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大型トラック免許取得に必要な深視力とはいったい何?試験を合格するコツやトレーニング方法もご紹介!

大型トラック免許取得に必要な深視力とは?
大型トラックなどを運転する際には深視力が必要です。
大型トラックトレーラーなどは縦に長い車両であり、運転席から最後尾までの長さは相当なものになります。
そのため立体的に判断できる能力が必要だといえるでしょう。

物体を立体的に見る能力は深視力といい、バックする際や信号を曲がる際などに必要となってきます。
大型トラックやけん引免許を取得するときは、深視力の検査があり不合格となってしまった場合、いくら運転が上手でも免許を取得することはできません。
また深視力は免許更新の際にも検査を受けます。

立体的に見るための深視力ですが、意外と苦戦する方は多くいるため、今回は深視力検査のコツやトレーニング方法などをご紹介していきます。

筆者・太田さん

太田 りく著者のTwitterはこちら

整備士として現場で働いている現役整備士ライターです。
所有資格は整備士3級。

現役で働いているという強みを活かし、読みやすく読者の疑問を解決できるような記事になるよう心がけています。

深視力とは大型トラックやけん引免許で必要になってくる能力!

深視力とは大型トラックやけん引免許で必要になってくる能力
深視力は大型トラックやけん引免許を取得する際、必ず必要になってくる能力です。
普通車ではあまり必要のないこの能力は、長く大きい車両には必要不可欠であり、この能力が欠如していると事故を起こす可能性が高まります。

では深視力とはいったいどのような能力なのでしょうか。

深視力とは物体を立体的に捉える力

先ほどもお伝えしましたが、深視力とは物事を立体的に見たり目標としている物体までの距離などを推測する能力です。
大きな車両では特に大きさをとらえる力が必要になってきます。
運転をする場面では、奥行や大きさなどを推測し、通れるか通れないかなどを瞬時に判断しなければなりません。
奥行などを判断するための能力が深視力であり、この能力がなければ事故を起こしてしまう可能性は極めて高くなります。

たまに普通車に乗られている方で並走している際、必要以上に近寄って運転している人を見たことがある方も多いと思います。
このような方は深視力が低く、周りの車と自分の車との距離を正確に把握できていないためであるといえるでしょう。

普通車であれば、白線以内に収まっていれば事故を起こす可能性はあまりありませんが、大きな車両では白線を超えて運転することも多く、事故を起こせば周りにも迷惑がかかります。

視力の良さとはまた違った能力であり、遠くの物体でも見ることができる視力が高くても深視力は低い可能性もあります。
そして後程ご説明しますが、視力と違いトレーニングで向上できる能力でもあるのです。

深視力が必要な免許一覧

深視力が必要な免許は以下の通りです。

深視力が必要な免許 免許の内容
大型免許 車両総重量11t以上(最大積載量6.5t以上)の車両
中型免許 車両総重量11t未満(最大積載量6.5t未満)の車両
準中型免許 車両総重量7.5t未満(最大積載量4.5t未満)の車両
けん引免許 自走できない車両(車両総重量750kg以上)をけん引する免許
普通二種免許 普通自動車で他人を運ぶ職業の人が必要な免許
(タクシーや代行運転など)
中型二種免許 乗車定員11人以上29人以下の車両で他人を運ぶ職業の人が必要な免許
(中型観光バスなど)
大型二種免許 乗車定員30人以上の車両で他人を運ぶ職業の人が必要な免許
(大型バスなど)

意外とさまざまな免許で深視力は必要になってきます。
深視力の検査で落ちて免許を取得できないという事態にならないように、免許取得を考えている方は日ごろからトレーニングをしておく必要があるといえるでしょう。

深視力は免許更新でも検査される項目!

深視力は免許更新でも検査される
深視力は免許取得時だけでなく、定期的に免許を更新する際にも検査されます。
更新の際、深視力検査で落ちてしまうと免許更新はできません。
しかし視力と違いトレーニングによって鍛えることができますし、コツさえ覚えておけばそんなに難しい検査ではないのです。

実際に行われる深視力の検査方法とは?

