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140t吊り新型オールテレーンクレーン「ATF-140N-5.1」を新発売

ITV_2019年3月号表紙

月刊ITV 2019年3月号

発行:令和1年3月1日
発行所:(株)日新(HP)
執筆:大島春行・大西徳・伊藤慎介・井上元・岡雅夫・佐原輝夫・鈴木純子・中田信哉・西襄二・橋爪晃
表紙・レイアウト:望月満
記事&編集:横路美亀雄・於久田幸雄

タダノ…140t吊り新型オールテレーンクレーン「ATF-140N-5.1」を新発売

新型オールテレーンクレーン「ATF-140N-5.1」は、欧州排ガス規制EUROMOT4対応エンジンを搭載し、ユーザーからの要望が高いクレーン性能の向上やジブ仕様の追加、作業の効率と快適性を見直し、さらなる安全性などを図り新モデルとして開発したもの。オールテレーンクレーンATFシリーズは、世界戦略機種として全世界への供給を目的とし、同社とタダノファウン社(同社100%子会社:ドイツ)が共同開発している。

新型オールテレーンクレーン「ATF-140N-5.1」...ザ・トラック

新型オールテレーンクレーン「ATF-140N-5.1」

主な特長

①140t吊り新型モデル登場
従来の130t吊りから、最大吊上げ荷重を140t吊りにアップした。さら顧客からの要望の高かったウインチ能力を約11%向上することにより、作業能力も拡大した。

②クラス最高揚程の油圧チルトジブ仕様
「油圧チルトジブ(HLJ)」に新たに2本のインサートジブを追加し、クラス最高の88mの高揚程作業を実現。また従来の軽量「フルオートラフィングジブ(FLJ)」仕様も選択可能で、さらにジブの着脱作業性も改善した。

③作業準備用ラジコンを標準装備
周囲の状況を確認しながら、安全で効率的に作業準備や格納作業が行える作業準備用ラジコンを、標準装備。手元のラジコン操作で、ジブ着脱作業や、フックの取出・格納作業など、作業準備時間も短縮できる。

④新型キャリヤ/キャビンを採用
新デザインのキャリヤとキャビンを採用。操作性を向上させる大型ディスプレイによるコントロールシステムなど装備類も一新した。さらに運転席(左ハンドル)からは確認しづらいキャリヤ前方右側をカバーするカメラを新装備し、キャビン内のディスプレイで確認できるなど、視認性と安全性を向上させている。また新採用の運転シートは、ドライバーの体型に合わせた各種アジャスタ機能が装備されており、長時間運転でも疲れにくく、安定した走行をサポートする。

⑤環境に配慮した新エンジンを搭載
EU圏内統一排出ガス規制EUROMOT4に対応したクリーンでパワフルなベンツ社製エンジンをクレーン部、キャリヤ部双方に搭載。従来機種と同等のパワーを維持し環境にさらに優しいモデルとなっている。さらに低騒音型建設機械指定も取得し、市街地での作業現場にも配慮している。

⑥「HELLO-NET」を標準装備
テレマティクスWeb情報サービス「HELLO-NET」を標準装備。「HELLO-NET」は携帯通信によるクレーンの稼働状況の掌握と、GPSによる位置情報確認、さらに保守管理のための情報をウェブサイトでサポートする。

運転席...ザ・トラック

運転席

5.主要諸元...ザ・トラック

5.主要諸元

ユニック…安全機能を強化しミニ・クローラクレーンを新発売

古川ユニック(中戸川 稔社長)は、ミニ・クローラクレーンの安全機能を強化し、厚生労働省による移動式クレーン構造規格の一部改正に対応した安全強化モデルとして、2月21日から販売を開始した。移動式クレーンの構造規格の一部改正は、昨年2月26日に厚生労働省告示第33号「クレーン又は移動式クレーンの過負荷防止装置構造規格等の一部を改正する告示」によるもので、つり上げ荷重が3トン未満の移動式クレーンにおいて、荷重計以外の過負荷を防止するための装置が義務付けられた。

