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エンジン寿命に大きく影響するラジエーター!主な故障原因と対処法とは?

エンジン寿命に大きく影響するラジエーター!主な故障原因と対処法とは?

燃焼室で燃料を燃焼させて動力を発生させるエンジンにとって温度管理は非常に重要な問題で、エンジン温管理を水冷式冷却装置で行う水冷式エンジンがトラックに搭載されています。水冷式エンジンはエンジンのウォータージャケット内にクーラントと呼ばれる冷却水を循環させてエンジンの冷却を行うもので、過熱したクーラントをエンジンルーム前方に設置されたラジエーターで冷却することで断続的にエンジン冷却が行えます。

水冷エンジンの冷却システムの主要パーツの1つであるラジエーターの故障は、エンジン寿命に直結するといっても過言ではなく看過できない問題ですので、ラジエーター故障の主な原因や対処法を紹介します。

トラックのエンジン管理に欠かせない重要部品ラジエターとは?

トラックのエンジン管理に欠かせない重要部品ラジエターとは?

大量の熱を発生しながら稼働するトラックのエンジンは冷却しなければ異常加熱(オーバーヒート)状態に陥ります。原始的な冷却方法として走行時に発生する風を利用して放熱する冷却方法の空冷式エンジンが存在しますが熱交換効率が低く、大型エンジンでは効果的な冷却が望めないためトラックには水冷式エンジンが搭載されています。

水冷式エンジンは冷却水であるクーラントを利用してエンジンを冷却する冷却システムを搭載したもので、ラジエーターは熱意交換で高温化したクーラントの冷却を行います

ラジエーターの構造や冷却メカニズムは?

ラジエーターはエンジンのウォータージャケット内で熱交換しエンジンを冷却することで高温になったクーラントを冷却するパーツです。クーラントを循環させるチューブ(パイプ)は熱交換率の高い銅管やアルミ官が使用され、チューブの外側には補強と放熱の目的で銅製のフィンが取り付けられます。

ラジエーターはエンジンを冷却した高温のクーラントを一時的に貯めておくアッパータンクと冷却されたクーラントを集めエンジンに循環させるロアータンク、膨張したクーラントを貯めておくリザーバータンク、冷却ファンやサーモスタット、ラジエーターキャップなどで構成されています。

放熱性が高く熱交換効率の良いチューブとフィンで構成するコアの部分を循環するクーラントはコアを通過する風によって冷却が行われますが、渋滞や低速走行などでコアを通過する風量が確保できなければ冷却ファンで強制的に熱交換をして冷却が行われます。

ラジエーターの重要部品ラジエーターキャップとサーモスタット

標準大気圧での水の沸点は100℃ですがクーラントが100℃で沸騰すると効率的な熱交換が行えません。水の沸点を上げる必要があるためラジエーター内はラジエーターキャップによって標準大気圧よりも高圧な状態に保たれています。

エンジン稼働中にラジエーターキャップを外すと熱湯が噴き出すのは、ラジエーターキャップによってラジエーター内が高圧状態になっていることに起因します。ラジエーターキャップを外すのは十分にエンジンが冷めてからにして下さいね。

またエンジン温のコントロールのためには、クーラントの循環をコントロールする必要があります。始動時などのエンジンが冷えている状態で強制冷却を行うとエンジンの暖機効率が低下しますし、外気温が低い場所で強制冷却を行うとオーバークールが発生しかねません。

ラジエーターにはバルブ型のサーモスタットが組み込まれていて、クーラントが設定温度を下回るとサーモスタット連動のバルブが閉じてクーラントの循環を停止します。

どうなる?ラジエーター故障でトラックに生じるトラブルとは?

どうなる?ラジエーター故障でトラックに生じるトラブルとは?

エンジンを適正な温度に保つために不可欠なラジエーターですが、「ラジエーターが故障するとどうなるのか?」が気になるところですので、ラジエーターの故障でトラックに生じるトラブルを紹介します。

ラジエーターの故障はエンジンのオーバーヒートに繋がる!

既にふれたとおりエンジンは稼働することで大量の熱を発生しますので、冷却装置のラジエーターが故障するとエンジンが異常加熱を起こしてオーバーヒート状態に陥ります。オーバーヒートするとエンジン内部の金属パーツは熱膨張を起こし、設定しているクリアランスを保てなくなります。

オーバーヒートはトラックに深刻なダメージを与えかねない

エンジン内の金属パーツは強力な力で超高速可動していますので、クリアランスを保てなくなると異常摩擦が生じます。摩擦によってさらに熱が発生する悪循環に陥り最終的にはエンジンブローを起こし稼働不能、つまりトラックが自走不能となります。

エンジンブローを起こしたエンジンはオーバーホールが必要となりますし、重症の場合はエンジン載せ替えをおこなう必要が生じますので、非常に深刻なダメージだと言えるでしょう。

ラジエーターの寿命や故障の主な発生原因は?

