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キーOFFでも止まらない!エンジンが止まらないランオンの主な原因と対処法とは?

キーOFFでも止まらない!エンジンが止まらないランオンの主な原因と対処法とは?

トラックのエンジンはキーをイグニッション位置に回しセルモーターで起動させ、OFFの位置に回せば停止する仕組みになっていますが、キーをOFFの位置に回してもエンジンが停止しないことがあります。これはディーゼリングと呼ばれる症状ですが、エンジンが停止しない状態を一般的にはランオンと呼びます。

ランオンが発生しても特に深刻な問題にはつながりませんが、キーをOFFにしてもエンジンが止まらないのは気持ちが悪いので、ランオンの発生メカニズムと主な発生原因、対処法などを紹介します。

エンジンを切った後もエンジンが停止しない!トラックのランオンとは?

エンジンを切った後もエンジンが停止しない!トラックのランオンとは?

いつもであればキーをOFFにすると同時に停止するトラックのエンジンが、キーをOFFにしてもキーを抜いても止まらずに回り続けている状態になると多くの方は驚かれるのではないでしょうか?

これはランオンと呼ばれる現象ですぐには深刻な状態に陥るものではないので心配はありませんが、「ガス欠になるまでエンジンが止まらないのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれません。

ディーゼリングとも呼ばれるがガソリンエンジンでも発生するランオン

ランオンはディーゼリングとも呼ばれますが、ガソリンエンジンを搭載するトラックでも発生します。ディーゼリングと呼ばれる理由はランオン状態のエンジン内での燃料点火メカニズムが、ディーゼルエンジンの点火メカニズムに酷似していることに由来します。

点火プラグによって点火を行うのがガソリンエンジンで、高圧に圧縮することで燃焼室内を高温にし自然発火によって点火を行うのがディーゼルエンジンであることは知られていますが、ランオンはトラックのエンジン温が高くなることで発生します。

ランオンの主な発生原因とは

ランオンの主な発生原因

稼働中のエンジンは大量の熱を発生させるものですから、本来稼働中のエンジンは高熱状態であると言えますがランオンはエンジンが初期の異常高熱状態(オーバーヒート気味)の状態の際に発生します。

エンジンが完全にオーバーヒートしてしまうとピストンの抱き付きや焼き付きが生じるためエンジンが停止し自走不能に陥りますが、軽度のオーバーヒートの状態で、発生条件が揃うとランオンが発生し逆にエンジンが停止しなくなります。

ランオンの発生原因は

ランオンはエンジンが軽いオーバーヒート状態であることに加え、燃焼室内にカーボンが蓄積していることが発生条件となり条件が揃えば発生します。ガソリンエンジンの場合は点火プラブに蓄積したカーボンがランオンの発生源となるケースが一般的で、オクタン価の低すぎるガソリンの使用やエンジンオイル量過多などでカーボンが多く蓄積すると言われています。

またランオン発生の基本条件である軽いオーバーヒートは、主に次に挙げる原因によって引き起こされます。

  • サーモスタットの故障
  • 冷却水の不足
  • アイドルの調整不良

ランオンはトラックがオーバーヒート気味である目安

ランオンはトラックのエンジンが軽いオーバーヒート状態であることと、燃焼室内が汚れているという発生条件が揃って発生する症状ですので、ランオンが発生した場合はトラックのエンジンがオーバーヒート気味であると捉えるべきです。

オーバーヒートはエンジンブローに繋がる深刻なエンジントラブルですので、トラックにランオンが発生した場合は早急な対処を行うことをおすすめします。

ランオンが発生した場合の対処方法とは?

ランオンが発生した場合の対処方法とは?

トラックのエンジンがオーバーヒート気味であることを示す目安であるランオンが発生した場合、早急なオーバーヒート対策を講じるべきですが、まずは現在発生しているランオンを止めるための対処が必要となります。

ランオン発生時の3つの対処法

キーをOFFの位置に回しても抜いてもエンジンが停止しないのがランオンですが、ランオンを止める方法として次の3つの方法が挙げられれます。

  • アクセルを開ける
  • 意図的にエンストさせる
  • 放置する

アクセルを開けることで混合気に外気を取り混むことで混合気の温度が下がり、ランオンを止めることができますし、パーキングブレーキとフットブレーキでトラックが動かない状態にした状態で5~6速の高いギア段でクラッチを繋げば意図的にエンストさせられます。

またランオン発生時はキーをOFFにした状態ですので燃料ポンプが稼働しないことから放置して燃料ライン内の燃料を使い果たせばランオンは止まります。

ランオンの対処はMT車でしか行えない?

