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トラックの主要メーカーを徹底比較!小型から大型まで特徴まとめ

トラックの主要メーカー徹底比較
運送業をするうえで欠かせないトラック。
その大きさやボディタイプは輸送する物によって異なり、場合によっては大型トラックを導入すべき場合もあります。
最近では日本のトラックメーカー4社のみならず海外のトラックメーカーも選択できるようになり、昔に比べその幅は増えているといえるでしょう。

今回は日本で活躍する4社のトラックの特徴を一覧で紹介しながら、トラックにかかるそれぞれの費用やメーカーごとにオススメするポイントについてもお伝えします。

筆者・太田さん

太田 りく著者のTwitterはこちら

整備士として現場で働いている現役整備士ライターです。
所有資格は整備士3級。

現役で働いているという強みを活かし、読みやすく読者の疑問を解決できるような記事になるよう心がけています。

トラックの種類はどんなものがあるの?

トラックの種類はどんなものがあるの?
トラックには販売時点で2トン車、4トン車、10トン車に分類されており、輸送するものやたずさわる事業内容によって適する車両が異なります。
ディーラーで選択ができる車両の種類にはカーゴ、ドライバン、冷蔵冷凍バンなど10種類以上あり、外注でタンクローリーやゴミ収集車へのカスタマイズもできるのです。さらにディーラーに完成車がなくても導入可能な点は、特殊な車が必要な方ならとても魅力的ではないでしょうか。

そしてディーラーで選択できる車両タイプの一例は以下のとおりです。
ただし全てのディーラーで全車種選べるわけではなく、ディーラーによって種類が異なるので注意してください。

注意点としては、形状や性能によっては運転できる免許区分が変わるという点です。
例えば2トン車であっても冷凍冷蔵バンの場合、車両総重量が5トンを超えます。
理由は搭載する荷台の重量もありますが、冷凍冷蔵機を動かす装置の関係で部品が大きくなるためです。
この場合、昔の普通免許、つまり現在の条件付き準中型免許では運転できません。
ドライバーの持っている免許に注意しましょう。

日本の大手4社ごとの違いと特徴とは?

日本のトラックメーカー大手4社の違いと特徴

現在、日本の物流で使われているトラックのメーカーは、そのほとんどが国内の大手4社です。
シェア順に日野、いすゞ、三菱ふそう、そしてUDトラックスとなります。

展開する車両サイズは同じですが、各社それぞれに特徴が出ています。
そこでこの章では、メーカー各社の車両とその特徴をメリットデメリット交えてご紹介します。

日野のトラック一覧と特徴

国内の大型車のシェアNo.1を誇る日野自動車は、トヨタ自動車の連結子会社のトラックメーカーです。
最近は2トン車がクローズアップされており、国内全体の40%近くを日野が占めています。

ラインナップされている車両は2トン車のデュトロ、4トン車のレンジャー、そして10トン車のプロフィアがあります。
中小から大手まで幅広く導入されており、トヨタ自動車の傘下という安心感もあるためユーザー数は多いです。

日野のトラックの共通点はとにかくエンジンが強く、故障が少ないこと。
仮に故障したとしてもディーラー数が多いため、すぐに修理してもらえるという特徴もあります。
また、整備性も高いのでメンテナンスが比較的楽なのも日野トラックの特徴です。

一方で頑丈で壊れにくい分、新車購入すると車両代が高いことが欠点として挙げられます。
しかし、壊れにくく力強い車両なだけに修理費はそれほど高額になりにくい側面も。
購入に費用を投資できるかどうかで導入を考えていいメーカーともいえます。

【日野のトラックで可能なディーラーカスタマイズ】

2トン車 4トン車 10トン車
デュトロ レンジャー プロフィア
・ドライバン
・ウイングバン
・クレーン
・ダンプ
・冷蔵冷凍バン
・ミキサー
・パワーリフト
カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
平ボディ
・ダンプ
・冷蔵冷凍バン
・ミキサー
・アルミブロック
セーフティーローダー
カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
トラクタ
・ダンプ
・ミキサー
・アルミブロック

いすゞのトラック一覧と特徴

国内トラックシェアNo.2を誇るのがいすゞ自動車です。
かつては乗用車の生産販売も手掛けていましたが、現在はトラックのみを展開している、国内最古の自動車メーカーでもあります。

車両には2トン車のエルフ、4トン車のフォワード、そして10トン車のギガがあります。
また、各車両にディーゼル車両とCNG(圧縮天然ガス車)をラインナップしており、環境への配慮も怠っていません。

いすゞは購入時点での車両価格からの値引き幅が大きく、比較的安価で手に入る特徴があります。
また、エンジンの質の良さもあって、日野トラック同様、多くの運送会社でメインとして採用されています。

一方でメンテナンス時には一部の部品に注意が必要です。
特にスタビブッシュや、エアブレーキ車のブレーキホースといったゴム部は劣化しやすいという欠点が。
車検や定期点検時、重点的に見てもらえば問題ありませんが、交換をすすめられた際には素直に交換しましょう。

【いすゞのトラックで可能なディーラーカスタマイズ】

2トン車 4トン車 10トン車
エルフ フォワード ギガ
平ボディ
・ダンプ
・クレーン
・パワーリフト
・ドライバン
・冷蔵冷凍バン
・平ボディ
・ウイングバン
・ドライバン
・アルミブロック
・クレーン
・冷蔵冷凍バン
・ダンプ
セーフティーローダー
・カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
トラクタ
・ダンプ
・ミキサー

三菱ふそうのトラック一覧と特徴

三菱ふそうは2003年からダイムラー社の傘下となったトラックメーカーです。
アジア地域での強さを持ち、そのシェアはトップ3に入ります。
ダイムラー社の傘下に入るまでは、乗用車とともに三菱自動車の名で統一されていました。