免許センターでの深視力検査では、「三稈法(さんかんほう)」という方法が使用されています。
この方法は、3本の棒が横一列に立ててあり真ん中の1本だけが前後に動くという仕組みで行われます。
そして前後している棒が横の棒と並んだタイミングで合図を送るというシンプルな方法です。

受験者は棒よりも2.5m離れた距離で検査を受け合計3回測定後、平均の誤差が2㎝以内であれば合格となります。
とても簡単そうに思いますが、実際行うと意外とタイミングが分からず苦戦する方が多い検査なのです。

深視力検査に合格するコツをご紹介!

では深視力検査を受けるにあたって合格するコツをご紹介します。
ご存じの方も多いとは思いますが、

  • 3本の長さが同じになるタイミング
  • 3本の太さが同じになるタイミング
  • 3本のピントが合うタイミング

これらのタイミングを見極めボタンを押しましょう。
しかしすべてのタイミングを見計らっていると、逆にずれる可能性もあります。

そのためこの記事では、太さを元にタイミングを合わせる方法をオススメします。
立体的に見る必要のある深視力ですが、立体的に見えていたとしてもタイミングが合わなければ意味がありません。
そのため棒の太さを基準に位置を確認します。
左右の棒より真ん中の棒が自分の近くにあれば、中央の棒は他の2本より太くなります。
逆に遠くなると細く見えるため、左右の棒と同じ太さになったタイミングでボタンを押すことがコツです。

この方法を使用してもタイミングが合わなければ、左右の視力差が大きいのかもしれません。
そのような場合は自分の左右の視力を正確に測り、眼鏡を作ってもらうことも検討に入れる必要があるといえるでしょう。

深視力と目の機能は密接な関係がある

何度深視力検査を受けても合格できないという方は、もしかすると視力以外の機能の低下で深視力が低いのかもしれません。
深視力が高い方は、両目で見た映像を脳によって立体的に捉える力が高いということです。
そして深視力が低いのであれば、立体的に捉える能力が低い可能性もあります。
また、左右の視力が大幅に違った場合なども深視力が低くなってしまうのです。

このように深視力を高く保つためには視力だけではなく、両目のバランスなども必要となってきます。
そしてこの両目のバランスを「両目視機能」といい、この機能が低下することで深視力も低下するといえるでしょう。

そのため何度検査を行っても合格できないという方は、眼科へ行き両目のバランスを測ってみる必要があります。
そして片目だけ視力が悪かったり、斜視などの場合はメガネを作ったり治療を行い適切なバランスを保つことが大切です。

深視力検査前に準備する物とは?

深視力検査に合格するためには、事前にメガネを準備する必要がある場合もあります。
その理由は先ほどお伝えしたように、視力がよくても深視力が低い場合があるからです。
いくら視力がよくても深視力検査に落ちる可能性は十分にあり、深視力を高めるために眼鏡の作成が挙げられるのです。

特に乱視の場合、実際よりも棒が多く見えてしまい混乱する可能性もあります。
そのような場合、自分の目に合ったメガネを作り検査を受けに行きましょう。

深視力検査に自信がなければ事前に測っておこう!

深視力検査当日は数回の測定しか行えません。
いくら深視力があっても、検査方法に慣れずうまくいかない場合も十分に考えられます。
そこで深視力検査に合格する自信のない方は、事前に測っておくことがオススメです。

事前に測るといっても実際に使用する検査器具を手作りで作成するのは難しく、作成できるとしても会社員で働いている方にそんな時間はないでしょう。
そのような方にオススメな方法が、メガネ屋さんで測るという方法です。

メガネ屋さんのなかには、免許講習に使用される測定器具と同じ装置を導入している店があります。
先ほども少しお話ししたように、眼鏡がなければ深視力が低いという方もなかには存在するため、できれば検査日までに練習を行い、眼鏡を作る必要があるのかどうかをしっかりと確認することが大切だといえるでしょう。

料金はかかるものの時間を決め、その時間内では何回でも測定できるため装置に慣れるという意味でもとても有効ではないでしょうか。
料金自体は店によって違いはありますが、1000円以内で練習させてくれる店がほとんどなので、自信がないという方はぜひ利用してみましょう。

深視力がなければ事故を起こしてしまう可能性もあり危険!