非乗車型 ミニ・クローラクレーン(左) 乗車型ミニ・クローラクレーン(右)

非乗車型 ミニ・クローラクレーン(左) 乗車型ミニ・クローラクレーン(右)…ザ・トラック

これを受け、ミニ・クローラクレーンにおいては、本規格改正に対応した安全強化モデルとして、定格荷重指示装置を備えた『ML警報型』と定格荷重制限装置を備えた『ML停止型』をラインナップし新発売したもの。

同時に、2016年に発売した業界初のバッテリー式ミニ・クローラクレーン『URW295CB』については、本規格改正への対応に加え、さらに静粛性を向上させた『URW295CB2』としてモデルチェンジした。

ミニ・クローラクレーンは、クローラ(履帯)による走行機能を有し、コンパクトなボディに4本のアウトリガを装備した移動式クレーン。トラックが入り込めない建設現場や不整地、屋内作業現場でのクレーン作業が可能。機体のシートに座りながら走行、クレーン操作が可能な乗車型とシートがない非乗車型がある。

なお、定格荷重指示装置とは、定格荷重を超えるおそれがある場合に、当該荷の荷重が定格荷重を超える前に警音を発する機能を有する装置。定格荷重制限装置とは、定格荷重を超えた場合に、直ちに当該移動式クレーンの作動を自動的に停止する機能を有する装置。

本規格改正による新装置

定格荷重指示装置を搭載した『ML警報型』、又は定格荷重制限装置を搭載した『ML停止型』のいずれかを選択することになる。

〈ML警報型 ML警報型〉
定格荷重を超えるおそれがある場合に、予告警報と限界警報の2段階の警音で危険をお知らせする安心モデル。

〈ML停止型 ML停止型〉
予告警報と限界警報の2段階の警音に加え、定格荷重を超えた場合にクレーンの作動を自動で停止する安心・安全モデル。ML停止型は、業界唯一の3年保証付となっている。

『ML警報型』『ML停止型』の主な特徴

☆液晶カラーディスプレイ

1.クレーン状態表示器(液晶カラーディスプレイ)を標準装備
作業姿勢に応じた定格荷重や負荷率だけでなく、アワーメータや過負荷履歴も確認できるので、現場の安心作業をバックアップする。さらに、10㎏単位の高精度なつり荷重の表示により、過負荷防止機能も高精度。

☆液晶ラジコン
2.液晶ラジコンを標準装備
トラック搭載型クレーン『ユニッククレーン』で好評価の「液晶ラジコンJOY」「液晶ラジコン」を設定。液晶表示部には定格荷重や負荷率など、クレーンのあらゆる情報が作業者の手元で確認できる。また、アウトリガの張出・格納やエンジンの始動・停止まで行えるので、作業の効率化に貢献しる。独自開発したジョイスティック式と選択スイッチ式の2種類から選択できる。

3色灯[LED]3.3色灯[LED]を標準装備
通常状態(緑色)、予告警報(黄色)、限界警報(赤色)で負荷状態を分かりやすく表示し、安全を確認しながらのクレーン作業が可能となる。

☆アウトリガ展開パターン4、クレーン性能の自動切り換え機能を搭載

クレーンのつり上げ性能が変化するアウトリガの張出状態に応じて、クレーンの定格荷重を自動で切り換える。非乗車型の多彩なアウトリガの張出にも対応し、今までの作業性はそのままに、安全性とつり上げ性能を向上させた。

例えば、4本のアウトリガのうち、1本のアウトリガを最大に張り出せない場合、新型機はアウトリガを最大に張り出している側での作業は最大性能になる。(従来機は全領域が最小性能)

各シリーズの特長

・URW174Cシリーズ(1.73トン吊り/非乗車型)ダブルタンデムローラの採用により振動・騒音を軽減したスムーズ走行を実現。クラス最多のアウトリガ展開パターンやクラス最小の接地圧により、現場の状況に柔軟な対応ができる。