ラジエーターの寿命や故障の主な発生原因は?

エンジンを適正な状態に保つために重要なパーツであるラジエーターですが、基本構造がシンプルであるため耐用年数は短くなく比較的丈夫なパーツだと言えます。しかし高圧・高熱の状態で機能するため経年劣化しますし、走行中に跳ね石のヒットが原因で故障することがあります。

気になるラジエーターの寿命目安は?

既述のとおりラジエーターは基本構造がシンプルなため耐用年数は12~15年といわれ、比較的丈夫なパーツの1つだと言えます。経年劣化によるラジエーターの故障が発生した場合はトラックの経年劣化が進んで切いると判断するべきだと言えるでしょう。

ラジエータートラブルの最も多い発生原因は冷却水不足や水漏れ

クーラントを循環させる冷却システムの冷却機能を司るラジエーターで発生する不具合はクーラントが漏れだす水漏れで、走行中にヒットした跳ね石や経年劣化で生じたラジエーター内のサビやひび割れなどが原因に挙げられます。

サーモスタットの不具合もラジエータートラブルの1つ

クーラントの循環を制御するためにラジエーターにサーモスタットが搭載されていることは既に紹介しましたが、サーモスタットの温感部の劣化やバルブの固着などでサーモスタットが不具合を起こすケースもあります。

ラジエーター故障時の応急対処や修理方法は?

ラジエーター故障時の応急対処や修理方法は?

ラジエーターの主な不具合はクーラントが漏れだす水漏れですが、クーラントが不足すると熱交換効率が低下しエンジンを適正温度に保てなくなるため効果的な対処を講じる必要があります。

応急処置には漏れ止め添加剤が効果的!

ラジエーターの経年劣化で生じたサビやひび割れが原因で水漏れが発生している場合は、市販の漏れ止め防止添加剤をクーラントに投入することで効果を得られる場合があります。

しかし経年劣化は進行しますので添加剤投入による水漏れ対策は「一時的なもの」だと捉えるべきでしょう。

本格的な修理方法や修理費用の目安額は?

ラジエーターの水漏れの本格的な対策として、溶接などで漏れ部分の補修を行う修理があります。漏れ止めの修理に対応する整備工場に依頼して専門家に修理してもらうことをおすすめします。

溶接などでラジエーターの修理を行うと依頼先や漏れの状況にもよりますが15,000~30,000円程度で水漏れを解消することができます。

また水漏れの酷い場合や大きなラジエーターに大きな穴が開いている場合は修理よりも交換する方が効果的である場合もあります。ラジエーター交換は車種や車両区分、交換の依頼先にもよりますが、50,000~100,000円程度の費用がかかるのが一般的です。

ラジエーターの故障はトラックの使用限度を知らせる目安?

ラジエーターの故障はトラックの使用限度を知らせる目安?

トラックのエンジン温度管理に欠かせないラジエーターは耐用年数の長い丈夫なパーツですので、ラジエーターが故障した場合はトラックの経年劣化が進んでいると考える必要があります。

経年劣化が進んだトラックではさまざまなパーツが使用限度に達するため、例えラジエーターを交換しても他の場所の不具合が頻発することが予想され、今までどおり安心してトラックを運行することが難しくなることが予見できます。

走行機能に影響する重要パーツの不具合が頻発すれば修理費用や修理に費やす時間がかさみ、効率的なトラックの運行が望めなくなり事業運営に支障をきたす可能性が生じるため、ラジエーターの故障のタイミングでトラックを買い換えることをおすすめします。

トラックの乗り換えには中古トラック販売店活用が効果的

トラックの買い替えを検討する際に買い替え費用や乗り換えタイミングが問題となりますが、費用や納車期間の問題の解決策としておすすめしたいのが中古トラックの購入です。中古トラック販売店では未使用車から低年式の車両まで、幅広く中古トラックを取り扱っていますので予算に合わせた車両選びを行えます。

また中古トラック販売店の取り扱う車両は名義変更手続きを行えばすぐに使用できるものが多いので、新車のように数ヶ月の納車待ちで時間をロスすることがありません。ラジエーター故障が発生した場合は中古トラックへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

ラジエーターはエンジンを適正な温度に保つ冷却装置として、トラックにはなくてはならないパーツだと言えます。基本構造がシンプルなため耐用年数が長めの比較的丈夫なパーツではありますが、経年劣化や跳ね石が原因で故障するケースがあります。

ラジエーターが故障した際には次の3つを参考に適切な対処を講じてくださいね。

軽度の水漏れは水漏れ防止添加剤を試してみる

添加剤で効果が得られなければ修理工場で溶接や交換を行う

経年劣化で故障した場合はトラックの乗り換えも検討する

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