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トレーラーの運転には不可欠な牽引免許!取得の条件・方法・費用は?

トレーラーの運転には不可欠な牽引免許!取得の条件・方法・費用とは?

2017年の道路交通法改正で運転免許区分の細分化が推し進められ、現在国内のベーシックな自動車運転免許は普通・準中型・中型・大型の4区分となりました。一般的に小型・中型・大型の3つに分類されるトラックの運転には該当車両の車両区分の運転資格を有する免許区分の保有が必要となります。

物流業界の花形であるトレーラーのオペレーターはトラックドライバーの最高峰とも言われ、トレーラーのオペレーターを志す方は少なくありませんが、トレーラーの運転には既述の4区分以外にも免許が求められます。

トレーラーの運転に必要となる免許や免許取得方法、取得費用の目安や取得後に活躍できるフィールドなどを紹介します。

トレーラーの運転は自動車運転免許だけでは不可能!必要になる牽引免許とは?

既に紹介したとおり現在国内のベーシックな自動車運転免許は4区分に細分化され各免許区分では次に挙げる区分の車両の運転が許可されています。

免許区分 車両総重量 最大積載量 乗車定員
普通免許 3.5トン未満 2トン未満 10人以下
準中型免許 7.5トン未満 4.5トン未満 10人以下
中型免許 11トン未満 6.5トン未満 29人以下
大型免許 11トン以上 6.5トン以上 30人以上

トレーラーは牽引車両(トラクタ)と被牽引車両(トレーラー)で構成されますが、上記の車両区分は単車の運転を許可するものでトラクタ単独であればトラクタの車両区分の運転資格で運転できます。

車両総重量750kg未満の被牽引車であれば問題ありませんが、運送業務に用いられるトレーラーは車両総重量750kg以上のものが一般的ですので、運送業務でトレーラーを運転する場合は該当車両を運転できる運転免許と「牽引免許」が必要となると言えます。

トレーラーの車両区分によって必要な運転免許も異なる

トレーラーの車両区分によって必要な運転免許も異なる

牽引車両(トラクタ)の車両区分は被牽引車両(トレーラー)の大きさで選定しますので、仮にトレーラーが小型であれば小型トラクタ、中型トレーラーには中型トラクタ、大型トレーラーには大型トラクタで牽引運行します。

しかし国内で運行するトレーラーは大型トレーラーが中心で、牽引車両も大型トラクタとなります。特に運送業務に用いられるのは大型トレーラーと大型トラクタが一般的なので、トレーラーの運転は基本的に大型免許保有が条件になると考えて良いでしょう。

免許不要で牽引できるものも!牽引免許が必要となる牽引車両の規格とは?

牽引免許には車両総重量750kg以上の被牽引車を牽引するのに必要な「牽引免許」と旅客車両を牽引するのに必要な「牽引第二種免許」、車両総重量750~2,000kg未満の小型トレーラー限定で牽引できる「小型限定牽引免許」の3つが存在します。

車両総重量750kg未満の牽引車両については牽引免許なしで牽引できることは既にふれましたが、牽引免許不要の牽引や限定牽引免許が必要となる牽引車両は被牽引車両の車両総重量から推測すると普通自動車・小型トラック・中型トラックが該当すると考えられます。

運送業務に活用されるトレーラーは車両総重量が750kg以上、2,000kg以上であるのが一般的ですから牽引車両には中型トラック・大型トラックが該当すると言えます。

牽引免許はどこで取得する?取得方法と取得条件は?

牽引免許はどこで取得する?取得方法と取得条件は?

運送業務に用いられるトレーラーの運転には牽引免許が必要となりますが、牽引免許の取得方法や取得条件、取得費用や必要な時間が気になるところです。

牽引免許の取得方法は2つ

牽引免許も他の運転免許同様、公認自動車教習所で教習を受け卒業検定をクリアする方法と、運転免許試験場で直接受験する方法で取得することができます。

公認自動車教習所での取得

公認自動車教習所を利用して牽引免許を取得するには教習所で12時限の技能講習を受講し、卒業検定をクリアしたのちに運転免許試験場で行われる適性検査に合格すれば牽引免許が交付されます。

自動車教習所は教習所に通う通学タイプと短期間での取得が可能な合宿タイプ(通称:合宿免許)を選ぶことができ、どちらのタイプでも牽引免許を取得できます。

免許センターでの一発試験も?

全ての自動車運転免許は免許センターで直接受験する通称「一発試験」でも取得可能で、もちろん牽引免許取得も一発試験で挑戦することができます。取得までの時間や費用を大幅に圧縮できるのが一発試験ですが、一発試験は不確定要素が多く難易度が非常に高いため一般的ではない取得方法だと言えます。

牽引免許の取得条件とは?