・URW240Cシリーズ(2.43トン吊り/非乗車型)
走行時最大幅60㎝のコンパクトボディにクラス最高のパワーとスピードを搭載。作業範囲を拡大するロングブームや安定性を高める180㎜幅のクローラなど、ユーザーのニーズに合わせて選択が可能。

・URW295CB2シリーズ・URW295CB2シリーズ(2.93トン吊り/非乗車型)は完全電動化を実現した業界唯一のバッテリー式ミニ・クローラクレーン。

(1)高い静粛性がさらに向上
バッテリーユニットの改良により、騒音値を大幅に低減(従来モデルに対して約2.7dB、エンジン駆動タイプに対して最大約9dB低減)。体にひびく低音のうなりや耳障りな高音が解消され、より快適にクレーン作業が行える。

(2)別置電動パワーユニット併用仕様を新規設定
外部から電力供給が可能な現場において、バッテリー残量を気にせずに作業ができる、別置の電動パワーユニット併用仕様を設定。クレーン本体との接続にワンタッチカプラーを採用しているので、工具不要で簡単に接続が可能。

・URW295Cシリーズ(2.93トン吊り/非乗車型)
つり上げ荷重2.93トンと走行時最大幅6060㎝のコンパクトボディを両立した、ミニ・クローラクレーンのスタンダード機。さらに、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、ガソリンエンジン・電動パワーユニット併用の3モデルをラインナップしており、様々なニーズに対応する。

・URW370Cシリーズ(2.93トン吊り/乗車型)
5段ブームと6段ブームをラインナップ。さらに、ブームやアウトリガ等の主要部品を取り外してヘリコプターや索動での運搬を可能にする分解仕様も設定している。

・URW507Cシリーズ(2.93トン吊り/乗車型)
業界唯一の7段ブームが実現するクラス最高の地上揚程と作業半径。圧倒的に広い作業範囲とワンサイズ下の機動性を両立し、狭小地での高揚程作業も可能にする。

日野&トランテックス…古河にウィングバン完成車架装工場を新設

完成車…日野自動車トランテックス

シャシ生産からボデー架装までを一貫生産

日野自動車㈱と日野グループの架装メーカーである㈱トランテックス(本社:石川県白山市/原田泰彦社長)は、2025年に向けた日野の目指す姿を示す「経営戦略 2025」の実現に向け、ユーザーニーズに最適な商品をより早く提供するために、メーカー完成車の主力商品であるウィングバンのラインアップを拡充し、古河工場内に架装工場を新設してシャシ生産からボデー架装までを一貫して行うことになった。これにより、シャシ生産から納車までのリードタイム短縮が図れることになる。

メーカー完成車の商品拡充においては、ウィングバン標準車をベースにニーズの高い仕様をラインアップさせることで、短納期で納入提供することを目指す。

さらに、古河工場内にウィングバンの架装工場を新設し、シャシ生産から架装までを一貫して行い、生産を連動させることにより効率化を図る計画だ。日野が生産したシャシをトランテックスが同敷地内で架装することにより、拠点間の車両陸送も不要となるため、商品の納期短縮とあわせて、現在深刻な社会問題となっているドライバー不足解消の一助にもなるものと考えられる。

架装工場の稼働開始は2021年を予定しており、工場建設にかかる投資額は約80億円を見込んでいる。稼働開始時点では現行のトランテックス製ウィングバン完成車の生産を始め、同年中に新ラインアップ商品の生産も開始する計画である。なお、古河に新設する架装工場に生産場所を移すウィングバン完成車を除くそのほかのボデーについては、従来通り石川県のトランテックスの本社工場で架装を行うことになる。

新架装工場の概要

・事業主体:㈱トランテックス
(資本構成:日野自動車100%)

