とは?

トラック運行管理者に求められる資格や免許とは?
トラックの効率的で安全な運行の実現を行う運行管理者はトラック運行管理業務の全てを担い、さらに営業活動や顧客との折衝まで幅広く活躍する非常に重要な存在であるため誰でもを運行管理者として選任できる訳ではありません。

選任を受け運行管理者に就任するためには必要となる資格を取得する必要があるので、トラック運行業務を遂行する運行管理者に求められる資格を紹介します。

トラック運行管理者は国土交通大臣指定試験機関の試験合格が求められる

トラック運行管理業務を適切に遂行するために運行管理者には一定の経験や専門的な知識が求められ、運行管理者としての適性を図るために国土交通大臣指定試験機関が実施する試験に合格することが求められます。

つまりトラック運行管理業務を遂行する運行管理者は国家資格保有者でなければ就任することができない就任難易度の高い職業の1つだと言えるでしょう。また運行管理者は複数のトラック運行管理業務を兼任することが許可されていません。

国家資格のトラック運行管理者試験の受験資格とは?

トラック運行管理業務を遂行する運行管理者は国家試験に合格し国家資格を取得する必要がありますが、運行管理者資格試験には次に挙げる受験資格が定められているため受験資格を満たさなければ試験を受けられません。

・1年以上運行管理業務を補佐する実務経験を有すること
・国土交通大臣認定講習機関の基礎講習を修了すること

基本的に運行管理者のサポートを1年以上行い、トラック運行管理業務の実務経験があることが求められますが、実務経験がない場合でも基礎講習を修了することで1年の実務経験に代えることが可能です。

トラック運行管理者試験の実施期間や受験時の注意点、試験項目は?

トラック運行管理者試験の実施期間や受験時の注意点、試験項目は?
トラック運行管理業務を遂行する運行管理者に就任するために必要となる国家資格は受験条件が定められトラック運行管理者試験の合格率は三割前後と非常に厳しい試験であると言われています。

運行管理者試験は全国各地で毎年3月の第1日曜と8月の第4日曜の2回、マークシート式筆記試験が行われますが取得難易度が決して低くはないと言える国家資格である運行管理者試験の受験時の注意点や試験項目などを紹介します。

トラック運行管理者試験受験時の注意点は?

事業用車両は2つに大別でき、車両運行管理に必要となる資格もは旅客運行管理と貨物運行管理で異なることは既に紹介しましたが、運行管理者試験も旅客運行管理と貨物運行管理では異なります。

また、5年以上のトラック運行管理業務の実務経験を有し、5年の期間中に大臣認定講習機関が行う基礎講習と一般講習を5回以上受講している場合は無試験で国家資格を取得できますが、1年のうちに複数回受講した場合でも受講回数は1回のみのカウントとなるため注意が必要です。

トラック運行管理者試験の具体的な試験項目

トラック運行管理者試験の試験項目は次に挙げる5項目から30問が出題され、原則として60%(18問)以上の正解率で各出題項目ごとに1問(実務上の知識及び能力は2問)以上の正解が求められます。

・貨物自動車運送事業法関係
・道路運送車両法関係
・道路交通法関係
・労働基準法関係
・運行管理者業務に必要な実務上の知識及び能力に関係するもの

トラックの運行効率や安全な運行の実現を担う運行管理業務は責任重大

トラックの運行効率や安全な運行の実現を担う運行管理業務は責任重大
厳格な受験資格が設定され合格難易度の高い国家資格である運行管理者資格を取得して初めて就任できる運行管理者ですが、既にふれたとおりトラック運行管理業務は非常に多彩であり運行管理業務以外の業務を兼任することも珍しくないため運行管理者は責任が重大な職種であると言えるでしょう。

効率的な運行の実現に良好な車両コンディションは欠かせない

運行管理者がどんなに優れた運行計画を立てたとしても、運行車両であるトラックのコンディションが悪ければ計画通りの運行管理を行うのは困難となりトラック運行管理業務が失敗してしまうリスクが高くなります。

効率的なトラック運行を計画どおり進めるためには運行車両の車両コンディションを良好に保つ必要がありますが、輸送業務に用いられるトラックは年間走行距離が大きく経年劣化の進行が速いことから良好な車両コンディションを保つのが困難である傾向にあるのも事実です。

中古トラック販売店の利用で効率的な運行管理の実現を!

車両コンディションが低下したトラックで効率的で計画的な運行を行うのは非常に難しいと言えますが、かといって常に新車のトラックを導入し続けるのは現実的ではありません。

そこで提案したいのが中古トラック販売店で取り扱われる中古トラックを導入しながら計画的なトラックの運行管理を行う方法です。万一トラブルが生じ運行計画の実現が難しくなった場合でも即日納車に対応できる車両も存在する中古トラックは非常に魅力的な存在ではないでしょうか?

現在、中古トラック市場への流入車両は良好なコンディションのものが非常に多く、効率的なトラック運行管理業務に十分応えられると言えますのでトラック運行管理業務のサポートに中古トラックという効果的な選択肢が存在することを忘れないで下さい。

まとめ

運送業の事業登録を行った事業所は、トラックの配車計画を立て実際に車両運行を監督・管理する運行管理者を必ず選任することが義務付けられています。運送業務にとってなくてはならない運行管理者ですが、運行管理者に就任するためには難易度の高い国家試験の合格者である必要があり誰でもなれるものではないのが事実です。

トラックのハンドルを握ることなく物流業に深く関わることができる運行管理者への道を志す方にとって、国家試験合格の存在は乗り越えるべき大きな壁ですが次に挙げる3つに注意しながら運行管理者の国家資格取得を行って下さい。

  • 毎年3月第1日曜と8月第4日曜の2回全国各地で試験実施
  • 受験資格は1年以上の実務経験者か国交大臣認定の基礎講習修了者
  • 5年以上の実務経験と指定数の基礎・一般講習受講で無試験取得可

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