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同じに見える平ボディは実は多種多様!平ボディ中古トラックの選び方のポイントとは?

平ボディ中古トラックの選び方

平ボディと呼ばれる形状のトラックは最も古くから存在しますが、運搬効率の高さや装備の搭載による改造ベース車両として高い汎用性を持つことから、基本デザインが大きく変更されることなく現在でも広く活用されています。

中古トラック販売店では様々なタイプの平ボディが取り扱われているため、使用用途にあったトラックを正確に選ばなければ購入後に苦労してしまうケースも存在します。使用用途にあった平ボディの選び方を知るためには一見同じように見えるトラックの特徴を掴んでおく必要があると言えるでしょう。シンプルでありながら意外と奥の深い平ボディのトラックについて解説します。

平ボディの中古トラックは使用用途で選ぶべきタイプは異なる!

最もオーソドックスでデザインがシンプルなだけにどれも同じように見えるのが平ボディのトラックですが、実は荷台の高さや搭載されている装備(架装)によってトラックの特性が大きく異なります。

荷物の積み下ろしに活用できる架装のクレーンはフォークリフトや天井クレーンで荷物の積み下ろしを行う場合は意外と邪魔な存在となりますし、見落としがちな荷台の高さは作業効率に大きく影響します。

中古トラック購入時の上手なトラックの選び方のポイントは、搭載されている架装や荷台の高さをしっかりと見極めることだと言えるでしょう。次項から一括りにされがちな平ボディの架装や荷台の地上高で生じる特徴を具体的に確認してみましょう。

シンプルで最もポピュラーなトラック平ボディとは?

比較的特徴が判りやすい架装を搭載した平ボディトラックの前に、広く普及しているシンプルな平ボディについてふれておきます。既に紹介したとおり、ひと口に平ボディと言っても荷台のサイズや荷台の高さは積載量区分や仕様によって異なりますので、中古トラックの選び方のポイントとして重要な部分を紹介します。

平ボディの荷台はトラックの積載量区分でサイズが異なる

平ボディのトラックは積載量によって小型・中型・大型と大きく3つの車両区分に分類され、次に挙げるように荷台のサイズが大きく異なりますのでどの車両区分の平ボディトラックを選ぶかが中古トラックの選び方のポイントとなります。

車両区分 荷台長 アオリ高さ
大型平ボディ 9,000mm前後 450mm前後
中型平ボディ 6,200mm前後 400mm前後
小型平ボディ 4,000mm前後 380mm前後

また小型・中型のトラックはボディタイプによっても荷台のサイズが異なるので次に挙げる各ボディタイプの荷台のサイズの目安を中古トラック選びの参考にして下さい。

中型トラックのボディタイプ別荷台のサイズ

ボディタイプ 荷台長 アオリ高さ
標準ボディ 6,200mm前後 400mm前後
ショートボディ 4,350mm前後 400mm前後
ロングボディ 7,200mm前後 400mm前後
スーパーロングボディ 8,200mm前後 400mm前後

中型のボディタイプに標準幅とワイド幅があります。それぞれの幅は下記になります。

  • 標準幅:~2299mm
  • ワイド幅:2300mm~

小型トラックのボディタイプ別荷台のサイズ

ボディタイプ 荷台長 アオリ高さ
ショートボディ 〜2,999mm 380mm前後
セミロングボディ 3,300mm〜3,999mm 380mm前後
標準ロングボディ 4,000mm〜4,899mm 380mm前後

小型のボディタイプに標準幅とワイド幅があります。それぞれの幅は下記になります。

  • 標準幅:~1899mm
  • ワイド幅:1900mm~

※ショートボディは標準幅のみになります。

3つに分かれる平ボディの荷台の高さ

平ボディの荷台の高さ
車両区分やボディタイプ、車種が同じ平ボディトラックでも路面から荷台までの高さが異なるケースがあり、特徴が異なるので中古トラックの選び方のポイントとして荷台の地上高は見逃すことができません。