・建屋面積:約15,60㎡

・生産品目:ウィングバン完成車、平ボデー完成車・生産能力:約6,000台/年

・稼働開始:2021年予定

・従業員数:約300名を予定 ※稼働開始時点

古河工場内の架装工場で扱うことになったメーカー完成車の主力商品のウィングバン...ザ・トラック

古河工場内の架装工場で扱うことになったメーカー完成車の主力商品のウィングバン

トランテックス製平ボデーを架装したメーカー完成車も人気の車種である...ザ・トラック

トランテックス製平ボデーを架装したメーカー完成車も人気の車種である

茨城県にある古川工場の敷地面積は約85 万㎡で日野工場の2倍ほどだ...ザ・トラック

茨城県にある古川工場の敷地面積は約85 万㎡で日野工場の2倍ほどだ

日野古川工場のシャシ生産ライン。新架装工場と連動してメーカー完成車を一貫生産する...ザ・トラック

日野古川工場のシャシ生産ライン。新架装工場と連動してメーカー完成車を一貫生産する

UDトラックス…8Lエンジン搭載の大型トラックQuonを発売

軽量化…UDトラックス

シャシ軽量化による積載量アップを実現

UDトラックス㈱は2019年1月29日、UDトラックスのフラッグシップ大型トラック「クオン」のラインアップに8リットルエンジン搭載車を加え、販売を開始した。8Lエンジンの採用によりシャシを300㎏軽量化したことで積載量の大幅アップを実現し、近・中距離輸送を中心とする積載量重視のユーザーニーズに対応する。

電子商取引の進展により宅配便が急増する一方、輸送業界は深刻なドライバー不足に直面している。より一層の物流の効率化を追求する中で、物流各社は拠点間の中距離輸送や地場輸送を増やしている。こうした輸送ニーズに求められる、必要十分な動力でより多くの荷物を運ぶニーズに応えるため、この度8Lエンジン搭載車をラインアップに加えたもの。

8Lエンジン採用によりシャーシを300㎏軽量化することに成功、さらに架装メーカーとの協業によるボディの軽量化でパーフェクトQuon(完成車)に標準車と高積載仕様車を用意。カーゴの高積載仕様車では500~700㎏の積載量向上を実現させている。また、ダンプでは10トン以上の積載が可能な高積載仕様車に新たにテレスコ式リアダンプを設定、ミキサー車では標準の容量4.4?に加えクラス最大となる容量4.5?のドラムも選択可能となった。

8Lエンジンはボルボ・グループとしてすでに3万基が稼働しており大きな実績を持っている。同エンジン搭載車は全車に、ユーザーから高い評価を得ている電子制御式トランスミッション「エスコット・シックス(ESCOT-Ⅵ)」を搭載し、乗用車感覚で運転できる操作性を実現させている。また、クラス最高レベルの燃費・環境性能を発揮、乗員と積荷を守ることに加えて、周囲の安全性も同時に確保する先進的な安全機能も備えており、女性や経験の浅いドライバーも安心して運転できる。

8Lエンジン搭載モデルの発売について同社国内営業部門統括の丸山浩二専務執行役員は、「地場や近・中距離輸送特有のニーズを抱えるお客様に使っていただきたい。そして8Lエンジン搭載車が実現する高積載とクオンのもつ高い操作性で物流の効率化に貢献していきたい」と述べている。

“人を想い”、時代の“先を駆ける”トラックをコンセプトに開発したフラッグシップ大型トラック「クオン」の誕生からちょうど15年の節目を迎える今年は、UDトラックスとして引き続きドライバーを第一に考え、ユーザーにその一歩先の商品とサービスを提供することで物流の効率化に貢献していくとしている。

積載量重視のユーザーニーズに対応した大型トラック「クオン」(左)新搭載の8L エンジン。ボルボ・グループで3 万基の稼働実績を持っている(右)...ザ・トラック

積載量重視のユーザーニーズに対応した大型トラック「クオン」(左)新搭載の8L エンジン。ボルボ・グループで3 万基の稼働実績を持っている(右)

