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対談

㈱サンユーさいたま 取締役
青木 真一 様

マコ社長

第2回 「トラック業界は夢がある|サンユーさいたまの今、商売の極意とは?」~対談~

㈱サンユーさいたま 取締役
青木 真一 様

マコ社長

マコ社長

2回目のゲストは、今年創立50周年を迎え、主に中古・新車トラック(商用車)や乗用車の整備から仕入れ販売(コンシェルジュサービス)、車検や板金のメンテナンス、買取、保険、レンタルリースなどのトータルサービスを提供している「株式会社サンユーさいたま」取締役の青木 真一 様にご登場いただきました。 今回の対談では、青木社長の過去から現在に至るまで、社員のリアルな声を聞いていきます。さらに、一発逆転できるトラック業界の魅力についてもお話いただきました。
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青木 真一 様

マコ社長

第2回 「トラック業界は夢がある|サンユーさいたまの今、商売の極意とは?」~対談~

トラック女子通信チャンネルをご覧の皆さん、「おつトラ!」トラック女子通信の田中晶子です。
第2回目今回のゲストは、設立50周年を迎えトータルサービスを提供する「サンユーさいたま」の取締役 青木 真一さんにお話を伺いに来ました。

株式会社サンユーさいたまについて

マコ社長青木さん、本日は忙しい中ありがとうございます。

青木さん :よろしくお願いします。

マコ社長よろしくお願いします。では、簡単に青木さんの自己紹介と御社についてお話ししていただいてもよろしいですか?

青木さん :株式会社 サンユーさいたま の青木です。よろしくお願いします。当社は、昭和50年3月に「サンユー自動車」として創立いたしまして、平成18年3月に分社、同9月に「サンユーさいたま」としてスタートしました。お客様第1主義の地域密着型トータルカーサービスの会社です。今年創立50周年ですね。

マコ社長創立50周年、ピーを入れてもらいたいんですけれども、私(自主規制)なんです。サンユーさんと一緒なので生い立ちが(笑)

青木さん :最初にあった頃、もっと若かった(笑)

マコ社長あっというまに年取りました(笑)

青木さん :いいじゃないですか。バイタリティ溢れてて。

マコ社長 :ありがとうございます。

青木さん :女性でここまで。

マコ社長 :そうですね、なかなかトラック業界に女性の方がいらっしゃらないので、自分の居場所がいまだにそうなんですけど、なかなか・・・。

青木さん :そんなこともないと思いますけど・・・!

青木社長がトラック業界に携わるきっかけ

マコ社長この業界に携わるきっかけについてお話していただいてもよろしいですか?

青木社長 : ベタですけど、単純に車好きですね。僕らの時代、男の子はみんな車がないと生きていけないみたいな時代ですから。たまたまちょっと自分の車ぶつけちゃって、「安く直す方法はないかな」みたいなところで、板金塗装の会社に入って、そんな感じで現在までですね。

マコ社長 :取締役になるまでのキャリアについて、どういう形で取締役まで登り詰めたんですか?

青木さん : 登り詰めたというよりは、御鉢が回ってきた、みたいな感じですね。サービス上がりだったんですけど展示場をやる人が退社しちゃいまして、「展示場どうするのかな」と思って見てたら目が合ってしまって。「お前やれ」と。営業等で経験まったくなかったんですけど、1週間後には店を任されるという状態で。お客さんに恵まれてて、とんとん拍子に今のポジションまであがってきたという感じですね。

マコ社長 :最初のきっかけからして、やっぱり巡り合わせというか運がいいというか?

青木さん : そうですね。僕が頑張ったというよりは、取引させていただいたお客さんがトラックをいっぱい買っていただいたので、その結果が自分に跳ね返ってきて、今のポジションっていう感じですね。

サンユーさいたまが注力している分野

マコ社長 : さまざまな事業展開をされていると思うんですけれども、注力されてるいるものってありますか?

