トラックのお役立ち情報

土日祝 営業[営業時間 9:00-21:00]

0120-918-101

トラック走行中のオーバーヒート!原因と正しい対処法

トラックオーバーヒート対処法
車を運転中、突然エンジンルームからおびただしい白煙が……。

「オーバーヒート」を起こした場合、もっとも顕著な症状として現れるのがこの症状です。即座にエンジンを停止し、速やかに修理を受ければまだ被害は浅くて済みますが、最悪の場合エンジンブローに繋がる危険度の高いトラブルです。

せっかくのトラックをオーバーヒートで台無しにしないためには、一体どうすればよいのでしょうか?

こんなときはまず停車!オーバーヒート時の症状をチェック!

どんなに急ぎでも絶対停車

オーバーヒートの前触れとして、トラックには様々な症状が起こります。どれも普段トラックを運転しているドライバーの方であれば、発見はさほど難しいものではありません。現在、以下の症状にお心当たりがあるなら、早めに点検整備を受けるのがおすすめです。

水温計の針が頻繁に上昇・下降する

オーバーヒートの前兆として現れやすいのが、水温計の針の異常な上昇です。

夏場であれば、水温計の針の上昇はさほど珍しいものではありませんが、それが頻繁に「H」に近づくようであれば話は別です。これはオーバーヒートの予兆であり、エンジンが悲鳴を上げ始めている証のひとつです。

エンジンの回転数(アイドリング)が安定しない

エンジンの回転数というものは、自動車のコンディションを計る重要なポイントのひとつです。

商用車であるトラックのエンジンは耐久性が高く、少々の不具合では根を上げないほどタフに作られていますが、トラックのエンジンの回転数が安定しない症状は、オーバーヒートの前兆である可能性がかなり高い症状だといえます。

アクセルを踏み込むと異音がする

アクセルを踏み込んだときに異音を耳にしたという場合、オーバーヒートの初期症状である可能性があります。

低年式のトラックの場合、キャブレターなどのトラブルでも起こりえる症状ですが、それよりはエンジン熱によるトラブル(熱ダレ)であることがほとんどです。これはエンジン熱が過度のものとなっていることを示すものです。

症状としてはまだ軽微な部類に入りますが、決して安心できるものではないため、早めに点検を受けておきたい症状のひとつです。

アクセルを踏み込んでもスピードが上がらない

トラックを運転中、アクセルを踏み込んでもスピードが上がらなかった、ということがあった場合、エンジンの熱ダレがかなり重度のレベルで起こっていることの証です。

この症状はかなり深刻で、エンジンが白煙を上げる一歩手前の症状といえます。もし一度でもこの症状が出た場合は、すぐさま点検整備を受ける必要があります。

オイルが焦げたような匂いがする

2ストロークエンジンを搭載した車両があるオートバイであればともかく、トラックに搭載されているエンジンは4ストロークエンジンです。そのトラックにおいて、オイルが焦げたような匂いを感じるようであれば、これはもうエンジンが火を噴く一歩手前と言える危険な状態です。

この症状が出た場合、エンジンを即座に停止した上でロードサービスに連絡することを、強くおすすめいたします。

トラックを停車しロードサービスに連絡をしよう

最終手段となるロードサービス

症状によって危険度は様々ですが、上記の症状はどれもオーバーヒートの顕著な症状です。これらが発生した場合は、以下の手順に従って対処しましょう。

まずはトラックを停車させる

まず行うべきことは、周囲の状況を確認した上で安全な場所でトラックを停車し、エンジンを停止してロードサービスへ連絡することです。

このまま走らせていては、いつエンジンから白煙が上がり、火が出るのかわからない状態なのですから、これは至極当然の対処方法です。

「もう少し走れば会社の駐車場だから…」といった考えは非常に危険ですので、まずはご自身とトラックの安全を確保するためにも周囲に気を配り、交通を妨げない路肩などへトラックを寄せて停車しましょう。

エンジンを即座に停止させるのはかえって危険?

エンジンから火を噴く危険性がある、と聞くと、すぐさまエンジンを停止しなくては……と考えてしまいがちですが、これはNGです。

イグニッションをOFFにし、エンジンを完全に停止してしまった場合、冷却水の循環や冷却ファンも停止してしまい、十分な冷却効果がなくなってしまうためです。

この場合はアクセルを踏み込まないように注意し、アイドリング状態でエンジンを冷やすことを心がけてください。

冷静にロードサービスへ連絡すること

焦らずロードサービスに連絡

トラックを停車させた後は、ロードサービスへの連絡を行ってください。確認できたオーバーヒートの症状や、停車している現在位置、連絡先などを知らせた上で到着を待ちましょう。

この時に現在のトラックの状態を説明し、必要に応じてロードサービス担当者の指示に従いながらエンジンルームやラジエターなどの状態確認を行ってください。素人判断でラジエターキャップなどを開けることは大変危険ですので、くれぐれもご注意ください。

素人判断は非常に危険!各種チェックはロードサービス担当者の指示に従って!

自動車に関する知識を有されている方の場合、ラジエターの冷却水を確認するため、ラジエターキャップを開封したり、エンジンオイルの確認をしたりということも有効です。

ただし、非常に高温となった冷却水・エンジンオイルは、扱いを間違えればご自身が大火傷を負ってしまう大変危険なものです。

その危険性を考えると、まずはロードサービスに連絡を取り、担当者の指示に従いながら確認していく方が安全です。

車種・年式をしっかり伝えることにより、ロードサービス担当者からそのトラックに合った最適な手順での確認方法を聞きながら、間違いのない方法で行ってください。

オーバーヒートしたトラックの修理にかかる費用は?

オーバーヒートの症状次第ですが、ラジエターの冷却水やエンジンオイル漏れ程度で済めば、修理費用は数千円レベルから20万円程度までで収まります。

しかし、エンジンに深刻なダメージを負うような症状の場合、最悪エンジンの積み替えが必要となることもあります。

一般的な自動車の場合、数十万円前後で収まる場合もありますが、商用車であるトラックの場合は百万円以上の規模になることも珍しくありません。

オーバーヒートを防ぐために日ごろから気をつけること

トラックをオーバーヒートさせないためのメンテナンス

トラックにおけるオーバーヒートは、多額の修理費を覚悟せねばならないトラブルですが、日頃からの点検で十分予防することが可能です。

エンジンの冷却方法が正常に保たれるよう、以下の点に留意して点検を実施することが最大の予防法と言えます。

・冷却水は十分な容量を確保しているか
・冷却ファンは正常に動作しているか
・温度計は正常に動作しているか
・エアコン(特に暖房機能)の機能に異常はないか
・水温計の針が「C」を示していることはないか
・エンジンオイルの量は十分にあるか
・ラジエター本体やホース・ウォーターポンプからの液漏れはないか

いずれも日常的な点検で十分発見できる異常であり、即座に対処可能なチェックポイントです。

忙しさにかまけず、毎日の始業前点検をこつこつ実施していくことで、オーバーヒートとそれによる高額出費を未然に防ぐことができます。

まとめ

起こってしまうと非常に怖いオーバーヒートですが、早期発見は十分可能であり、場合によっては支出ゼロで対処可能な原因もあります。

高価なトラックを台無しにしてしまわないためにも、日頃から点検を行うことにより、良いコンディションをキープしていきましょう。

カテゴリー

お知らせ

トラックのお役立ち情報