架装メーカーとの協業でボディの軽量化を実現させたパーフェクトQuonウィングボデー完成車...ザ・トラック

架装メーカーとの協業でボディの軽量化を実現させたパーフェクトQuonウィングボデー完成車

Quon冷凍車などのカーゴ高積載仕様車では500~700㎏の積載量向上を実現させている...ザ・トラック

Quon冷凍車などのカーゴ高積載仕様車では500~700㎏の積載量向上を実現させている

新たにテレスコ式リアダンプが設定された10トン以上の積載が可能な高積載仕様ダンプ車...ザ・トラック

新たにテレスコ式リアダンプが設定された10トン以上の積載が可能な高積載仕様ダンプ車

軽量化により標準の容量4.4㎥に加えクラス最大となる容量4.5㎥のドラムも選択可能となったミキサー...ザ・トラック

軽量化により標準の容量4.4㎥に加えクラス最大となる容量4.5㎥のドラムも選択可能となったミキサー

UDトラックス…大型クオンの総輪駆動除雪専用車を出展

除雪専用車…UDトラックス

山形県新庄市で開催の「ゆきみらい 2019 in 新庄」にて

UDトラックス㈱は、2019年2月7日~8日に山形県新庄市で開催された「ゆきみらい 2019 in 新庄」での「除雪機械展示・実演会」で、平成28年排出ガス規制に適合した大型トラック「クオン」除雪専用車を出展した。UDトラックスは国内唯一の大型総輪駆動除雪車製造メーカーとして、これからも雪国での生活道路の確保や円滑な物流を支えるとしている。

「クオン」総輪駆動除雪専用車の特長

(1)人間工学に基づいて操作性・視認性を根本から見直した、新デザインのコックピットを採用。

(2)4×4モデルには360ps、6×6モデルには420psと、それぞれ現行車比+10ps出力を向上させた省燃費・パワフル・クリーンな「GH11」エンジンを搭載。

(3)トランスミッションには12段マニュアルを採用、6×6モデルでは6段トルクコンバーター付きオートマチックトランスミッションも選択可能。

(4)全車に「UDインフォメーションサービス(UDIS)」を標準搭載。通信機能を使って車両を遠隔診断する「安心稼動サポート」を提供。

(5)平成28年排出ガス規制へ適合。

過酷な使用に耐え、日々の業務を確実に遂行できる高い除雪効率性を備えたUDトラックスの除雪専用車は、責任と誇りを持って除雪作業に従事するオペレーターから高い信頼を得ている。2018年の総輪駆動除雪車の販売台数(出荷ベース)は、約230台となっている。

車両の先進性に加えて、プロフェッショナルによる多彩なサービスを提供するバックアップ体制も充実させている。UDトラックスは物流インフラの安定化を支えることで、これからも雪国の生活の安全に貢献する社会的責務を果たすとしている。

「 ゆきみらい 2019 in 新庄」に出展された大型トラック「クオン」除雪専用車...ザ・トラック

「 ゆきみらい 2019 in 新庄」に出展された大型トラック「クオン」除雪専用車

UDトラックス…新興国市場向け大型トラック新型Questerを投入

新型トラック…UDトラックス

燃料コスト低減で事業経営に大きく貢献

UDトラックスは新興国市場向け大型トラック「クエスター(Quester)」に、電子制御式トランスミッション「ESCOT(エスコット)」と最新のテレマティクスを搭載し販売を開始した。

新機能により、新興国市場のユーザーが直面する燃料費の高騰やドライバー不足、生産性といった課題解決に対応。経済成長著しい新興国の物流会社にとってこれらの課題を解決することが、事業成功のカギとなる。

ドライバー不足は世界中で深刻化しており、新興国市場も例外ではない。南アフリカでは旺盛な輸送需要を満たすため、毎年新たに1万5,000人のトラックドライバーが必要でだと言われている。また、運行管理費の約40%を占める燃料コストを低減することは、物流会社の事業経営に大きく影響するものである。新型「クエスター」は、こうした課題に直面する新興国市場のユーザーにソリューションを提供するものとなる。新型では新興国市場向けトラックとしては初めて、電子制御式トランス