青木さん :整備がほぼ主体なので、新規のお客さま獲得と販売・買取ですかね。先代の社長の時は、整備から販売、だったんですよ。

マコ社長 :そうなんですか。

青木さん :どこも整備って付き合っているじゃないですか。なかなか整備から(新規顧客)を取りづらいんですよね。きっかけがやっぱり、トラックが欲しいお客さんが展示場なり「トラックやってるよ」っていうお話で整備してください、っていうことで、徐々にそこで使ってる車を少しずつ引き抜くという形ですね。

マコ社長そうなんですね。先代の社長は、逆の発想だったんですね。

青木さん : 当時は、そんなに車をまだ持っていないんだと思うんですよ。「整備からどうですか」ということで、お客さんと密な関係を作ったのちに、「販売」。我々みたいな身近な車屋に頼む、販売から整備に繋がるといった感じですね。

マコ社長 :ディーラーさんに足が遠のくのは、どういう理由があるんですか?

青木さん : 敷居が高いんじゃないですかね。なかなか断りづらい、ガツガツ来られる。お客さんが言うのは、担当がよく変わっちゃう。

マコ社長 :そうなんですか、担当が辞められちゃう?

青木さん : 転勤や移動ですよね。せっかく仲良くなって細かいことも言えるようになったのに、転勤しちゃうことが多いので、うちみたいなとこだと長くやっているので。

マコ社長 :そうですよね。

青木さん :付き合いやすい。

今までの苦労や黒歴史は?

マコ社長 :青木さんが今まで業務で苦労したこととか、黒歴史などありますか

青木さん :まぁ、黒(歴史)は・・・

マコ社長 :いっぱいありそうですね(笑)

青木さん :いっぱいありますね(笑)1週間後に展示場の店長やれ、と。しかも部長付けですから。見積もりも作ったことないし、買取も査定もまったく分からない状態でたった1人で展示場任されて、お客さん来ると見積もり作れないんです。パソコンもほとんど使ったことないんで。1番最初の頃は、展示にいたくないっていう。

マコ社長 :お客さんが来るから?

青木さん  :夕方帰るじゃないですか、困ったなと思いながら肩書きはついてますけど。やったことないってお客さんに正直に話して、で待ってくれよ、って言って。もう1時間、2時間待ってもらって、見積書を一生懸命作って。

マコ社長 :見積書を作るのに、1時間かかったんですか?

青木さん  :全然わかんないですから、思考錯誤しながら。そこから始まって。黒歴史と言っちゃあ、今のこの撮影が将来的に黒歴史になるかもしれないんですけど(笑)話せば長いけどいっぱいありますよね。

一発逆転できる中古トラック業界の魅力

マコ社長 :青木さんが感じるトラック業界の魅力は、どんなところがありますか?

青木さん :「一発逆転ができる」従業員さんでも経営者としても独立するにしても、一発逆転が可能な業界ですね。

マコ社長 :意外と夢のある業界。

青木さん  :そうですね、僕自体が、サービスから上がって、今このポジションにいますから。ジャンプアップ可能な業界ではありますよね。これ乗用車だとなかなか難しいかなと思うんですよ。例えば、複数台って、なかなかないじゃないですか、乗用車で。トラックだと、4トン車の受注28台が1回でありますから。

マコ社長 :1回で28台!?

青木さん :新車の発注ですね。それをやりきれた時の達成感。その月は業績トップになりますから。そういうジャンプが可能な業界ですね。社長自体がそれをよく分かってるんじゃないですか?

マコ社長 :28台の受注いただくって、かなりの精神的プレッシャーではないですか?

青木さん :まぁ10キロ痩せますよ。会社来るまでの4、500m手前で、ちょっと嗚咽でてきますよね、毎日収まるまでですよ。魅力でもあるし、難しいことでもありますね。

マコ社長 :モチベーションが下がることとか、なさそうですよね。

青木さん :モチベーション上がることもそんなにはないんですけど(笑)でも今、孫がいるのでそこでモチベーション回復みたいなことはありますね。

マコ社長 :かわいいですよね。

青木さん :どうしても財布の紐がゆるんじゃう。なんかあればじぃじに買ってもらう、親が連れてくるんで。

マコ社長 :どこの家庭もそうですよね(笑)

【社員紹介】活躍中のサンユーさいたま篠塚さん

トラック女子 Pick Up!


