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作業現場を選ばない環境性能重視のバッテリー式2.93t吊りミニ・クローラクレーンを新発売

ITV_2016年11月号表紙

月刊ITV 2016年11月号

発行:平成28年11月1日
発行所:(株)日新(HP)
執筆:大島春行・大西徳・伊藤慎介・井上元・岡雅夫・佐原輝夫・鈴木純子・中田信哉・西襄二・橋爪晃・宮代陽之
表紙・レイアウト:望月満
記事&編集:横路美亀雄・於久田幸雄

古河ユニック…バッテリー式2.93t吊りミニ・クローラクレーンを新発売

クローラクレーン…古河ユニック

作業現場を選ばない環境性能を重視

古河ユニック㈱は、ミニ・クローラクレーンの新ラインナップとして、バッテリー式の2.93t吊りミニ・クローラクレーン「UR-W295CBR」を新たに追加し、2016年10月3日より販売を開始した。

同製品は、「“排気ガスを出さない”クレーン=“ゼロ・エミッション”クレーン」をコンセプトに、業界初となる完全電動化を実現したバッテリー式のミニ・クローラクレーンだ。従来のUR-W295Cシリーズ(ディーゼルエンジン/ガソリンエンジン/ガソリンエンジン・電動モータ併用)では、エンジン仕様の排気ガス対策や電動モータ仕様の外部電源(200V)などを考慮しなければ使用できない現場もあったが、バッテリーを内蔵して完全電動化としたことで、排気ガスゼロ、外部電源も不要となり、今まで以上に活躍できる現場を広げることができる。また、クレーン操作時にはエンジン仕様と比べ騒音が低減され、操作していない時には電動モータの回転が停止して無音となるので、騒音や排気ガスのない快適な環境で作業することが可能となる。

その他、バッテリー残量が0%になってしまった場合のクレーン格納や撤収作業ができる「予備バッテリーモード」や、待機状態が一定時間続いた場合に自動で電源がOFFになる「クレーン電源自動停止機能」など、様々な安心機能も搭載されている。また、イメージ通りのスムーズな連動操作を可能にする“ジョイスティック式”または“選択スイッチ式”の「連動ラジコン」や「転倒防止装置」など、従来モデルに搭載されているユニック独自の快適・安心機能も標準装備している。

新登場のバッテリー式2.93t吊りミニ・クローラクレーン...ザ・トラック

新登場のバッテリー式2.93t吊りミニ・クローラクレーン

コンパクトな走行姿勢も魅力となっている...ザ・トラック

コンパクトな走行姿勢も魅力となっている

UR-W295CBRの主な特長

(1)業界初となる「バッテリー駆動」の2.93t吊りミニ・クローラクレーン
バッテリーの内蔵により排気ガスを出さないクレーン作業が可能。クレーンを操作していない時は電動モータの回転が停止して無音となり、快適な作業環境を実現。

(2)バッテリー残量が0%になってしまっても安心の「予備バッテリーモード」
万が一、バッテリー残量が0%になってしまった場合でも、クレーンの格納・撤収作業のために約30分間作動する安心設計。待機状態が一定時間続くと、自動で電源がOFFになる省エネ機能を装備。

(3)使い方に合わせた2つの速度モードを搭載
スピードを重視した「高速モード」と、作業時間を優先した「標準モード」の2つの速度モードを設定。「高速モード」ではエンジン仕様と同等の仕様速度を実現。

(4)状況に応じた安全走行を可能にする「アクセルスイッチ」
3段階の変速機構により、路面や周辺環境に応じた安全走行が可能。

(5)抜群の操作性を誇る「連動ラジコン(ジョイスティック式、選択スイッチ式)」
業界唯一のジョイスティック式ラジコンにより思い通りのスムーズな連動操作を実現。ラジコン操作による4本同時のアウトリガ張出・格納が可能。

(6)万が一の転倒事故を防止する「転倒防止装置」
アウトリガ反力を検知し、警報と自動停止で転倒事故を未然に防止。

(7)誤操作による事故を未然に防止する各種安全装置
クレーン作業中のアウトリガ操作を規制する「クレーン・アウトリガインターロック装置」や走行操作を規制する「クレーン・走行レバーインターロック装置」のほか、ブーム格納時の旋回操作を規制する「ブーム・操作レバー干渉防止装置」を搭載し、誤操作による事故を防止。

主要諸元

・型式…UR-W295CBR
・ブーム段数…5段
・クレーン容量…2.93t×1.4m
・最大地上揚程…約8.9m
・最大地下揚程…約11.6m
・最大作業半径…8.41m
・ブーム伸長速度…6.12m/31s【標準】/6.12m/23s【高速】
・ブーム上げ時間…0°~78°/17s【標準】/0°~78°/12s【高速】
・フック巻上速度(4層目、ロープ掛数4)…7.0m/min【標準】/9.1m/min【高速】
・旋回範囲/速度…360°(連続)/1.5rpm
・連続運転可能時間…約4.5時間【標準】/約4.0時間【高速】
・本体質量…2,350kg