ミッション「ESCOT(エスコット)」を全車に搭載。これに加えて、車両の軽量化とドライブラインの改良により、現行車比10%の燃費改善を実現させている。また、同トランスミッションが実現する高い操作性は女性ドライバーや経験の浅いドライバーの運転をサポートし、高い輸送効率と生産性をもたらす。「ESCOT」は1995年以来、8万台の大型トラックに搭載し、その燃費性能と操作性は高く評価されている。

新型「クエスター」に搭載する最新テレマティクスでは、車両の位置情報や運転操作状況、最適な運行ルートの提案、盗難防止、予防整備の提案、運行管理などのサービスを提供し、稼働率や生産性の見える化を向上。さらに、各ドライバーの運転パフォーマンスのレポートを月次で提供し、より効率的な運転パフォーマンスと燃費向上を支援する。

「クエスター」は、新興国向け専用トラックとして2013年に開発されている。長年にわたり培ってきた大型トラックの技術と経験を活かし、各国の様々なニーズに合わせて豊富なバリエーションをそろえている。発売以来、強固で耐久性の高いシャシー、様々な架装に対応できるフレキシビリティ、UDネットワークによるアフターセールスサポートが高く評価されている。このたび、「ESCOT」とテレマティクスが提供する新サービスにより、新型「クエスター」はUDトラックスが目指す5つのスマート(操作性、安全性、燃費・環境性能、生産性、最大限の稼動率)を実現することになる。

新興国では中間層の購買力が今後10年間に20兆ドルに拡大すると予想されている。新興国市場の販売を統括する同社のジャック・ミシェル氏は、「成長著しい東南アジア、中東、アフリカ、中南米などの新興国市場では、お客様の成功のためにいかにわかりやすくサポートを提供できるかが大事な要素となってきます。私たちはお客様のビジネスの成長と発展のお手伝いをしたいと心から願っています。新型クエスターは、スマートロジスティクスを追求する私たちのコミットメントを体現すると共に、お客様の事業発展に価値を提供してくれるでしょう」と述べている。

「クエスター」は、日本メーカーならではの高い品質、ボルボ・グループの世界最高水準のテクノロジー、そして現場のニーズを反映した商品である。UDトラックスはユーザーが必要とするトラックとサービスを提供し、スマートロジスティクス(物流の効率化)に貢献している。新興国の物流業界が抱えるさまざまな課題解決にソリューションを提供するとともに、経済成長を物流の側面から支えるために、ユーザーとともに「その一歩先」を目指している。

ミシェル氏は、「私たちは新興国向けの車両には、耐久性や信頼性、SIMPLICITY、運行コスト低減という要素を反映してきました。お客様が求めていることを常に理解するため、UDトラックスのバリューである現場スピリットを大切にし、お客様の発展とともにクエスターも引き続き進化させていきます」と続けて語った。

新型「クエスター」は、UDトラックスの東南アジアの輸出拠点であるタイを皮切りに、2019年2月から順次、世界中に投入して行く予定となっている。

新興国市場向け大型トラック「クエスター(Quester)」に電子制御式トランスミッション「ESCOT」と最新のテレマティクスが搭載された...ザ・トラック

新興国市場向け大型トラック「クエスター(Quester)」に電子制御式トランスミッション「ESCOT」と最新のテレマティクスが搭載された

Questerはタイで製造されている。南部トラック協会(タイ・ハタヤイ)総会の展示コーナーに出展するUDトラックス...ザ・トラック

Questerはタイで製造されている。南部トラック協会(タイ・ハタヤイ)総会の展示コーナーに出展するUDトラックス

ナビタイム…「ルートチェッカー」機能をトラックカーナビに追加

機能追加…ナビタイム

走行前に道路上の注意地点がわかる

㈱ナビタイムジャパン(本社:東京都港区/大西啓介社長)は、2019年1月31日より、トラック専用カーナビアプリ『トラックカーナビ』に、走行前に道路上の注意地点がひと目でわかる新機能を追加した。

