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対談

合同会社H&L 代表取締役
佐野 妹花 様

マコ社長

第4回 「運送業界に新風!女性社長が挑むドライバー健康サポートの最前線とは!?」~対談~

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4回目のゲストは、合同会社H&L 代表取締役の佐野 妹花さんです。 今回の対談では、まい社長の起業のきっかけや経営と子育てとの両立、ドライバー向け運動プログラム『トラヘル』への思いをお話いただきました。
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第4回 「運送業界に新風!女性社長が挑むドライバー健康サポートの最前線とは!?」~対談~

今回のゲストは、合同会社H&L 代表取締役 佐野 妹花さんです。 日々の安全運転と健康を両立させる秘訣現場での取り組みについてお話を伺います。

まい社長/合同会社H&Lについて


マコ社長まい社長、本日はお忙しい中ありがとうございます。まず簡単に、まい社長の自己紹介と現在取り組んでいる活動についてお話ししていただけますか?

まい社長 :はい、佐野 妹花と申します。まい社長と呼んでいただければと思います。2021年にですね、元々正社員時代に務めていた会社を独立しまして、そこから今は個人事業1つとあとは2法人ですね、その3つ経営をしております。よろしくお願いします。

マコ社長女性で起業されるってなかなかやっぱり少ないじゃないですか。何を元に起業しようかなっていう風に思ったんですか?

まい社長 :私は、個人事業でしばらくやっていたので 法人自体はもう本当に去年ですね設立したばかりで。きっかけとしましては、正社員時代で務めていた時に、特に次男を産んだ後、私子供が2人の小学生がいるんですけども、育休期間中に「このままでやっぱりいいのかな…」というところで、色々その自分の10年後、20年後のキャリアみたいなところで悩んだ時がありまして。

そこで元々体育大学を出ているので「健康」っていうところをですね、原点であるやっぱり立ち帰りたいな、というので、やっぱり自分もしっかり法人経営者としてやっていきたいなというので、昨年度法人化した、というところもございます。

マコ社長結構大変だとは思うんですけれども、経営する上で何か大変だったことって何かございますか?

まい社長 :そうですね、やっぱりあの正社員時代と比べて1人社長ではあるので全部ですね、やらないといけないというところ、やっぱり売上を立てるという面ですね。そこはやはり新規獲得も含めて安定したものがあるというわけではないので、そこの仕組み作りであったりですね、マーケティングもそうですけれども、その辺り土台をまず作るというのが最初大変だったかなと思っています。

マコ社長思考錯誤しながらの経営だとは思うんですけれども、全部1人でやられてるっていうことで結構大変ですよね?

まい社長 :そうですね。ただ、やっぱり自分で作っていけるというところは非常に面白いな、というところは感じているので、そういった意味ではあまり苦にならないかなと思います。

マコ社長私、インスタ拝見させていただいて、美尻、ちっちゃなお尻、あれはやっぱりいいですよね。

まい社長 :そうですよ、もうね、何歳でも本当キュッと上がりますね。 1回でも割と変化があります。

マコ社長そうなんですか、 後ほど是非…!

まい社長 :大学の時は、純粋に体を動かすのが好きだったので、でも中高時代は文化部だったんですけど…(笑)なぜか体育大に行き、そこで体を動かすのが好きっていうのと、「健康に何か関わること」もしくは「女性に関わること」あとは「教育」ですね。この3つに興味あったので、何かしらこう携われる仕事を見つけたいなと思っていたので、最終的には教育系に行ったんですけれども

マコ社長全て当てはまってますよね。

まい社長 :本当に15年ぐらい前に大学院で研究していたのがウェルビーイングみたいなのがすごい今自分にリンクしてきていて、無駄なことって人生無いんだなってすごい思います。

ターニングポイントと感じた瞬間は?


マコ社長これまでのキャリアを振り返って、ターニングポイントと感じた瞬間とかはありますか?