本体価格(税別)

◇UR-W295CBRJ(5段ブーム:ジョイスティック式ラジコン)…895万円
◇UR-W295CBRS(5段ブーム:選択スイッチ式ラジコン)…895万円

販売目標

◇年間40台(2機種合計)

トヨタ…力強さを際立たせたフロントビューに一新

小型トラック改良…トヨタ自動車

TOYOTAダイナならびにトヨエースを改良

TOYOTAは、ダイナならびにトヨエース1t積系を一部改良し、ダイナは全国のトヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)、トヨエースは全国のトヨペット店(大阪地区は大阪トヨタ)を通じて、2016年9月26日に発売した。

今回の一部改良では、ABSを全車標準装備し、より安全性に配慮した。また、キャブデザインは2t積系で好評のスタイルに一新し、力強さを際立たせたフロントビューに変更されている。さらに、マルチリフレクター式ヘッドランプを採用し、夜間のクリアな視界確保に寄与させたほか、室内は、広々とした足元スペースによりキャビンの居住性を向上するとともに、助手席から中央席にかけてフック付の大型オープントレイを配し、利便性も向上させている。

あわせて、TECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。

ダイナには、信頼性や耐久性にも優れた構成のパラレル式ハイブリッドシステム搭載車を用意。専用エンジンの搭載など、群を抜く環境性能はもちろんのこと、圧倒的な低燃費とイージードライブを高い次元で実現させた、理想的なディーゼルハイブリッドとなっている。高性能ハイブリッドは、乗用車だけのものではない。さらに、トラックに求められる性能として、過酷な使用環境でも機動力を発揮する頑強なシャシー、作業効率・快適性への徹底した配慮、さらには豊富な車種バリエーションが設定されている。さまざまな現場の声に応える性能・機能・使いやすさを満載したトラックとなっている。

ダイナ・ルートバンは、最新のクリーンディーゼルテクノロジーの投入で、さらに磨かれた環境性能と低燃費、そして機動力を発揮。さらに、たっぷり積めて使い勝手にも優れた積載スペースも確保されている。ドライバー最優先の快適性・操作性を追求するなど、ルートバンに求められる機能が採用されている。

TOYOTAダイナカーゴシングルキャブ・標準デッキ・ジャストロー・1.5t積・ディーゼル車・2WD...ザ・トラック

TOYOTA ダイナカーゴシングルキャブ・標準デッキ・ジャストロー・1.5t積・ディーゼル車・2WD

TOYOTAトヨエースカーゴダブルキャブ・標準デッキ・低床・1t積・ディーゼル車・4WD...ザ・トラック

TOYOTA トヨエースカーゴダブルキャブ・標準デッキ・低床・1t積・ディーゼル車・4WD

TOYOTAダイナルートバン1.25t積・3人乗りディーゼル車・2WD...ザ・トラック

TOYOTA ダイナルートバン1.25t積・3人乗りディーゼル車・2WD

TOYOTA ダイナ・トヨエースの収納スペース使用例...ザ・トラック

TOYOTA ダイナ・トヨエースの収納スペース使用例

TOYOTA ダイナ・トヨエースの機能性重視の運転席...ザ・トラック

TOYOTA ダイナ・トヨエースの機能性重視の運転席

【ダイナ、トヨエース主要車型メーカー小売価格】...ザ・トラック

【ダイナ、トヨエース主要車型メーカー小売価格】

三菱ふそう…小型バス「ローザ」初のリムジン仕様向けベース車両

ベトナム小型バス…三菱ふそう

ベトナムで250台一括受注

三菱ふそうトラック・バス㈱(MFTBC)は、ベトナムの自動車メーカーD-Carから小型バス「ローザ」250台の大型案件を受注した。同車両はハイエンドな旅客輸送サービス企業で利用されている。

D-Carは車両の高級仕様化を専門とする企業で、「ローザ」は同社により、ベトナム市場向けに、同車両初となるリムジン仕様が施され、「FUSO ROSA Limousine D-Car」となる。座席数を通常の29席から19席に減らしたことで、乗客はより広い空間で快適な時間を過ごすことができる。また、Wi-Fiや3Gネットワーク、DVDスクリーン、読書灯、冷蔵庫なども完備されている。

同契約は、「ローザ」を2016年5月にベトナム市場に投入してわずか3カ月で締結されている。同市場でFUSO車両を独占販売するメルセデスベンツ・ベトナム(MBV)にとって21年間の歴史で最大の取引となる。「ローザ」はベトナム市場における小型バス需要の増加に応えるべく、ホーチミン市クチ県にある組立工場で製造されている。

MBVのマイケル・ベーレンツCEO兼社長は、「日本製の小型バスが持つ安全性、経済性、快適性を確保しつつ、ベトナムのお客様に合わせたカスタマイズを行っています。ベトナムでは現在、ハイエンドの旅客輸送サービス業界が成長し始めており、当社はまさに絶妙なタイミングで最適な製品を市場に送り出そうとしています」と述べている。