『トラックカーナビ』では、車高・車幅・大型車規制などを地図上にアイコン表示、これらを考慮したルート案内などが利用できる。ただ、実際に走行するまでは、本当に安心して通れる道か不安を感じるドライバーが多く、なかでも「道幅が厳しい地点」「高さが厳しい地点(高架など)」「角度が厳しい交差点・カーブ」「目的地等の都合上、規制を超えてしまう地点」といった走行する上で気をつける情報を、事前に把握しておきたいドライバーが多いことが、アプリ内で実施したアンケートから判明した。また、アプリ利用者の8割が中長距離ドライバーであることから、土地勘のない場所へ行く業種のドライバーへの需要があると考え、新機能を開発したもの。

新機能の「ルートチェッカー」では、利用者が各自登録した車両情報に対し、通行はできるが注意が必要な箇所とポイントをひと目で確認することができる。ルート検索後、ルート上に注意箇所がある場合に、注意文言と、度合いで色分けしたピンアイコンを、地図上に表示。気になるピンアイコンをタップすると「非常に注意を要する道幅です」「車両の高さと、高さ規制の差が、10㎝以下です」などといった詳細情報を表示いる。注意箇所は、車両の幅・長さ、道路の幅・高さ、道路間の角度などから計算して判定する。

これにより、ドライバーはルート上に走行しづらい道がないか、通過するのにどのくらい余裕があるかを事前に把握でき、必要に応じてルート・運行計画を変更する判断材料にもなるため、より安心・安全に走行する一助として役立てられる。なお本機能は、無料で利用できる。

走行前に道路上の注意地点がひと目でわかる新機能“ ルートチェッカー” が追加された「トラックカーナビ」のサービスイメージ...ザ・トラック

走行前に道路上の注意地点がひと目でわかる新機能“ ルートチェッカー” が追加された「トラックカーナビ」のサービスイメージ

ドライバーに聞いた道路情報道幅が厳しい地点が一番多く、次いで高さや角度など道幅に関する情報を求めていることがわかる(2019年1月時点、「トラックカーナビ」アプリ内アンケート。ナビタイムジャパン調べ)...ザ・トラック

ドライバーに聞いた道路情報道幅が厳しい地点が一番多く、次いで高さや角度など道幅に関する情報を求めていることがわかる(2019年1月時点、「トラックカーナビ」アプリ内アンケート。ナビタイムジャパン調べ)

ドライバーの輸送距離比率中距離から長距離の利用者が8割を占める(2019年1月時点、「トラックカーナビ」アプリ内アンケート。ナビタイムジャパン調べ)...ザ・トラック

ドライバーの輸送距離比率中距離から長距離の利用者が8割を占める(2019年1月時点、「トラックカーナビ」アプリ内アンケート。ナビタイムジャパン調べ)

日通グループ経営計画2023、企業のあり方を根本から革新

日本通運は、2019年度から5カ年間の「日通グループ経営計画2023」を策定した。新経営計画は、2037年の創立100周年に向けた新たな長期ビジョンを描くことから出発。イノンべーションで企業のあり方・考え方を根本から革新する長期ビジョン実現に向けて「まず5年間で余すことなくやり遂げる」(齋藤充社長)決意を表明した。

トランスウェブ社の場合なぜユーラシア大陸横断を企画したか

成田空港に近い千葉県・富里市一帯は、関東平野でもなだらかな起伏が変化をつけている。この一角に株式会社トランスウェブの本社がある。初めて社名を聞いて運輸企業を連想することは難しい。多角化と先進性のヒミツは前沢武代表取締役社長(以下、敬称略)の考え方に根ざしている。

トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」の新シリーズを発売

日本ミシュランタイヤ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ポール・ペリニオ)は、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」(ミシュラン エックスワン)の新しいシリーズとして、「MICHELIN X One LINE GRIP D」(ミシュラン エックスワン ライングリップディー) を4月1日より新発売する。サイズは455 / 5R22.5、価格はオープン。