まい社長はい、1つは、やっぱり元々正社員時代に務めていた会社ですね、そこでの育休の時の学びですね。自分と同じように自分のキャリアであったり生き方に悩んでる女性、お母さんですね、含めてたくさんいらっしゃって、やっぱりそういう人たちに自分がこう背中を見せていけるような存在であったりそういうものを提供する人になりたいなって思ったのが1つ、独立しようと思ったのが1つですね。

マコ社長「育休」、女性の場合はやっぱりそこは結構ターニングポイントになるんじゃないかな。うちの会社の場合は、女性がすごく多いので、まだ平均年齢が 30歳ぐらいなんですよ。

まい社長 :これからまさにですね。

マコ社長そうなんですよ。会社側もそうなんですけども、出産したその本人たちが休みたいけど会社に復帰したい…とかっていう葛藤っていうのは多分あるので、女性としてはやっぱり1番考える。人生の中でも1番考える部分なのかな、って私も思いますね。

まい社長すっごい共感します。

マコ社長そこは女性同士じゃないとなかなか分かり合えないですよね。

ドライバー向け運動プログラム「トラヘル」について


マコ社長ドライバーに運動プログラムを取り入れるっていうのは、とても興味深い取り組みだと思います。最初にそのアイデアを思いついたきっかけについて教えていただきますか?

まい社長 :はい、ありがとうございます。元々、運送業の企業様との認識もありましたし、やっぱり独立して関わらせていただく中で訪問先が割と運送業が多い範囲だったんですね。なぜかというと、全業界で実は健康診断の後の再検査率が大体56%ぐらいなんですけど、運送業界は60%超えてるんですね、全業界より高いんですよ。

それだけやっぱり食事が不規則であったりとか食品とかやっぱり運動する機会が無かったりとかですね。色々そういう要素があって、そういった大事な役目を担っているけれども、実際現場の現場の方ではそもそもなかなか(運動不足の)対策できていなかったりとか、っていうのが業界全体的にあるなと感じたので、これは自分でできることが少しあるんじゃないかな、という風に思って、主に運送業界にフォーカスしたのはそういう経緯ですね。

マコ社長運送業の現場で運動プログラムを導入してみてドライバーさんや企業の反応とかはどうでしたか?

まい社長 :そうですね、結構皆さん運動嫌いの方がやっぱり基本的に多いので、「運動好きですか?」とか「やってますか?」って言ってもあんまり手は上がらないですね。最初大丈夫かなと思いつつ、社長も心配そうにしていて「うちの社員やるかな…」

いざやってみるとドライバーさんって体を動かすのが好きな方はやっぱりいるのかなっ、ていうのを見ていて思うので、実はプログラムをやってみると結構皆さんフットワーク軽くですね、体を動かしていらっしゃったりとかで、その中ですごい笑を見れたりとか。終わってみるとすごい気持ち良かった、とかリフレッシュできた、とか。次回もやりたいですか?っていうと、あんまりそうじゃないです(笑)でもベースとしては、そういう運動機会の場を設けると結構やってくださるし、楽しいなと思ってくださる方も本当に多いんだなと現場では感じますね。

マコ社長ドライバーさんってやっぱりトラックの中で1人じゃないですか、だから誰とも普段喋らないから、多分本当に笑顔も出さないから、そういう時に笑顔を作れる取り組みがあったりすると気分的にもすごい違いますよね。

まい社長ドライバーさんは1 人時間が長いので、なかなか人とコミュニケーションをとる時間がないので、ドライバーさん側としても人と話すことってすごいリフレッシュ、そこのストレス解消になったりとか、あと企業側からしても社員さんがこう一同にある程度集まってコミュニケーションを取る場を作ると社員同士の交流になったりとか、社員のエンゲージメントが上がったりとかですね。もちろんみんな健康になって、会話のきっかけ作りになったりとか、すごい企業的にもいいですなかね。

マコ社長なかなかコミュニケーションが取れないじゃないですか。でもそういうきっかけの1つがあると会社の全体的な士気も上がりますし、いいことだらけですね。

経営と子育てをする中で大変だったことは?