自動車運転免許にはそれぞれ取得条件が定められており、ベーシックな自動車運転免許に付随する運転資格である牽引免許取得には普通・準中型・中型・大型の自動車運転免許保有者であることが求められます。

保有免許区分に対する牽引資格が取得できますので、運送業務でのトレーラー運転を志す場合は大型免許の保有が実質的な条件だと言えるでしょう。ベーシックな運転免許保有以外にも牽引免許取得には次に挙げる条件が求められます。

  • 年齢:18歳以上
  • 視力:両眼で0.8・1眼で各0.5以上
  • 色彩認識能力:赤・青・黄色が認識できること
  • 深視力:3度行う検査の誤差が2cm以下
  • 聴力:90デシベルの音を10mの距離で認識できること
  • 自動車の運転に支障をきたす身体障害がないこと

上記の牽引免許取得条件の中に挙げられている「深視力」は一般的には馴染みの薄いものですが、立体感や遠近感を感知する視力を指します。人間は目に写る映像を脳で処理する際に左右の目に生じる微妙なズレから立体感や遠近感を感じます。

立体感や遠近感はトレーラーの運転に欠かせない感覚なので、深視力測定器を使用して深視力を3度測定し2cm以内の誤差であることが求められます。

牽引免許取得に必要な費用や時間の目安は?

牽引免許取得に必要な費用や時間の目安は?

トレーラーのオペレーターを志す方にとって、牽引免許取得に必要となる費用や時間も気になる点だと言えるでしょう。できるだけ短時間・低予算で牽引免許を取得したいものですので、牽引免許取得に必要な費用や予算を紹介します。

自動車教習所と一発試験では予算と時間が大きく異なる

牽引免許取得の方法として公認自動車教習所を利用する方法と一発試験に挑戦する方法を紹介しましたが、それぞれの方法で牽引免許取得までの費用と期間の目安は次に挙げるとおりです。

自動車教習所利用の場合

  • 取得期間:目安期間2週間(最短6日間)
  • 取得費用:120,000~150,000円

一発試験利用の場合

  • 取得期間:目安期間不確定(5~7回、最短1日)
  • 取得費用:不確定(1回目で合格の場合6,100円)

一発試験の費用は受験料2,600円・試験車使用料1,450円・免許証交付手数料2,050円ですので1回で合格すれば6,100円で牽引免許の取得が可能です。合格しなかった場合は1度の試験に対して受験料2,600円と試験車使用料1,450円の計4,050円が発生します。

自動車教習所を利用するより遥かにリーズナブルであるものの、警視庁の発表では牽引免許取得試験の一発試験合格率は82.3%ですので、確実な合格を目指す方は自動車教習所を利用することをおすすめします。

牽引免許取得のポイントは?

トレーラーは牽引車両と被牽引車両の連結部分が可動式であるため方向転換やバックの際に単車のトラックとは全く異なる挙動を見せるのが特徴で、特にバックでの方向転換の際には一旦逆ハンドルを切ってから順ハンドルを切る必要があるなど運転方法にコツがあります。

自動車教習所では技能講習の際にこれらの牽引車両運転のコツを細かく指導しますので、教習所を利用するが安全運転への道だとも考えられます。また運送業務に従事するトレーラー・オペレーターに実質求められる大型免許の取得が済んでいない場合は、大型免許と牽引免許の取得をセットで行うと効率的だと言えるでしょう。

牽引免許を取得すれば仕事の選択肢が大きく広がる!

牽引免許を取得すれば仕事の選択肢が大きく広がる!

普通・準中型の自動車運転免許で運送業務に従事することは可能ですが、運転できるトラックが限定的となるため現実的ではないと言えます。また中型・大型の免許保有者であっても単車のトラックしか運転できないことから、ベーシックな運転免許に付随する牽引免許を取得は仕事の選択肢を大きく広げることに繋がると言えます。

牽引免許保有ドライバーが活躍するフィールドは?

大型免許と牽引免許を保有するドライバーは運送業務に使用する全ての車両の運転が可能となるため、仕事の選択肢が大きく広がります。特に大型トレーラーは長距離の大口荷物の搬送業務に活用されるため長距離運送業務での活躍が期待できます。

また海運コンテナの搬送にもトレーラーは活用されており、港湾地区での搬送業務もトレーラーが活躍するフィールドだと言えるでしょう。

運送業務効率化に大きく貢献するトレーラー

物流業界でトレーラーが活用される理由として、牽引車両と被牽引車両を切り離すことができるトレーラーの構造が挙げられます。トレーラーのオペレーターは荷物の積み込みが完了したタイミングでトレーラーごと荷受けを行い、搬送先でトレーラーを切り離しトレーラーごと引き渡しができます。

このことからトレーラーは荷待ちをすることなく効率よく運行することが可能となり、運送業務の効率化に大きく貢献することができる車両だと言えるでしょう。

規制緩和で牽引免許へのニーズが高まることが予想される!

現在国内で運行するトレーラーは後輪のみ車軸が装備されているセミトレーラーが一般的で、車両後部に荷台を持たないセミ・トラクタが多く運行しています。しかし、2019年にトレーラーに対して規制緩和が行われ、従来最長21mに規制されていたフルトレーラーが最長25mまでの連結が可能となりました。

このことから今後に車両後部に荷台を持ち、荷台後部のフックで被牽引車両と連結するトレーラー「ダブル連結トラック」の急速な普及が予想されます。牽引免許保有者へのニーズが物流業界で高まることが期待できるので牽引免許取得は効果的なスキルアップだと言えるでしょう。

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まとめ

牽引免許に対するニーズの高まりが予想される現在ですが、牽引免許取得を実現させるためには次に挙げる3つのポイントが重要だと考えられます。

牽引免許取得前に大型免許取得が効果的

牽引免許取得には自動車教習所の利用が現実的

牽引免許取得のポイントはバック時の方向転換のコツを掴むこと

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