トラックは荷台の地上高によって高床・低床の2つに分かれ、低床トラックは低床と全低床の2に分けられるためは荷台の高さは次に挙げる3つに大別できます。

高床型平ボディ

前後に大きなサイズのタイヤを装着し荷台の地上高が最も高いタイプで、手積み手下ろしには向かずフォークリフトやクレーンでの積み下ろしの現場に向いているタイプの平ボディです。

大口径のタイヤを装着するため路面からの突き上げ感や振動が少なく積み荷やドライバーへの負担が小さいなどのメリットがあり長距離の運送業務に適していると言えるでしょう。

低床型平ボディ

後輪に小口径や厚みのないタイヤを装着し荷台の地上高を下げたタイプでフォークリフトやクレーンが使えない現場でも少ない負担で手積み手下ろしの作業が行えるのが特徴の平ボディです。

後輪が小さなため路面からの突き上げに対する振動吸収性が高くない点や、異なるサイズのスペアタイヤを準備する必要があるのがデメリットだと言えます。積み下ろしの回数が多い近距離の運送業務に適していると言えます。

全低床型平ボディ

前後に小口径のタイヤを装着し全体的に車高を下げることで、荷台の地上高を下げたタイプの平ボディです。低床よりも車高が高くなるため荷積み荷降ろし時の作業性が劣りますが、路面からの振動吸収性が向上するため積み荷やドライバーへの負担が軽減されます。中距離の運送業務に適したタイプの平ボディトラックだと言えます。

アオリの素材や高さも平ボディ選びのポイント

露出した荷台の側面と後方を囲い積み荷の落下を防止しているのがアオリと呼ばれるパーツです。アオリの高さが高ければ小さな荷物でもより多く積み込むことができますが、一般的なアオリは鉄製のためアオリを高くすると最大積載重量が減少してしまいます。

また重量のある鉄製のアオリは操作性が悪いためステンレス製やアルミ製のアオリの人気が高い傾向にあります。デリケートな荷物の搬送には荷台やアオリに木材を使用したものを選ぶと積み荷に優しい搬送が行えます。

平ボディの追加パーツとしてアオリの開閉をサポートするパーツも存在し、装着しているトラックはアオリの開閉に力を使う必要がないことから、アオリ操作のサポートパーツの装着の有無を中古トラックの選び方に加えるのも良いでしょう。

汎用性が高い平ボディは架装やボディタイプも豊富!

平ボディの種類
作業性・荷役性に優れた平ボディのトラックは仕様や搭載する架装で、特性を損なうことなくさらに作業性を高められるのも大きな魅力だと言えるでしょう。平ボディの特性を活かしながら作業性を高める架装は次の通りです。

仕様や搭載する架装でバリエーションが広がる平ボディ

平ボディ(ダブルキャブ)

キャブ内の座席部分を前後2列に増やし乗車定員を増やした仕様がダブルキャブです。一般的なシングルキャブの2倍程度の人が乗車できるため、作業員が必要となる引越し作業などに活用されています。

キャブが大きくなる分荷台が狭くなり最大積載重量も減少しますが、標準ボディよりも荷台が長いロングボディであれば荷台の広さは確保できますし、仮に定員が3名増加した場合でも最大積載重量が165kg(3名×55kg=165kg)減少するだけなので作業員増加による作業性向上のメリットを考えれば大きな影響はないと言えるでしょう。

テールゲート付き平ボディ

一般的にパワーゲートと呼ばれる荷台後部に搭載する昇降装置がテールゲートで、パワーゲートは昇降装置メーカーの登録商標です。手作業で積み下ろしを行うのが困難な重量のある荷物やハンドパレットを使用した積み下ろしを行う際に利用することで平ボディでの作業性をさらに向上させる効果的な架装だと言えるでしょう。