このコーナーでは、トラック業界で活躍する社員の方々を紹介するコーナーです。今回は、サンユーさいたまさんで活躍されております篠塚さんをご紹介いたします。

マコ社長 :それでは、篠塚さんよろしくお願いいたします。こんにちは。

篠塚さん :こんにちは。はじめまして。

マコ社長 :はじめまして。それでは、ちょっといくつかご質問させていただきたいと思います。篠塚さんは、サンユーさいたまさんで働いて何年目になりますか?

篠塚さん :6年ですかね。

マコ社長 :実際に、上司の青木さんとのエピソードで面白いエピソードとか?

篠塚さん :褒めたほうがいいですかね?(笑)

マコ社長 :大丈夫です。なんでも。

篠塚さん :トラックが壊れて、専門のところに見せに行ったら、すごい高額な修理がかかると。「(青木さんが)見に行くわ」と、専門業者の人に対して、「ここはこうした方がいいよ」って言ったら、「これだったらもっと安くなりますね」っていう。知識的なもので、全然及ばないなっていうのは感じて、この人についていけば色々教えてもらえるんだなっていうのは思いましたね。

マコ社長 :すごい良いエピソードですね。

青木さん :ゴマすってる(笑)

篠塚さん :ボーナス査定に(笑)

マコ社長 :これは、ボーナス査定にアップですね。

青木さん :やらかしちゃった話の方が面白いのに。

マコ社長 :それはそれで聞いてみたい(笑)この場を借りて青木さんに物申したいこと、ってありますか?

篠塚さん :もうね、質問聞いてて思ったんですけど、せっかちなんで言われるんです。これやっとけ、あれやっとけって言われるんですけど、それを最優先事項にしないと突っつかれるんですよ。「俺のまだ?俺のまだ?」って。そこをもうちょっと抑えていただければなっていう。(笑)私も他のお客さんのでやることもあったりするんですけど、それを押しのけてでも自分のやらないとっていうところがあるので、ちょっとそこだけゆるくしていただければなとは思います。

マコ社長 :ということなんですけれども。

青木さん:今後気をつけます。(笑)

篠塚さん :すいません。ありがとうございます(笑)

マコ社長 :もし減らないようだったら、またこの動画を見せて頂ければ。

篠塚さんそうですね、そうします。

マコ社長本日は、篠塚様ありがとうござました。

サンユーさいたまの展望(今後のビジョン)

マコ社長 :御社の今後のビジョンとか目標に掲げているものとかを教えていただければと思います。

青木さん :「商売繁盛のお手伝い」のプロ集団であり続け、子供たちの住みやすい車社会に貢献し、人間味豊かな企業を目指す、というのがビジョンです。どう車社会にを貢献していくか、ですね。

マコ社長 :これから少しずつそのビジョンが形になっていく?

青木さん :そうですね、社員一丸となってやっていければ、この先、業界で生き残っていけるのかなと思います

マコ社長 :最後に、トラック女子通信をご覧の皆様や中古トラック業界に関わる方々にメッセージをお願いいたします。

青木社長はい、景気に左右されずに、皆さん頑張っていきましょう。業界的には、まだまだ安定してるのかなとは思いますけど、でもその先に暗い闇が見えるかな、ちょっと怖いなってところも。

マコ社長 :そうですね、お互い切磋琢磨しながら頑張っていければと思います。

青木さん :よろしくお願いします。

マコ社長 :本日は、サンユーさいたま取締役 青木さんに素晴らしいお話をお伺いいたしました。青木さん、本日はありがとうございました。

青木さん :ありがとうございました。

最後までご視聴いただきありがとうございます。
チャンネル登録や高評価よろしくお願いいたします。
それでは、皆様次回までお楽しみに!

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青木 真一 様

マコ社長

第2回 「トラック業界は夢がある|サンユーさいたまの今、商売の極意とは?」~対談~

㈱サンユーさいたま 取締役  青木 真一 様

埼玉県川口市出身。平成10年(株)サンユー入社(サービス)、平成18年(株)アートオート入社(営業)、平成21年(株)サンユーさいたま入社(営業部長)、平成28年9月 取締役常務に就任、平成29年9月 取締役副社長に就任し現在に至る。

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