小型リムジンバス「FUSO ROSA Limousine D-Car」は、ハイエンドな旅行関連サービス企業での利用が期待されている。D-CarのLuu Cam Thanh最高経営責任者は、「FUSOの協力により、高品質なローザを短期間で大量納入していただきました。おかげさまで当社は、サービス向上を目指すクライアントに同車両を迅速に引き渡すことができます。2016年末には、多くのハイエンドの旅客輸送サービス企業が同車両を利用できるようになっていることでしょう」と語った。

小型バス「ローザ」は1960年の日本国内での発売以来、おもに送迎、幼稚園バス、福祉車両、キャンピングカーなどで使われている。現在、国内外含めFUSOのバスの中で最も販売されているモデルである。累計生産台数は1997年に10万台、2015年には20万台を達成。世界約40ヵ国に輸出しており、「ローザ」の全販売台数の80%(2015年)を占めている。

FUSOは東南アジアでも特に成長著しいベトナムを戦略市場と位置付け、同国での事業を強化するべく、2014年7月よりMBVを通じて小・中・大型トラックの現地組み立て及び販売を行っている。また従来、小型車のみだったが2014年からは中・大型まで拡大させ、2015年は大型トラックの新モデルを導入し、小型から大型まで幅広い選択肢をユーザーに提供している。2015年の販売台数は前年比で約30%増加している。今回、小型バスがラインナップに追加されたことで、顧客基盤をさらに強化させ、さらなるシェア拡大を目指している。

ROSA 小型リムジンバス「FUSO ROSA Limousine D-Car」...ザ・トラック

ROSA 小型リムジンバス「FUSO ROSA Limousine D-Car」

ROSAリムジンの高級感あふれる内装...ザ・トラック

ROSAリムジンの高級感あふれる内装

コマツ…鉱山用の電気駆動式超大型ダンプトラック

超大型ダンプ…コマツ

369トン積みの最大機種「980E-4」を追加

コマツはこのたび、世界中の鉱山で使用される電気駆動式の超大型ダンプトラックのシリーズを拡大し、コマツで最大機種となる「980E-4」(定格積載質量369トン)を市場導入した。

今回市場導入された「980E-4」は、コマツのこれまでの最大機種「960E-2」(定格積載質量327トン)や主力商品「930E-4」(定格積載質量290トン)で培った品質と信頼性をベースにコマツアメリカ㈱で開発され、同社のピオリア工場(米国イリノイ州)で生産し、全世界の鉱山に供給されることになる。

現在、新興国の成長鈍化や資源価格低迷の影響を受け、鉱山機械の需要は大きく落ち込んでいるが、世界の人口増と都市化率の上昇を背景に長期的には増加していく見込みで、鉱山開発の大規模化、鉱山経営の効率化などが進められている。今回、超大型ダンプトラックシリーズに最大機種である「980E-4」を加えることにより、コマツの保有する超大型油圧ショベルの最大機種PC8000にベストマッチすることとなり、ユーザーの更なる生産性向上に貢献することになる。

コマツはこれからも“ダントツ商品、ダントツサービス、ダントツソリューション”の提供を通じて鉱山現場の安全と生産性の大幅な向上に貢献していくとしている。

980E-4仕様

・定格積載時車両総質量…625tonne
・定格積載質量…369tonne

鉱山用のコマツ電気駆動式超大型ダンプトラック「980E-4」...ザ・トラック

鉱山用のコマツ電気駆動式超大型ダンプトラック「980E-4」

The TRUCK×LIGARE共同企画、伊藤慎介の”Talk Is Cheap” ~起業家へと転身した元官僚のリアルな産業論~ このままでは「次の自動車産業」で世界に負ける

電気自動車のベンチャー企業である「株式会社rimOnO」を工業デザイナーの根津孝太氏と共に創業してから早いもので2年が過ぎた。お陰様で今年の5月20日に最初の試作車『rimOnO Prototype 01』を発表することが出来たが、ここまででさえもよく実現することが出来たと自分でも驚くくらいの紆余曲折があった。頼りにしていた経産省の補助金は一次選考で落選し、退職金を設立費用で使い切ってしまった後は生活が成り立つのかという不安に駆られる日々が待っていた。

株式会 社吉谷機械製作所(鳥取県鳥取市古海)創業90年を前に本社工場を移設・拡充発想力豊かな四代目に新たな展開を期待

一度訪ねてみたいと思いながらその機会を得なかった鳥取の株式会社吉谷機械製作所を10月7日訪問することが出来た。●ページに掲載の全日本トラック協会の第21回全国事業者大会が米子で開催されたので、その取材を兼ねて計画したもの。暫く前のことであるが消防車の特集で特装車メーカーを取材した際に、技術力に優れた吉谷機械製作所の存在が話題に上ったのであるが、ややローカルであったために取材を諦めた経緯がある。今回は事業者大会の翌日のタイミングで吉谷典雄社長にお目にかかる事が出来た。ちょうど隣接地に本社工場の移転を進めている時期で、少し将来のあり方についても伺うことが出来たので、有意義な取材となった。