テールゲート自体に重量があるため一般的な平ボディよりも最大積載重量が減少しますが、作業性向上が大きく望める魅力的な架装です。

クレーン付き平ボディ

平ボディのトラックに搭載される架装のなかで最も一般的なものがクレーンです。オープンデッキの平ボディのメリットを最大限に使いこなせる理想的な架装だと言っても過言ではないでしょう。

重要のある積み荷や大きな積み荷、積み荷の設置作業などにも活用できることから、仕事の幅が大きく広がりますが、クレーンの操縦には資格や免許が必要となりますので、クレーン付き平ボディの中古トラック購入時には資格や免許を取得しておく必要があります。

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平ボディトラックのメリットとデメリットは?

平ボディトラックのメリットとデメリットは?
古くから平ボディの基本的構造が変更されていないのは、荷台が解放されている特徴的なオープンデッキの構造によって多くのメリットが発生するからだといえます。しかし荷台が露出する平ボディの構造によって生じるデメリットも存在するのでこれらをしっかりと掴んでおくことが中古平ボディの選び方のポイントとなります。

平ボディのメリット

既に紹介したように平ボディのトラックは高い作業性・荷役性・汎用性を持つボディタイプとして広く普及しています。荷台が解放された平ボディの構造によって発生する積み降ろしの作業性・積み荷の形状を選ばない荷役性・架装による改造のベースとなる汎用性のメリットが高く評価されていることが要因となっています。

またクレーンやアルミパネルなどの架装を施したトラックと比較すると平ボディは車両価格がリーズナブルである点で経済性も高いメリットがあることから中古トラック市場に非常に多くの平ボディが流入し選択の幅が広いことも中古トラックの平ボディのメリットだと言えるでしょう。

平ボディのデメリット

オープンデッキによって平ボディのトラックには多くのメリットが発生するものの、荷台が露出した構造であることから積み荷が風雨に晒される可能性や盗難のリスク、荷崩れを起こした際に積み荷が飛散・落下してしまう可能性がある点はデメリットだと考えられます。

しかし、これらのデメリットは積み荷をバランス良く積み込み、しっかりと固定をしたうえで防水加工を施したトラックシートで荷台を覆うことである程度軽減されることから、デメリットを小さくすることは難しくありません。

まとめ

一見同じように見える平ボディのトラックですが実際に中古トラック販売店で取り扱われる平ボディは多種多様ですので、特性をしっかりと掴んでおくことが上手な中古トラックの選び方のポイントです。

ポイント1平ボディの荷台サイズは車両区分やボディタイプで異なる

積載重量で小型・中型・大型の3つに分けられる車両区分によって荷台のサイズは大きく異なります。またボディタイプのバラエティが豊かな小型・中型トラックはボディタイプによっても荷台のサイズが異なるので、荷台のサイズは中古トラックの選び方のポイントとなります。

ポイント2車両区分・車種・ボディタイプが同じでも異なる荷台の地上高

車両区分・車種・ボディタイプが同じでも平ボディトラックは荷台の地上高で高床・低床・全低床に分けられます。それぞれ特性が異なるので、荷台の地上高も上手な中古トラックの選び方の重要項目だと言えます。

ポイント3作業性に影響するアオリの素材や高さにも注目

荷物の積み下ろしの度にアオリを開閉する平ボディではアオリの重さは重要なポイントとなります。またアオリの高さが高ければより多くの荷物を安全に搬送することができるので、アオリの素材や高さに注目するのも上手な中古トラックの選び方だと言えるでしょう。

ポイント4仕様や搭載する架装によって平ボディの可能性が大きく広がる

シンプルな平ボディも魅力的ですが、中古トラック販売店で使用用途にあった仕様や架装を搭載しているトラックを見付けた時は購入を検討してみては如何でしょう。中古トラックならではのリーズナブルな価格で大人数が乗車できるダブルキャブや作業性が向上するテールゲート、仕事の幅を広げてくれるクレーン付平ボディを購入することで仕事の可能性が大きく広がります。

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