ラインナップは2トン車のキャンター、4トン車のファイター、10トン車のスーパーグレートとなっています。
特に2トン車のキャンターには電動車両「eキャンター」があり、一部運送会社ではすでに導入されているのです。

三菱ふそうのトラックは他の3社と比較して車両価格が安く、初期費用を抑えることができます。
また、シートの人気が高い他、エンジンも同じダイムラー傘下のメルセデス・ベンツ製なので性能は低くありません。
このエンジンは2003年以降製造の車両となります。

ただし、エンジンが外国メーカー製なので、重大な故障が発生すると少しややこしい事態になることも。
エンジン関係の部品の一部はドイツ本国で作られているため、取り寄せに時間がかかるのです。
しかし、それを差し引いてもコストパフォーマンスが高く、人気が高いメーカーでもあります。

【三菱ふそうのトラックで可能なディーラーカスタマイズ】

2トン車 4トン車 10トン車
キャンター ファイター スーパーグレート
・カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
・冷凍冷蔵バン
・ダンプ
セーフティーローダー
・カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
・ダンプ
・ミキサー
・カーゴ
・ウイングバン
・ダンプ
・ミキサー
・トラクター

UDトラックスのトラック一覧と特徴

旧社名を日産ディーゼルといい、現在はスウェーデンの自動車メーカー、ボルボ傘下にあるのがUDトラックスです。
2019年にいすゞ傘下になることが決定され、今後の展開が待ち望まれる第4のトラックメーカーです。

車両のラインナップは2トン車のカゼット、4トン車のコンドル、10トン車のクオン。
いずれもボルボ製のエンジンを搭載しています。

他のメーカーと比べて車両重量が重たいものの、その分エンジンとクラッチが強力であり、特に10トン車はトラクターとして使用されることも多く、牽引中心の事業者に愛用されています。
この傾向は日産ディーゼルの時代から引き継がれているといえるでしょう。

ただしUDトラックス名義の場合、エンジンオイルには注意が必要です。
他のエンジンとやや構造が異なるため、専用のエンジンオイルを使用しなければなりません。
間違って汎用オイルを入れると故障するケースも報告されています。

【UDトラックスのトラックで可能なディーラーカスタマイズ】

2トン車 4トン車 10トン車
カゼット コンドル クオン
・カーゴ
・アルミブロック
・ウイングバン
・カーゴ
・ドライバン
・ウイングバン
・冷蔵冷凍バン
・クレーン
・アルミブロック
・ウイングバン
・ドライバン
・ダンプ
・ミキサー
・トラクター
・除雪車両

海外のトラックメーカーも実は使用されている!

海外のトラックメーカーも使用されている
日本の公道を走るトラックのほとんどは国内4社のものです。
しかし、最近では海外メーカーのトラックも見かけるようになりました。

用途は主にトラクターとしての役割。
日本のトラックに比べてエンジン出力が高いことがその理由です。
この項目では日本で見かける海外製トラックについて、代表的な2社を紹介します。

SCANIA(スカニア)

スウェーデンに本社を置く世界シェア第3位のトラックメーカーが「SCANIA」です。
日本では日野と業務提携しており、「日野SCANIA」とも呼ばれています。
数は少ないものの中型、大型のウイングトラックも国内に存在します。

エンジンが力強い理由はV8エンジンを搭載しているため。
国内外を問わず見ることがなくなったこのエンジンのために力強い走りができるのです。

VOLVO(ボルボ)

子会社であるUDトラックスとは別でボルボ社のトラックもあります。
大型車両が日本では有名で、大型では珍しくオートマチック車をメインとしています。
しかし、それを感じさせないエンジン馬力とクラッチの強さを持つボルボトラック。
UDトラックス同様、独自のエンジンオイルがあるため汎用オイルは使えないので注意しましょう。

日本のトラックメーカーごとのシェア率

日本のトラックメーカー別のシェア率は?
日本におけるトラックのシェア率はほとんどが大手4社で占められています。
2019年の新車販売台数では、日野が40%、いすゞ32%、三菱ふそう17%でUDトラックス11%となっています。

これは日本自動車販売協会連合会が出したものであり、販売台数約9万台で割合を算出しているため、正確な数値だと考えることができるでしょう。

結局トラックのメーカーはどこがいいの?

どこのメーカーがいいというのは明確にいうことはできません。
その理由は各社の持っている特徴が違うため一概にいうことができないからです。

安定を求めるのであれば日野、いすゞのどちらかを採用するべきでしょう。
大手運送会社もこの2社を中心に導入している会社が多いです。
初期費用を抑えたいのであれば三菱ふそう、馬力が必要な車両ならばUDトラックスがいいでしょう。

このように、事業内容や安定性、使用できる初期費用によって最適なトラックメーカーは異なります。
各メーカーの特徴を理解して適切な車両選びを行うことが大切なのです。

まとめ

日本の大手4社が販売するトラックの特徴とシェア率、おすすめのメーカーについてお話してきました。
ひと口に運送事業といっても運ぶものはさまざまで、それによって必要な車両は異なります。
各社の特徴をよく知ったうえでどのメーカーのどの車両を導入するか検討しましょう。

トラックは中古でも新車でも大きな買い物です。
失敗しないように車両を選び、より効率的でより快適な事業展開を進めていくことが大切だといえます。

運送業で使用するトラックはメーカーの特性ごとに選ぶ必要がある

携わる事業内容によっても導入したい車両が異なる

日本で走行しているトラックのほとんどが日本メーカー製

海外メーカーも数は少ないが増加傾向にある

日本で最も普及しているトラックメーカーは日野自動車

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