マコ社長まい社長は、2人の男の子のお母さんでもいらっしゃいますが、経営と子育てを両立する中で1番大変なことは何がありますか?

まい社長仕事であったり経営ももちろん大変であるんですけど、それよりかは子育ての方が個人的には大変だな、っていうのを感じています。というとやっぱり読めないですよね。1人でやっぱり自分と違うですね、生き物がやっぱりいるわけで、それぞれの意思を持って自分の思い通りにこう動いてくれるわけではないので、やっぱりそこに本人がやる気を持ってお互いにこういい気持ちで動けるような時間であったりですね、作るのが子育ては大変だなと。でもそれはやっぱり仕事にもすごい活きてくることではあるので、子育てでやっているベースがすごい仕事であったり経営にも活きてくるな、というのは感じますね。

マコ社長2人の男の子を育てて、そして会社も一生懸命経営して、とっても大変だと思います。

まい社長まこ社長は先輩なので…!

マコ社長でも、それが仕事にまた反映されることとか、それをプラスに転換もできたり色々するのでいろんな刺激が子供からもらえて、またそれが仕事に活きればいいかな、とは私は思いました。

まい社長本当に子供が幸せでいてくれることがすごい自分の活力になりますし、そこでうまくいかないことも含めて自分がまだまだこの面が足りないなとか 色々気付くきっかけにもなるのですごい色々教えてもらってるし、自分の原動力になっているな、という意味では本当に子供には感謝ですね。

マコ社長すごい、反抗期がすごいから…(笑)

「トラヘル」のこれからについて

マコ社長これからトラヘルをどんな風に成長させていきたいという風に考えていますか?

まい社長ただ運動プログラムを提供するだけではなくて、パフォーマンス的な健康経営だったり、そこに落とし込んだ結果を出すことがやっぱり大事なので、そこをやっぱり意識してやっていきたいなと思います。

マコ社長やっぱり結局人間って本当に健康が第1になるので、体が病気になったりすると仕事もできないし、家庭にも影響が出るし、元の部分をサポートして皆さんが長く仕事ができて、という所が大事ですよね。

まい社長本当に大事ですね。

視聴者の方々にメッセージ

マコ社長それでは最後に、トラック女子通信チャンネルをご覧の皆様、そしてまい社長のように起業したい女性や業界の方たちにメッセージをお願いいたします。

まい社長運送業界の方々に関しては、なかなか厳しい経営環境の中でも一生懸命経営してらっしゃる中小企業の経営者の方が多いので、少しでもお役に立てるように私も今後精進していきたいなと思ってます。

これから起業したい方々に関しては、いい意味で「自分が主役」と思ってですね、自分がこう「何でも描いていけるんだ」という風に思いながら、楽しみながらですね、人生を創っていくという所を私も意識はしているので、少しでもそれを背中で私も見せられるように頑張りますので全力応援していおります。よろしくお願いします。

マコ社長本日は合同会社 H&L 代表取締役花まいか社長に素晴らしいお話を伺いました。まい社長、本日はありがとうございました!

まい社長ありがとうございました!

最後までご視聴いただきありがとうございます。
チャンネル登録や高評価よろしくお願いいたします。
それでは皆様、また次回もお楽しみに!

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佐野 妹花 様

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第4回 「運送業界に新風!女性社長が挑むドライバー健康サポートの最前線とは!?」~対談~

合同会社H&L 代表取締役  佐野 妹花 様

日本女子体育大学大学院スポーツ科学科にて「女性のリプロダクティブ・ヘルツ/ライツ、well-being」について研究。卒業後、中小企業向けの教育・セミナー・コンサルティング会社で13年間勤め、トータル約1,000企業を担当し、人材育成のお困りごと解決へと取り組む中、次男育休中に独立を決意。現在は個人事業1つ、2法人経営。個人・法人の心身、社会的にも健康な状態(well-being)の支援に務める。プライベートでは、男の子2児の母。

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