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新型キャンターが人気の理由は?魅力や特徴などを徹底解説!

(引用元:三菱ふそう)
近年、ネットショッピングなどの普及から配送業の需要が増え、小型トラックの運転をする方が増えたのではないでしょうか。今回は、小型トラックで人気のある新型キャンターの魅力や特徴を詳しくご紹介します。

小型トラック新型キャンターとは?

(引用元:三菱ふそう)
キャンターは、三菱ふそうが製造・販売する小型トラックです。
キャンターの歴史は古く、初代モデルは1963年に登場しました。現行モデルの新型キャンターは9代目モデルにあたり、2020年11月より販売を開始しています。
小型トラックでありながら力強い走行が可能で、運転のしやすさなどが主な特徴です。積載量が多くバリエーションも豊富なため、さまざまな需要に対応しています。
また日本のみならず、三菱ふそうブランドとして欧州でも販売されています。

新型キャンターのボディバリエーション

新型キャンターのボディバリエーションは、以下のとおりです。

・カーゴ:貨物車
・キャンターEXカーゴ:ロングボディの貨物車
・D-VAN/D-WING:ウィングボディ車
・保冷・冷凍バン:冷蔵・冷凍車
・ダンプ
・キャリアカー

豊富な種類が用意されているので、用途や目的に合わせたタイプを選ぶことができます。

新型キャンターの基本スペック

新型キャンターのスペックは、以下のとおりです。

車両寸法 エンジン 最高出力 最大トルク トランスミッション
【標準】
・全幅1,695~1,930mm
・全高1,975~2,210mm
【ワイド】
・全幅:2,040~2,220mm
・全高:2,215~2,570mm
4P10型 直列4気筒 3.0リッター
インタークーラーターボディーゼルエンジン
81kW(110PS)~129kW(175PS) 260Nm(43.8kgm) 6速AMT/5速MT(1.5t車のみ)

(引用元:三菱ふそう)
※エンジンは、先代モデルと同じ「4P10型」直列4気筒 3.0リッター インタークーラーターボディーゼルエンジンが搭載されていて、最高出力81kW~129kW、最大トルク260Nmを発生させます。トランスミッションは、従来の6AMTのほか1.5トン車にのみ5速MTが追加されています。

新型キャンター4つの魅力

新型キャンターの主な魅力は、以下の4つです。

  1. バリエーションが豊富
  2. 疲労を軽減する運転席の周辺
  3. 豊富な安全装置
  4. 手厚いサポート

魅力①:バリエーションが豊富

(引用元:三菱ふそう)
新型キャンターの1つめの魅力は、バリエーションが豊富なことです。
バリエーションが豊富であれば、購入者の選択肢も増えます。
特筆すべきは、2種類のトランスミッションです。
1.5トントラックでは、10年ぶりに復活したMT車も選ぶことが可能です。5速MTはパワフルな走り、6速AMTでは、従来の「デュオソニック2.0」と呼ばれるスムーズな走りを実現します。
ほかにも、6種類のボディバリエーション、14種類ものカラーバリエーションが用意されています。
選択肢が豊富なトラックを選ぶのであれば、キャンターがおすすめです。

魅力②:疲労を軽減してくれる内装

(引用元:三菱ふそう)
新型キャンターの2つめの魅力は、疲労を軽減してくれる内装です。
ドライバーが長時間運転しても、疲れにくいような設計が採用されています。
例えば、運転席シートにはサイドサポートが採用されていることから、高いホールド性を実現します。座面クッションも広く設計されており、運転席アームレストもあるため、運転手の負担を大きく軽減してくれます。
設置されたメーター類は視認性が高く、各スイッチは運転手の手が届きやすい位置にあります。また新しい安全基準に適合したルームミラーが装備されているうえ、収納スペースも豊富なので、日々の業務も快適です。

魅力③:豊富な安全装備

(引用元:三菱ふそう)
新型キャンターの3つめの魅力は、豊富な安全装備です。
特筆すべきは最新装備の「アクティブ・サイドガード・アシスト」であり、運転手だけでなく歩行者の安全も守ることができます。
「アクティブ・サイドガード・アシスト」は、三菱ふそう独自の技術で、走行中に車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知し左折操作が入る前に警報音で知らせてくれるので巻き込み事故のリスクを抑制してくれる機能です。
その他、前方の歩行者や車両を検出する「衝突被害軽減ブレーキ」をはじめ、「車線逸脱警報装置」「車両安定性制御装置」など定番の安全装備も備わっています。

魅力④:新車購入時の手厚いサポート

(引用元:三菱ふそう)
新型キャンターの魅力の4つめの魅力は、手厚いサポートです。
商用車として活用されることの多いキャンターですが、「トラックコネクト」によって三菱ふそうが日々の業務をサポートしてくれます。
大型車だけに搭載されていた機能ですが、新型キャンターにも搭載されました。
新型キャンターには通信モジュールが搭載されていて、車両の走行データなどがクラウド上に送信されます。事業者ごとにポータルサイトが設定されていて、車両ごとの運行経路や操作履歴などを一括管理が可能です。
GPS機能とも連携できる機能もあるので、運転操作やコースの分析、指定の場所への出入りなども管理できます。同時に、車両の診断データも取得できるため、日々のメンテナンスのスケジュールを組むこともできます。
メーカーの手厚いサポートを受けるのであれば、新型キャンターがおすすめです。

まとめ

今回は、新型キャンターの特徴や価格などをご紹介しました。新型キャンターは、日々の業務を円滑にしてくれる装備、設計、サポートなどがふんだんに備わっています。今回の記事内容を、以下にまとめます。

  • 新型キャンターには、6種類のボディバリエーションがある
  • サイズは、全幅1,695~1,930mm、全高1,975~2,210mm
  • 最新の安全装備でドライバーだけでなく歩行者の安全も守られる

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