深視力がなければ事故を起こしてしまう可能性もあり危険
大型トラックなどを運転する際必要となる深視力ですが、深視力の能力が低いまま運転を行うと事故を起こす危険性が高くなります。
例えばトレーラーなどで駐車する際、周りとの車の位置関係を見誤るとトレーラーの後部を他の車にぶつけてしまうかもしれません。
またトンネルをくぐる際でも自分の車の大きさを見誤り、サイドや天井をこすってしまうかもしれません。

一番可能性があるとすれば交差点で曲がる際、停車線から大幅にはみ出して停車している車にトラックのリア部分をぶつけてしまう、もしくは他の車を巻き込んでしまう可能性でしょう。

このように深視力が欠如していると、危険を察知する能力が低下します。
大型の車は少しぶつけただけでも大事故に発展してしまう乗り物です。
大型車に乗ったことのない方は、大型トラックの運転手は自分の存在に気づいており大丈夫だろうという考えの方も多くいます。

大型車が交差点を曲がるのに必要な空間を理解していないため、白線よりも大幅にはみ出した状態でも平気で停車する方もいるのです。
そのような車にぶつけ事故を起こさないためにも、深視力を向上することが大切だといえます。
では自宅や外出先でも簡単にできる、深視力のトレーニング方法をご紹介してきます。

深視力を衰えさせないためのトレーニング方法とは?

視力と違い深視力は鍛えることができる素晴らしい能力です。
年齢問わず鍛えることができ、衰えた場合でも再度トレーニングを行うことで能力が戻ってきます。
時間もそれほどかからず、準備するものもないトレーニングなのでぜひチャレンジしてみてください。

深視力トレーニング①

まず初めに行うトレーニング方法は、片方の手を顔の前にもってきて人差し指を立てます。
そして鼻に近づけたり遠ざけたりと、前後に動かします。
その指を両目で追いかけるだけというシンプルなトレーニングです。

子供のころに両目を鼻に近づける遊びをしたことはありませんか。
その方法と全く同じです。
これを行うことにより両目で見た映像を、脳で処理し一つの映像にする能力が高まります。

深視力トレーニング②

2つ目のトレーニングは、指を立てるまでは①の方法と同じですが、今度は360度自由に指を動かしてみましょう。
その指をずっと両目で追いかけることにより深視力が鍛えられます。

このように深視力を鍛えるのは決して難しいことではありません。
仕事の休憩中や自宅でテレビを見ている空き時間などで簡単に行うことができます。

その他にも自宅で簡単に行えるトレーニングとして、時計でもなんでも構いません何か対象になるアイテムを決めます。
そのアイテムまでの距離を推測し実際にメジャーで測ってみるだけでも、距離感をつかむトレーニングになるのです。
また距離を推測するのではなく、目を瞑って決めたアイテムが体の真正面に来るように移動してみましょう。
そして思っていた距離の誤差を確かめるという方法も有効なトレーニングです。

免許更新が近く深視力に自信がない場合は、合格のコツだけでなくこのようなトレーニングを行ってみてはどうでしょうか。

まとめ

大型トラック免許取得に必要な深視力についてまとめ
深視力とは立体的にそして対象とする物体との距離をつかむ能力です。
トラックなどの大型車を運転する際、この能力がなければ事故を起こしかねません。
また免許取得や更新の際にも検査を受ける必要があり、落ちると免許をもらうことができないので注意しましょう。

深視力検査で合格するためのコツはこの記事でお伝えした通りですが、最も大切なことは定期的に深視力検査が行われている背景を理解することです。
深視力検査は事故を起こさないために実施されています。
コツを知っているから深視力が無くてもいいというわけではなく、深視力が十分にあった場合でも検査に落ちてしまう可能性があるため、コツを紹介しています。
特にトレーラーなどのとても長い車両を日ごろから運転しているのであれば、深視力は大切な能力です。
事故を起こさないためにも深視力が衰えてきたと感じた場合、免許更新の有無にかかわらずトレーニングをして深視力を鍛えていくことが大切だといえるでしょう。

  • 深視力とは空間を立体的に捉えたり距離を推測する能力
  • 深視力検査は大型免許やけん引免許などさまざまな免許で行われる
  • 深視力検査は免許取得時だけでなく更新のタイミングでも行われる
  • 深視力検査を合格するためにはコツがある
  • 深視力は鍛えることができる能力

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