ランオンの止め方の中で意図的にエンストさせる方法はMTシステムのトラックであれば使用できますが、ATシステムのトラックの場合は意図的にエンストさせられないのでアクセルを開けるか放置する方法でランオンを止めるしか方法はありません。

ランオンの効果的な予防策は?

ランオンは発生条件が揃わなければ発生しない症状ですので、ランオンの予防策はエンジンの温度をオーバーヒート気味から適正温度に引き下げることが最も効果的です。カーボンの蓄積は添加剤の投入で効果が得られるケースもありますが、添加剤でこうかがえられない場合はオーバーホールを行う必要があります。

ランオンの発生条件でトラックのエンジンに深刻なダメージを与えるリスクが高いのはオーバーヒートですので、冷却水量の管理やアイドリング調整、サーモスタットの点検・交換など必要に応じたオーバーヒート対策を講じるべきだと言えるでしょう。

現代のトラックではランオンは発生しない!

現代のトラックではランオンは発生しない!
ランオン発生発生時のエンジン内での燃料燃焼は正規燃焼ではないので、ランオン中は通常の燃料供給が行われていません。機械式燃料供給システムであるキャブ仕様のトラックではランオン発生の可能性がありますが、電子制御式燃料供給システムを搭載する現代のトラックでは基本的にランオンは発生しないと考えられます。

ランオンが発生するトラックは低年式車両のものが多い

環境性能や燃費性能向上のためにエンジンの点火システムや燃料供給システムの改善が推し進められ、現在国内で運行する多くのトラックは電子制御で管理が行き届いたものが主流となっていると言えます。

既述のとおりランオンは機械式燃料供給システムを搭載するトラックで発生する症状だと言えるため、ランオンが発生するトラックは低年式のものが多いと考えられます。またオーバーヒートの主な発生原因の1つに経年劣化が挙げられることからもランオンが発生するトラックは低年式であることが推測されます。

トラックの経年劣化によってランオン発生リスクが高くなる

ランオンの派生条件に軽度のオーバーヒート状態であることが含まれることから、ランオンの発生要素には経年劣化も含まれると捉えるべきだと言えるでしょう。また以上点火を発生させるほどカーボンによる燃焼室の汚れが発生するのも、相当距離を走行したトラックであることが想像されるためランオンと経年劣化は親密な関係であると言えます。

ランオンはオーバーヒート発生の前兆であると共に、経年劣化が進みトラックの乗り換え時期が迫っていることを知る目安になると考えられます。

使用中のトラックでランオンが発生した場合は中古トラックへの乗り換えが効果的!

使用中のトラックでランオンが発生した場合は中古トラックへの乗り換えが効果的!
オーバーヒートの前兆でありトラックの経年劣化が進んでいることを示す目安とも考えられるランオンが発生したトラックは、まずオーバーヒート対策を行うことが先決ですが同時に乗り換えを視野に入れることも重要です。

ランオンが発生するのが低年式トラックであることやランオン発生要素に経年劣化が含まれていることを加味すると、発生したランオンに対する対策を施しても他にトラブルが多発するリスクが高まっていることが伺えます。

徹底的にランオン対策を行う場合はエンジンオーバーホールが必要

既にふれたとおり徹底的にランオン対策を施すためには、エンジンをオーバーホールする必要があります。トラックの心臓部と言っても過言でない重要パーツのエンジンはオーバーホールするのに高額な費用が必要となります。

また経年劣化が進んたトラックはエンジンだけではなくトランスミッションなどの劣化も進んでいるため仮に高額な費用をかけてエンジンオーバーホールを行いランオン対策を講じた場合でも他の部分の整備やパーツ交換が発生することが予想されます。

中古トラック販売所の利用は経年劣化が進行したトラックの整備より費用対効果が高い

業務用車両として用いられるケースが多いトラックですから、正確な運行計画の実現のためにトラブル発生率が低いことが求められますが、経年劣化が進んだトラックでは計画的な運行の実現が困難となります。

トラック乗り換えの経済的負担は決して小さなものではありませんが、中古トラック販売店の取り扱う中古トラックを乗り換え計画に含めることで、経済的で効率的なトラック乗り換えの実現が可能となります。

使用中のトラックでランオンが発生した場合は、中古トラック販売店から中古トラックを購入する乗り換え計画を立てて費用対効果の高いトラック乗り換えを行ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

エンジンのキーをOFFに回しても抜いてもエンジンが止まらないランオンは、燃焼室内が汚れたオーバーヒート気味のエンジンで発生します。ランオンの対処法としてオーバーヒートの対処を行うことが重要ですが、ランオンが発生したエンジンは次の3つの方法で止めることができます。

アクセルを開けて冷たい外気で混合気を冷やす

ブレーキでトラックを固定し意図的にエンストさせる

放置して燃料ラインの燃料を使い切らせる

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